65オヤジのスタイルブック

ドラマに見る緊張感

ここ数日の猛暑日にに合せるかのように、夏枠のドラマが熱いです。

個人的には、先日の日曜劇場「半沢直樹」と「救命病棟24時」の初回が好印象でした。とりわけ2時間ドラマで初回をスタートした「半沢直樹」は、高視聴率をマークしドラマ好きの僕としては見逃せないドラマになりました。

型破りの銀行マンが主役のこのドラマ。主役の堺雅人の笑わない目と個性的な主役をはれる出演者がずらりと脇を固め、しかも下町ロケットの池井戸潤の原作を基に脚本化され、内容的にも濃いです。

僕の好きな「救命病棟24時」もキャスティングを変化させることにより、シリーズのマンネリを打破しています。

常々、ドラマには、作り手と観る側に適度が緊張感が必要で、それがヒットの要因になっていると考えています。

日常を描くドラマであっても、非日常や非常識な部分があることで、適度な緊張感が生れて初めてドラマの良さが出てくると思います。

2時間前後で完結する映画と違い、連続ドラマは適度な緊張感が次の回へと視聴者を導く。適度な緊張感の連続が重要に思うのです。

リアルな日常やマンガのカーボンコピー的脚本では、多様化する娯楽時代でドラマは生き残っていけません。

視聴者はドラマに緊張感を求めていると確信しています。


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