シリーズ21作目、ダニエル・クレイグ最後のボンド最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」を初日に観てきましたので感想と感謝を込めてお送りします。
007シリーズは僕の子供の頃はショーン・コネリーボンドをお茶の間で刷り込まれるように公開されてきたので、その後の歴代ボンドにはシリーズは観ていてもあまり興味を持てなかったのですが、2006年にダニエル・クレイグをボンドを演じたことで僕の中の最高ボンドとして釘付けになりました。コロナの影響でかなりの時間を経過し、今回の作品が彼の最後のボンドとなるので、その雄姿を脳裏に刻むべく臨みました。
現役を退きジャマイカで暮らすボンドの元にCIAの旧友がたずねます。科学研究所から科学者たちと共に持ち出された細菌兵器を取り戻す任務を受けます。そこにはかつての恋人だったマドレーヌが関わっていて、マドレーヌと過去が徐々にあぶり出されていきます。さらに、そには今回の事件の主犯が関係しているという絡みあいが。
ボンドの過去と複雑に絡み合いながら、過去のアクションシーンを彷彿とさせるような様々なシーンの連続は最後にふさわしい演出でさらに彼が愛した二人の女性の存在との関係もおもしろいです。
とにかくラストにふさわしい演出とダニエル・クレイグ最後のボンドに目を離さず見届けてほしいです。
ありがとうボンド、さようなら最高のボンド、ダニエル・クレイグ。