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天皇、皇室について 入門編

2021-05-04 09:31:00 | 日記
前に読んだ本とは別の天皇、皇室について書いている本を読みました📕

入門編みたいなので、分からない人でも読みやすいと思います。

私は今まで天皇、皇室についてあまり詳しくありませんでしたし天皇、皇室の本も読んだことがありませんでした。

しかし、小室圭さんやその周りのことで最近いろんなことが出てきていますが、天皇や皇室について勉強した方がいいなと思い、本を読んで勉強することにしました。


まず、国民1人1人をわが子のように愛し、その幸せを祈るのが天皇のあり方です。

天皇と国民の関係が保たれていれば、日本人の精神性や生き方も続いていく。
それが本当に良いものなのかということを考えたとき、今の日本を見ればわかるでしょう。
日本人がつくったものは品質が良いとして高く評価され、日本人への信頼は高いです。
反対に今の日本社会が滅茶苦茶なのであれば、天皇と国民の関係性が悪かったということです。

時間によってしかつくれないものでも、壊すのは一瞬にしてできます。
壊したら元に戻すまで同じだけの時間を要します。
時間によって担保された正統性とは、日本人にとっての目に見えない財産であるということを日本人は改めて認識しなければなりません。

次は特に大事なところだと思いました。
日本のような歴史のある国は伝統が当たり前になってしまっているのですが、伝統とは民族にとっての無形の財産であるということを知る必要があります。
お金には換算できない目に見えない財産を持っている。
その財産を一瞬にしてドブに捨てようとしている行為が、女系天皇容認論なのです。

信用と正統性(時間)はリンクします。
二千年の伝統に裏付けられた天皇とはまさしく時間そのものです。
国民が天皇を敬愛するのは人柄だけではなく、その背後に正統性(時間)があるからです。
日本人は時間こそ間違いがないと考える。
天皇をなくすというのは、時間という信用を社会から消し去る行為になるのです。
信用がなくなれば、自分中心の世の中になるでしょう。

二千年続いているということは理屈を超越します。
時間により勝ち得た究極の信頼が正統性になるのです。

一つの王朝が二千年も続いた例は日本以外にはないそうです。
日本の次に古い王室といわれるデンマークは西暦の九三六年頃に始まったとされています。

九三六年といえば第六一代朱雀天皇の頃です。
少なく見積もっても日本はデンマークより約千年古いことになります。
世界で断トツに古い歴史をもつ国が日本なのです。



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