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日本でバレンタイン・デーを祝うようになったのは、いつ頃からだったのでしょうか?
私の若い時はバレンタインを祝う習慣はありませんでした。そういえば、ハロウィンもそうですね。映画の「E・T」を見た時に、アメリカではあのように大人も子どもも仮装して皆で楽しく過ごすのだと初めて知りました。日本で言えば、お盆にあたる行事なのですけれど。
アメリカに留学していた服部さんがハロウィンのときに銃殺されたのは、もっとずっと後の事ですね。「フリーズ」という英語を知ったのもあの事件からでした。
バレンタインはもともとキリスト教の聖バレンタインを悼む日だったらしいですが、西洋ではカードや花を贈りあったりするとのこと。日本にバレンタインデーを持ち込むときに、うまくチョコレート会社がカップルやまだ告白できないでいる女性から男性に愛をつたえる手段としてチョコレートを贈るということにしたようです。
ヨーロッパに比べて、それまでの日本ではチョコレートは子ども用のお菓子、大人が、しかも男性が食べるものではなかったのでしょう。
初めてパリに行ったとき、もう40年以上前になりますが、パリに住む知人から美味しいチョコレート店につれていってもらい、その値段の高さにびっくりしたのを覚えています。
チョコレートの本当の美味しさはまだ子供には分からないから、フランスでは本当に美味しいチョコレートは大人が食べ、子どもには食べさせないとかいう話も聞きました。
今は日本のどこでも美味しい、しかも高いチョコレートが買えて食べることができますね。ショコラティエというのでしょうか、チョコレート作り専門の職人さんが日本でも出てきて、日本独自のチョコレートも作られるようになりました。
バレンタイン・デーも一時の誰もかれも2月14日はチョコレートをあげたり、もらったりという喧騒は減りましたが、しっかりと日本の中の一つの行事として根付いた感じがします。
私の好きなバームクーヘンのお店、近江八幡にある「たねや」さんで、バレンタイン・デー仕様のバームクーヘンを売り出していました。去年は買いたいと思ったときはもう売り切れ、今年は忘れずに早めに予約しようと思っていました。
美味しそうです。この時期しか作らないらしいので、我が家用に購入したものを大事に食べています。一切れに切り分けて、レンジで温めると真ん中のチョコレートが溶けて流れてきて、見た目からも本当に美味しそう、この季節は太るなんて気にせず、食べてしまいます。
たねやさんからはこんな可愛らしいバレンタイン・ケーキも売り出されています。来年はこちらを買ってみようかしら。
ラムパパは、知り合いから戴いた六花亭のチョコレートが気に入り、美味しい、美味しいと食べています。これもなかなかのお味です。
本当に日本のチョコレート、レベルが高くなりましたね。でも私は、昔からある日本のお菓子メーカーのチョコレートも好きですよ。バッカスチョコレートとかラミーチョコレート、「おでこにキッス」のルックチョコレート(昔の人しか知らないですね、あのCM大好きでした)、アーモンドチョコレートも・・・ ニキビができる年ごろではないので安心して食べようかしら?
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