先ずは、写真の野菜はるさめスープを観てください。三人分はある数種の野菜がたっぷりのボリュームあふれる一品。野菜の旨味を生かしたヘルシーな味付けに心奪われました。
先日神戸を訪れた際にみつけた、小さな中華料理店「同源」は、オーナーシェフ銭明健氏が腕をふるうヌーベルシノワのお店として地元では有名なお店でした。
カニあんかけチャーハン。パラパラの米と白身だけを使ったメレンゲ風のあんが優しい味。
四川麻婆豆腐は、独特の風味と辛味のバランスが絶妙。この種の食事は個人的に胃が持たれるのですが、食後にその感触が無かったのははじめての経験でした。
前菜とデザート。すね肉のデミグラソースの煮込み。温泉卵の相性も抜群でした。季節の果実と漢方のジュレとかんぽうベリーソーダは、食後にぜひオススメです。
中華の名店でも、うまみ調味料を駆使するお店が多い中、ここは漢方と野菜や肉の旨味を生かしたメニューが数多い。ヌーベルシノワの名にふさわしいお店です。
7月から日曜定休になるので観光ついでのお食事は難しいですが、前日の神戸散策の際にぜひ訪れていただきたいお店です。