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サヤコのたわごとブログ・・・。

リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝

2012-11-30 06:18:13 | ライブ・イベント
現在国立新美術館で開催中のリヒテンシュタイン展、日曜日に行ってきましたv
ここで飾られている美術品は、ウィーンにあるリヒテンシュタイン侯爵家の夏の離宮(写真は売店横に飾られてたお菓子でできた離宮です)に通常は展示されています。
WW2戦中から戦後にかけて、ずっと一般公開されておらず、2004年にようやくこの離宮での一般公開にこぎつけたそうで、そのコレクションは個人としては英国王室に次ぐものという、ホントにすごいものなんです。
もともとリヒテンが侯国になれたのも、この美術品のコレクションが貴族の上司に認められたかららしいです。まさに貴族あってのリヒテンちゃん。
それ以来、ますます美術品の収集を頑張って、いろいろその間のご苦労もあり(特に貴族が隊長と同居していたころとか)現在に至るそうです(詳しくは売店に売ってます池田理代子先生のマンガを参照)
何せ、家訓が「美術品の目利きでなければならない」のだそうですから。

展示されていた美術品もホントに素晴らしく、サイトの方でも若干触れましたが、1家臣のリヒテンちゃんがこれだけすごいなら、ご主人の貴族の家は一体…な状態です。
ちょっと前にハプス家のダイヤが17億円で落札されたという記事がありましたが、そんなのほんの1カケラなんだろーなぁ…て感じです。

そんなすごいものが海を渡ってこんなところまで来ちゃっていいんでしょうか、て感じですよ。そのこと自体もホントに素晴らしいことだと思います。この国だからこそできたことなんだろうなぁ…と思います。なんだかんだ言っても、やっぱ日本ってとこはすごいです。

HPとかではルーベンス(といえばパトラッシュ、、、)とかバロック様式、ビーダーマイヤー様式といったところが目立ちますが、私は貴族の上司のテレジア様や子どものころのフランツ・ヨーゼフ1世の画に異常なまでの盛り上がりを見せてしまいました(笑)あと、アントワネットさまのお抱え画家のルブランさんの作品もあります。(画はアントワネットさまじゃないですが)

売店ではリヒテンちゃんだけではなく、お兄様や貴族の家のお土産もありましたので、ついつい散財しました。切手も売ってたのですけど、高くて断念(涙)

3月には京都にも来るそうですが、機会があればもう1度見てみたいです。

これ、現地で宮殿で飾られてたら、もっとすごいんだろうなぁ…。
やっぱ行きたい、貴族の家…。
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