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1泊のバス旅行、一日目の観光は郡上八幡だけでしたが、二日目は3か所の名所に行くこととなっています。
ホテルを八時に出発して、まずは白川郷、続いて飛騨高山、それから上高地に行き、帰路につくという旅程です。
上高地は山登りをしていた若き日に何度も訪れていますが、山に登るときは上高地は通過地点、あまりゆっくり観光したことはありませんでした。子どもが小学生のころに北アルプスを見せたくて、そして憧れの上高地帝国ホテルに泊まりたくて、家族で旅行に来たことがあります。感激していたのは親ばかり、子どもには上高地帝国ホテルの素敵さはまだわからなかったみたいでした。
白川郷は、観光客がいっぱい、世界遺産に指定されたので、たくさんの人が訪れるようです。またぐるりと歩いて観光できるので、バスで来て、指定された時間内で見てさっと帰るということができやすいのかもしれませんね。
日本の秋はきれいですね。田んぼの稲の黄色が鮮やかです。
白川郷の特徴のある三角屋根が見えてきました。
季節はちょうどコスモスの花の時期、家々の周りにたくさん咲いています。
一番有名な前田家というお宅を見学させてもらいました。
二階に上がるとお蚕の仕事場があります。ここで代々長い年月を働いて暮らしてきた前田家の息吹が伝わってきます。
いろいろなお道具も残っています。いずれもどっしりとして白川郷の農家の力強さにあふれています。
家々を歩く途中もきれいな水路があり、日本は水と稲作の国だなと改めて思います。この風土がどうか少しでも長く後世に残されていくよう、私たちの世代の責任は重いのではないでしょうか?
稲の取り入れも終わっていて、稲を乾燥させるためのはさがけがあちこちに見られます。
雪の季節にきたら、さらに幻想的な素敵な風景なのでしょうね。
雪の山形・銀山温泉、ライトアップされた雪の白川郷、そして鶴田浩二主演の映画「いのち札」の舞台、冬の直江津・日本海というのが、私の行きたい「寒いところベスト3」です。いつか行けるかな?
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