藍さん「しょ~こせんせー?」
藍「しょ~こせんせー?」
しょ~こせんせー「あら。おひさしぶ~り~ね。」
藍「そうですか?ところでですね。」
しょ「話題変えるの速いな。」
しょ「で?」
藍「はい。」
藍「ホントはですね。」
しょ「うん。」
藍「今日、しょ~こせんせーには、、、」
藍「もンの凄く!」
藍「ネチネチした愚痴を!」
藍「数時間に渡って!」
藍「、、、」
藍「お聞き頂こうと思ったんですが。」
しょ「おい、、、(;´A`)」
藍「ですが。」
しょ「ですが?」
藍「わたくす」
藍「アホらしくなりましたので」
藍「やめました。」
しょ「おぉ!」
しょ「大人になったな!」
しょ「うむ。」
しょ「良いことだ。」
しょ「ただ、な。」
しょ「未遂に終わったことも言わなければ、もっと良かったんだけどな!」
藍「一言余計ですよ、、、(;´A`)」
藍「でもまぁとにかく、」
藍「やめましたのです。」
藍「なぜなら」
藍「わたくすの、いまのモットーは」
藍「人間関係で悩むことほど、馬鹿なことはない」
藍「、、、」
藍「というものだから、なのです!」
しょ「ほぅ!」
しょ「それはとても良いね。」
しょ「うん。」
しょ「まさにその通りだね。」
藍「はい。」
藍「そして」
藍「わたしが」
藍「私自身につきまして」
藍「常々思っておりましたことなのですが」
藍「わたしという人間は、全てにおきまして」
藍「、、、」
藍「中途半端なのです。」
しょ「分かってたんだ。」
藍「はい。(涙)」
藍「ですから、わたしは」
藍「もっともっと!」
藍「勉強致しまして」
藍「下らない声が自分の耳に届かない、高みまで!」
藍「いつか、、、」
藍「そう」
藍「いつか!」
藍「上り詰めたいと」
藍「心から思っているのです。」
しょ「おう!」
しょ「頑張れ!!頑張れ!!!」
藍「はい!がんばります。」
藍「、、、」
藍「、、、」
藍「、、、」
しょ「ん?」
しょ「どうした?」
藍「いえ、ふと思い出しましたのです。」
藍「、、、」
藍「鬼滅の8巻の一場面です。」
しょ「8巻?どこだろ。」
藍「煉獄さんのお母さんが」
藍「幼い煉獄さんに、、、」
藍「なぜあなたは人よりも強く生まれてきたか、分かりますか?」
藍「と、問いかける。」
藍「こういう場面です。」
しょ「あぁ。あったね。」
藍「はい。」
藍「そして、彼女は」
藍「私は、強く優しい子の母になれて幸せでした、、、」
藍「という言葉を」
藍「煉獄さんに遺すのです。」
しょ「ん。」
藍「、、、」
藍「わたしは、鬼滅の中でもこの場面が本当に好きなのです。、、、」
藍「特に」
藍「天から賜りし力で」
藍「私腹を肥やしてはいけません、、、」
藍「というところです。」
しょ「激しく同意するわ。」
藍「ですよね。」
藍「ところで、この場合の『力』ですが」
藍「武力、という意味だけではなく」
藍「いろんな意味での『力』があるとわたしは思っております。」
しょ「ふむ。」
藍「例えばわたしは」
藍「所謂煉獄さんのようには、強くはありません。」
しょ「む。」
藍「でも、優しさというのも、一種の強さ、とは考えております。」
藍「如何でしょうか?」
しょ「そうだな。」
しょ「その通りだな。」
藍「ありがとうございます。」
藍「、、、」
藍「わたしは、精神的なリンチを受けております。」
藍「比喩ですが、毎秒毎秒、石を投げつけられ続けているようなものです。」
しょ「、、、」
藍「でも、、、」
藍「でも!!!」
しょ「ん?」
藍「わたしは、その血まみれの石を」
藍「一つ一つ拾い上げ」
藍「徹底的に」
藍「磨き上げようと思うのです。」
しょ「、、、?」
藍「そして」
藍「ダイヤモンドにして!」
藍「投げてきた人たちに」
藍「返してあげるのです!、、、」
藍「、、、」
しょ「そうか、、、」
藍「そうなのです。」
藍「それが、わたしという人間の性分、つまり優しさであり、またイコール」
藍「私の強さ、でもあるのです。」
しょ「そうだな、、、」
しょ「、、、」
しょ「うん。そうだ。」
しょ「藍ちゃんらしいな!」
藍「ありがとうございます!」
藍「、、、」
藍「そしてわたしは」
藍「わたしは、、、」
藍「このように考えられるわたし自身が、とても誇らしいのです。」
しょ「ん、、、」
藍「わたしは、、、」
藍「わたしとして生まれてきて良かった!と」
藍「心から、思うのです。、、、」
しょ「そだな!」
藍「ありがとうございます、、、」
しょ「、、、」
藍「と同時に、わたしは」
藍「わたしが優しい、ということは」
藍「私自身の努力で成し得たことでもなんでもないことを知っております。」
藍「わたしの脳みその中に、たまたま、、、」
藍「たまたま!」
藍「優しいご先祖が住んでいるだけ、なのです。」
藍「わたしは、その偶然に」
藍「ただの偶然に!!!」
藍「、、、」
藍「とても、、、」
藍「感謝しているのです。、、、」