石平さんと福島香織さんの「中国人がタブーにする中国経済の真実」という本を読みました📕
気になったところや共感したところをまとめました✏️
最初は、鬱についてです。
今、中国の社会問題といえば鬱の増加だそうです。
中国はそういうイメージがなかったので、すごく意外でした。
この本は2012年ですが、最近の記事を調べたら生徒の鬱と自殺未遂が増加という記事がありました。
2011年10月23日の工人日報の記事によれば、「職業人間」つまり日本のサラリーマンにあたる人に焦燥感のようなものを抱く人が多く、鬱の人が約5割いると報じていたそうです。
次は、いじめについてです。
一般的に中国人は楽天的で陽気の人が多いですが、最近の人はそうではないといいます。
しかも中国についていえばこの数十年、経済成長を続け、生活は昔より良くなっているにもかかわらず、精神的な病にかかる人が増えているみたいです。
日本より中国のほうが職場や学校のいじめが少ないという人がいますが、現実に中国ではいじめがとても多いし、差別も強烈でお金やコネがないと人一倍、苦労する社会でもあるそうです。
中国当局は自殺に関する統計を出さなくなったみたいですが、あまりにも多いからだそうです。
最後は、日本についてです。
日本人は日本のことをあまり知りません。
だから外国人に日本について批判されると、言うことを鵜呑みにしてしまう。
根拠のないことでも信じてしまうのです。
ちょっと自分で日本について勉強すれば、それくらい難しい話ではありませんと書いていましたが、その通りだと思いました。
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