引き続き、八丈島の旅覚えの雑文、1月4日分です。
昨夜(3日)は期待していた星空は雲が多くなり、見られませんでした。
お天気なら満天の星が見えるそうです。残念です。またの機会に?行けるかな。
朝はまだ曇り空でしたが、なんとか傘をささずに観光できそうです。まずは息子の第一希望、八丈島歴史民俗資料館の見学に車で向かいます。
資料館はこじんまりとはしていますが、なかなか内容の濃い展示が多く、1時間くらいと思っていたら、ゆっくり見ているとどんどん時間が過ぎていきます。

源為朝の伝説や宇喜多秀家をはじめ流人に関する記述や資料は面白く、また伊豆諸島といっても八丈島は気候や風習など奄美諸島との類似点が多く、黒潮の流れに乗って小さな船でたどり着いた人や文化が八丈島でさまざまに花開いたのかもしれません。黄八丈の美しさ、島焼酎のおいしさ、21世紀にもその恩恵をうけています。

続いて宇喜多秀家と豪姫の像を見に行きました。南原千畳岩海岸に海に向かって二人の像が並んでいます。

史実ではこうして並んで海を眺めたことはないのですが、心ではきっとこのような場面があったのではないでしょうか?

二人の像が見つめている海のかなたには、なにがあるのでしょう。グーグルマップで調べると二人の視線の先はかつての領地、岡山の地がありました。生まれ育ち、自分が治めていた備前岡山の地がこの海のかなたにある、しかし二度とその地を踏むことはあるまい。歴史の敗者となった宇喜多秀家の思いが伝わってくる風景でした。

いろいろ見学しているとあっという間に昼食時間、八丈島で有名な<島寿司>を食べようと「あそこ寿司」という店を訪ね、江戸前寿司と島寿司の両方を注文してみました。新鮮なねたでとてもおいしかったです。団体の予約も入っているようで、お店は忙しそうでした。
途中の道々には、ハイビスカスの花が咲き、本当に今は1月なのかしらと思ってしまいますが、夏の時期には、もっともっと大きなハイビスカスの花が咲くそうです。

午後はホテルでゆっくりしたいというラム姉を送り、私たちは温泉に入りに行きました。いくつもある温泉のなかで選んだのは「みはらしの湯」という太平洋が見える露天風呂があるところにしました。
ただし、その露天風呂は偶数日と奇数日で男湯女湯が入れ替わるとのこと。さて今日はどちらが景色のいい露天風呂に入れることでしょう?
私が当たりました。ばっちりきれいな海が見え、ゆっくり入っていれば夕日も見えそうです。奥の男湯を覗くと一応露天風呂もあるようです。景色は若干見にくいでしょうけど、露天風呂からは海も見えるだろうし、ラムパパと息子も満足して入っていることだろうと思い、私は夕日を優雅に堪能してお風呂を出ました。

畳敷きのお休み所で待ちくたびれた男ども二人、「全然夕日はみえなかったよ」と不満たらたら。露天風呂はあったものの衝立が邪魔して、夕日は見えずさっさと出てきたとのこと。ごめんね、一人で楽しんで。
ホテルへの帰り道は、今まで通っていない島の反対側を通り、登龍峠という景勝地を目指してくねくね道を登って行きました。展望台に出たときはもう暗くなり、町の明かりが美しく輝き、見事な景観です。

今日も一日、八丈島を堪能しました。島は車で一周するのに1時間半くらい、この登龍峠を回ったことで今日で島を一回りしたことになります。
明日はもっとお天気がよさそう。帰りの飛行機も無事に飛びそうです。冬場は風が強く、海も荒れ、船も飛行機も欠航することが多いとのこと。今回は天候に恵まれた旅となりそうです。
昨夜(3日)は期待していた星空は雲が多くなり、見られませんでした。
お天気なら満天の星が見えるそうです。残念です。またの機会に?行けるかな。
朝はまだ曇り空でしたが、なんとか傘をささずに観光できそうです。まずは息子の第一希望、八丈島歴史民俗資料館の見学に車で向かいます。
資料館はこじんまりとはしていますが、なかなか内容の濃い展示が多く、1時間くらいと思っていたら、ゆっくり見ているとどんどん時間が過ぎていきます。

源為朝の伝説や宇喜多秀家をはじめ流人に関する記述や資料は面白く、また伊豆諸島といっても八丈島は気候や風習など奄美諸島との類似点が多く、黒潮の流れに乗って小さな船でたどり着いた人や文化が八丈島でさまざまに花開いたのかもしれません。黄八丈の美しさ、島焼酎のおいしさ、21世紀にもその恩恵をうけています。

続いて宇喜多秀家と豪姫の像を見に行きました。南原千畳岩海岸に海に向かって二人の像が並んでいます。

史実ではこうして並んで海を眺めたことはないのですが、心ではきっとこのような場面があったのではないでしょうか?

二人の像が見つめている海のかなたには、なにがあるのでしょう。グーグルマップで調べると二人の視線の先はかつての領地、岡山の地がありました。生まれ育ち、自分が治めていた備前岡山の地がこの海のかなたにある、しかし二度とその地を踏むことはあるまい。歴史の敗者となった宇喜多秀家の思いが伝わってくる風景でした。

いろいろ見学しているとあっという間に昼食時間、八丈島で有名な<島寿司>を食べようと「あそこ寿司」という店を訪ね、江戸前寿司と島寿司の両方を注文してみました。新鮮なねたでとてもおいしかったです。団体の予約も入っているようで、お店は忙しそうでした。
途中の道々には、ハイビスカスの花が咲き、本当に今は1月なのかしらと思ってしまいますが、夏の時期には、もっともっと大きなハイビスカスの花が咲くそうです。

午後はホテルでゆっくりしたいというラム姉を送り、私たちは温泉に入りに行きました。いくつもある温泉のなかで選んだのは「みはらしの湯」という太平洋が見える露天風呂があるところにしました。
ただし、その露天風呂は偶数日と奇数日で男湯女湯が入れ替わるとのこと。さて今日はどちらが景色のいい露天風呂に入れることでしょう?
私が当たりました。ばっちりきれいな海が見え、ゆっくり入っていれば夕日も見えそうです。奥の男湯を覗くと一応露天風呂もあるようです。景色は若干見にくいでしょうけど、露天風呂からは海も見えるだろうし、ラムパパと息子も満足して入っていることだろうと思い、私は夕日を優雅に堪能してお風呂を出ました。

畳敷きのお休み所で待ちくたびれた男ども二人、「全然夕日はみえなかったよ」と不満たらたら。露天風呂はあったものの衝立が邪魔して、夕日は見えずさっさと出てきたとのこと。ごめんね、一人で楽しんで。
ホテルへの帰り道は、今まで通っていない島の反対側を通り、登龍峠という景勝地を目指してくねくね道を登って行きました。展望台に出たときはもう暗くなり、町の明かりが美しく輝き、見事な景観です。

今日も一日、八丈島を堪能しました。島は車で一周するのに1時間半くらい、この登龍峠を回ったことで今日で島を一回りしたことになります。
明日はもっとお天気がよさそう。帰りの飛行機も無事に飛びそうです。冬場は風が強く、海も荒れ、船も飛行機も欠航することが多いとのこと。今回は天候に恵まれた旅となりそうです。
本当に素晴らしいです。
ありがとうございました。
駄文にお付き合いいただき、ありがとうございます。今年はどこかでぜひお会いしたいです。ラムがおばあちゃんになる前にたくさん遊ばせたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。