あげちうのブロマガ

「ペンネーム」という財産と枷

作家が、金銭的に窮乏した、場合の選択として普通だ。

ただ、”それ”が、自分のペンネームにさえ?というと、レアな話ではある。

ちょっと、自分も自衛の必要が出てきた気はする。

「貸してるモノ」に集中する不満?の矛先は、運用主ではなく「貸してる側にある」訳だ。「ガンダムってそんな面白いか?」その意見は何処を足場にしているか?としても、それでも”それ”は、結局は「機動戦士ガンダム」それに向いている。理不尽ではあるが、そういう物だと言えば、そう。

そういう視点で、一つの可能性ではある。貸してるペンネームが、その先でどんな扱いを受けているか。

「それは違法なのか?」も含め、少し考える必要はある。


その作家(ここは仮にPNとする)は、結局は金銭難に陥った。自身の何とか出版した作品の著作権も結論では質に入れる事になったが、無理してアニメ化した結果として発生した負債は、それでも足りなかった。「他には?」詰め寄られた先で、結局は自身の「ペンネーム」それもまた、売る事になった。

結果、この作家は自身のペンネームを、その売ってしまった側の意向でしか使えなくなった、訳だ。

幸いというべきかこの結果、この作家は出すネタの殆どをダメ出しされるようにはなる。もともと、実際は些細な過失、「採用が確定していた競合相手を、難癖付けて不採用にした」経緯があり、”それ”を肯定する作品しか書けなくなっていた結果での不人気、そして現状ではある。当初はギャグ的な評価で人気が出てしまったが…次第にそれは笑えなくなっていった、彼には真実だったわけだが、結果で現状に至っていた。

彼のペンネームを買い取った側はしばらく、ネタを提出されても、売れそうもないと判断して却下していた。結果、相手の経済状態は著しく悪化していて。

最終的に、彼は職替えを断行する事になる、政治家への転身。

当選するにしろしないにしろ、貸してる側にしたら、否定する理由は薄くなっていた、かもしれない。相手は、既に行き詰まっている、なら結果はどうあれそれはそれで一つの帰結ではあり。という事で許諾、立候補、という事にはなる、が。

始まってしばらくして、名前を貸してる側は違和感に陥った。言葉にすれば「何してんの?」そんな感じ。奇妙な否定感、違和感?「馬鹿じゃないの?」そういう物に苛まれていく。自身の側には明確な面倒は起きていないのに、不眠症的になっていくとか…精神面に不可解な不定が発生していた。

不意に気づくと、先の元作家、それは街宣カーで選挙活動をしていた。しかし明確にか、公約は「金持ちからもっと金を取るべきだ!」それに、終始していた。さらに、ペンネームの使用を許可する結果で発生する「今までの作品」その使用許諾もほぼ悪用というか、おおよそ選挙活動とは程遠い、アニメショップの「のぼり」の様な有様に成っていて。見てる人々も苦笑というか、何か言いたそうな、複雑な顔をしていた。

人々の陰口が、不意に聞こえた。

「あのPNって人、誰?」

不意に気づいた、その名前の所有者は自分なのだ。その名前への批判が、自分に向いていた。


”これ”は、作家側の、意図的な「攻撃」か否か?ではある。自身に集中する「不満」は、そのまま”ペンネームの所有者に向いた”批判になってる訳だ。ペンネームが他者に移動してないなら問題にならない”これ”はでも、「使用を許諾した」側の責任、なぜかというか、そういう面も見せていく事になった、訳だが。

貸してる側にすると、この時、「当選」はあまり、期待されない結果ではある、その不満の偏向が何時までも続く事を意味する。しかし?彼の今までの悪行と言えるそれは総じて、そのPNへ向いているのだ、気づくとそれら全てが、貸してる側に集中している事になる。

理不尽ではある。

「大衆は神である」それはこの時、どんな神判をするのだろう。

何だか、疲労感のある近状ではある。

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