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2021/03/19

2021-03-19 09:01:00 | 日記
「武漢ウイルスと習近平帝国2020」という本を読みました📕

長くなりそうなので、いくつかに分けて書きたいと思います。

よく「中国の隠蔽」という言葉を耳にしますが、会う人に「中国が何を隠蔽したのかご存知ですか」と質問してもよくわかっていない人が多いそうです。

隠蔽というと武漢ウイルスのことを報道しないように規制をするイメージですが、そうではなく1月はじめにCCTV(中国中央電視台)は武漢で謎の肺炎が発生していることを全国放送しています。
つまり、肺炎そのものを隠蔽しているわけではないそうです。

ポイントは、そのときのCCTVの報道で発生場所が武漢市内の「華南海鮮卸売市場」であることが強く印象づけられていることにあります。

「武漢病毒研究所」から目を逸らすために、華南海鮮市場に無理やり人々の目を向けさせている可能性が高いと書いていました。


次は、厚労省についてです。

「厚労省の官僚自身が国民の命を守るということを意識していません。厚労省設置法を読んでも国民の命を守るという言葉はどこにも出てきませんから、彼らにとっては天下り先である製薬業界を守ることが最も大事で、国民の命など関係がないのです。
官僚は言われたことは忠実にこなすので、その点の能力はありますが使命感や志はない人たちです。打算と出世欲だけで、志など感じません。では、それを正して導くのは誰かと言ったら、それは政治家です」と書いていました。

今回、日本政府の対応は後手後手でしたが安倍政権でなかったらもっとうまくいっていたかというと、そんなことはないと思いますと書いていました。
厚労省設置法に「国民の命を守る」という当たり前のことが書かれていないことが象徴するように国民を守るための国の建て付けそのものが、全然なっていないからです。
1番象徴的なのが憲法9条です。安全保障はアメリカ頼みでいいのだと多くの人が思っている。
そういった国の建て付けの不具合が、今回の対応の後手後手につながった気がしてなりません。
ここをきちんと直さない限り、また同じことが繰り返されると書いていました。

またマスコミもひどかったそうで、政府が緊急事態宣言を出したとき「遅きに失した」と批判していたそうですが、緊急事態宣言を出させまいとしていたのはマスコミだったそうです。

中国に対して日本としては安全保障面からきちんと考えなくてはいけませんが警戒するどころか、経済界は中国にますます擦り寄っていて今回、中国にサプライチェーンを依存しすぎると日本の産業全体が破綻することがわかったそうです。

2020年4月にジェトロが行った中国進出企業へのアンケートで調査に応じた710社の9割が、サプライチェーンや拠点を移す計画はないと答えているみたいです。

この本に書いてありましたが、今が歴史の分岐点だということを政治家も財界人もマスコミも、そして国民一人ひとりも自覚しなくてはいけません



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