65オヤジのスタイルブック

DVD アウトレイジ 最終章

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映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は北野武監督のアウトレイジ 最終章です。

北野武監督作品は、デビューからバイオレンス作品に人気が高く、シリーズ作品のアウトレイジも、ヤクザ映画のニューウエーブとして人気を博してきました。そのアウトレイジも今回が最終章。映画館で見逃してようやく観賞しました。

今回の全員悪役の路線を踏襲しながら、国内抗争から、今回は日韓フィクサー対花菱会、さらに花菱会の内部抗争まで加えた全員暴走のキャッチフレーズにふさわしい幕切れとなりました。

今回は前作のアウトレイジビヨンドの続編で、韓国の済州島で日韓フィクサーの元で用心棒として働いていたビートたけし演じる大友が、花菱会のピエール瀧演じる花田組に仲間が殺害されたことを発端に、花菱会と殴り込みをかけるという内容です。

単純明快ながら、抗争が発展していく過程がおもしろく、納得がいく展開です。それぞれの思惑が絡む騙し合いの世界の中で、大友だけが、その本質を見抜き手玉に取りながら、仁義を貫いていく形がアウトレイジらしい新しさ。そして、ラストも誰もが納得の最終章にふさわしいものでした。

アウトレイジの完結で、北野監督の次への展開がわかりにくいですが、しばらくは、独立騒動もあって新作はまだ先かなと思いますが、ニューバイオレンスの作品も観てみたいなと思います。


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