65オヤジのスタイルブック

ドラマ怪物

先日スペシャルドラマの怪物を録画して、ようやく視聴を完了しました。向井理と佐藤浩市の競演とあって興味深い作品でした。

殺人現場を臭いで感知する能力を持つ佐藤浩市演じる刑事香西と日本環境ラボタトリ研究所の研究員向井演じる真崎と未解決事件に関わる多部未華子演じる藤井寺の三人がひとつの糸で結びつき怪物となる内容です。

DNAまでも消し去ってしまう有機物処理機械により殺人が繰り返す怪物真崎。少女殺人事件の犯人である国会議員候補堂島を犯行を白状させるために、少女時代、堂島に性的暴行を受けた藤井寺と香西は共謀し堂島を事故死させていまいます。

彼女を巻き込んでしまった罪の意識から、真崎に死体の処理を依頼。そのことで彼の犯行が闇の中に。しかし、藤井寺と真崎の関係が親密になり、香西はいつしか彼女に好意を抱き、真崎の犯行を暴き出すとします。

実際には有機処理機械は存在しないのですが、環境処理の装置のため現実のものに思え、ドラマの中に入り込んでしまいました。そしてラストの思わぬ展開に少々拍子抜けの感はありますが、向井の静かな狂気と佐藤の苛立ちと不安が、このドラマに緊迫感を与えていたのがとても印象的でした。


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