透明人間たちのひとりごと

EVERGREEN

 例えば、東静岡駅には「動く歩道」がある。
 おそらく必要のないものなのだが「新しいもの」を作るためにあえて作ってみたのだろう。

 普通に歩いていて、そのまま「動く歩道」に乗る。
 動く歩道の上でも歩く。
 そうすると、ただ歩いているだけなのに目に映るものが速く過ぎていくのだ。
 もちろん、歩かなくても動いている。
 壁や広告、外で歩く人たちが勝手に後ろのほうへ遠ざかっていく。

 たまにこんな話をする。
「二十歳を過ぎると時間が早いよね」

 大抵の人はそれに共感する。

マジ、早い」

 動く歩道に乗っているみたい。

 普通にしていても、どんどん時間は過ぎていく。
 とまっていても、周りのものたちはどんどん変わっていく。

 気がつけばそこにあったものが「はるか後ろ」にいる。

 最近は、そのスピードがさらに速くなっている気がする。

 そういえば昔(昔といってもいいだろう)、パソコン教室のテレビCMでこんなのがあった。

すぐにババァよ。 あんたも☆

 今日は「Evergreen」を歌おう。

 HYDEでも、浜崎さんのでもなく、ラファエルのやつね♪

コメント一覧

えいどまん
デュワ!
こじろう
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