真摯に語りかけて来なかったのだろうと思うと残念です。
本日１０時に召集された民主党の両院議員総会での首相
（鳩山さん）のことです。
こう言っては失礼だけど、社長さんが不在でも何の問題も
支障も起こらない会社もないわけではありませんが、事は、
天下国家、一国の宰相の話なのです。
しかも、難題が山積する渦中にあって、たとえ、僅かでも
国のトップが不在となる時期が、またもや発生するのです。
そうです。 ＜また＞ なのです。
わずか一年足らずのあいだに、その国のトップが４代にも
渡って、まるで着せ替え人形のドレスのように、次から次へと
とっかえひっかえ、代わりつづけている国の一体全体、どこと
何を信用したらいいとでも言うのでしょうか
コロコロ、コロコロと取り替えているうちに、ドレスアップして
ゆくのなら、まだしも、ただ、あわただしいやら、目まぐるしい
やらで酸化し劣化しているだけの政治家、否、政治屋さんに
国民はいいかげん辟易としているのです。
生活に追われ生きるのに必死なだけの庶民には、そうした
永田町の政治ごっこに付き合っている暇などはないのです。
人間のもつ不安や焦り、期待や失望、不満や満足や願望
などといった数々の思いや心理をコントロールしているもの
のひとつに 情報 があります。
少し穿（うが）った言い方をすれば 《洗脳》 です。
そして、それに 加担 しているのが マスコミ です。
ある人の周辺で、「みんなが〇〇をしているようだ」 とか
「〇〇はこうあるべきだ」 という情報が流れたとしましょう。
その人がその情報を精査し吟味する前に世論という怪物
がマスコミによっていち早く形成されて、あらたな情報として
勝手に独り歩きを始めます。
すると、それは、その人の夢や目的や課題や規範といった
ものに変化して、前記したようなさまざまな感情や心理状態
を作り出すのです。
ある人が自分もそうしたい（そのようにしなくては）と思えば
それは、為すべき目標や課題となって、その人を呪縛し規定
して、先の好悪なる心理や感情を誘発し醸成させてゆくこと
になるのです。
特に日本人の場合は、多数の人々と同調しようとする傾向
が強く、その情報の正否よりも、むしろ、他者の多くが賛同し
納得するような思考や方向性や行動に追従しようとする気質
がより顕著にみられるようです。
言い換えれば、情報が間違っていても、その情報に真実味
をもたせ保証を与え、信じ込ませるが如きに世論を誘導して
いるのが、いまのマスコミだとも言えるわけです。
つまり、典型的な日本の報道シーンと幼稚で子供染みた
政治ショー が今日の一連の出来事でしょう。
なんて、
皮肉を言ってみたくなるくらいに、実は残念なのです。
というよりも、本来ならば、きたるべき参院選挙で国民の
信を問うべきだったのです。
民主党として、鳩山内閣としての信任を問うべきが
本筋なのです。
しかるに、姑息なマスコミの誘導で大多数の国民は今回の
決断を好ましいとみているようです。
「鳩山・小沢」 辞任は日本にとってプラス――― クリックリサーチ ―――
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国民の多数が何と言おうと、 一国の宰相として大言壮語
してきたことを、誠心誠意の努力もせずに、いともあっさりと
投げ出しては無責任の謗（そし）りは免れません。
これで、すべてチャラにして、選挙に挑もうなんて虫がいい
にもほどがあると言いたいのです。
でも、マイノリティーである １号 たち少数派の意見は
完全として無視されるのが世の常なのです。
ＴＶ報道や公的な情報などを神の声の如くに信じ込み
操作・誘導されやすい日本人よ
少しは疑ってみる癖をつけてみてはどうだろう
よく聴き、よく見れば、おそらくそこに情報の罠がある
ことに気づくはずです。
特にそこに価値を見出した場合やそうでなきゃダメ だと
思い込まされた時こそが要注意なのです。
ところで、本当は気づいていても、ダマされたふりをする
のが 【処世の術】 だと嘯（うそぶ）く アナタ。
自分自身をダマ しつづけながら生きてゆくのが人生
だとしても、たまには本音を洩らしましょうよ
えっ、どうせダマされるのなら、うまくダマされるのが
大人（オトナ）というもの
しかるに、
着せ替え人形 で遊ぶ 日本 の 国民 は、
子供だから関係（ダマされ）ないって
なるほど。
着せ替え人形 国家 バンザイ
