透明人間たちのひとりごと

外伝 アダムとイヴのへそ

 アンブローズ・ビアスは、『悪魔の辞典』の中で、デカルトの
「我思う、故に我あり」 は正確でなく不徹底であり、

 厳密には …、

 「我思うと我思う、故に我ありと我思う」
でなくてはならないと皮肉っていますが、同化、合体、融合、
吸収されるかたちとなった異(高)次元の意識体たちは …

 透明人間2号透明人間5号 のなかで、

 「我思うと我思う意識あり…、ゆえに、
我ありと我思う意識がありやなしや eq


 と尋ねてみたいのですが、果たして、どうなのでしょうか

 おそらく、何のこと question2 と、訊き返されるのがオチでしょう。

 それにしても、私たちが生活しているこの世界は、本当に
正真正銘の本物の世界なのでしょうか

 1年半ほど前に 『屁のツッパリになる理屈』
というタイトルの 透明人間2号 の記事がありました。

 そこでは、ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
カフカ『変身』 の単行本に纏(まつ)わる青春時代
の思い出話が切なくも、なお、面白おかしく綴られていますが
、これは、実在した真実の話なのでしょうか

exclamation http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/170.html(参照)

 2号 の思い込みや勘違いということはないのでしょうか

 仮にそれが事実であっても、その記事に登場する人物たち
の実在を誰が立証してくれるというのですかeq

 たとえば、複数の人々がそれを事実だと証言したところで、
それが真実だとする確証にはなり得ません。

 みんなで口裏を合わせているだけなのかもしれませんし、
集団催眠のなせる業(わざ)なのかもしれないのです。

 そして、さらには、

 「ある朝、グレーゴル・ザムザが何か気がかりな夢から目を
覚ますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な毒虫に変わって
いるのを発見した」 などという カフカ の 『変身』 のような
トランスフォーマーは、絶対に起こり得ない出来事なのだと
言えるのでしょうかquestion2

 いったい、誰が、何を、根拠に、そんなことは起こらないと
断言できるのでしょう。

 それに、2号 の言うように、主人公のザムザの名前は、
グレゴール なのか グレーゴル なのか

 … って、そんな瑣末的な疑問はともかくも、

 そもそも、この世界を認識している 「自分」 とは何だろうquestion2

 「自分」でさえも確かな存在だと証明することができない。

 本当に確かなもの(こと)とは何だろう

 結局、確かなもの(こと)なんて、何もないのだろうかeq

 … と、徹底的に疑いつづけた末に、たどり着いた結論が、

  「我思う、ゆえに我あり」 だったわけですが、
デカルトが実証したかったことは、そんな単純明快な言葉で
表現されるほどに表層的でうすっぺらなことではありません。

 「私は考える、だから私は存在する」 って …、

 それじゃ、草花や木々などの植物も岩やダイヤモンド等の
鉱物も思考しないものは存在しないことになってしまいます。

 デカルトは精神である私の意識から考える私としての心の
存在を証明するなかで、相関する物質(肉体)の存在を相互
に作用する独立した二つの実体として明証的に証明しようと
したのです。

 つまり、この世界には、「もの」 と 「こころ」 という本質的に
異なる二つの実体がある。

 曰く、脳がなくとも心はあるのです

 要は、人間でも、動物でも、植物でも、鉱物でも、物質には
物理的実体とは別に魂や霊魂、自我や意識や精神といった
心的実体があるというような拡大的な解釈も可能なのです。

 逆を言えば、能動的に思索し思考し観察する人間のような
知的生命体の存在がなければ、宇宙の存在もありません。

 宇宙の存在は、それを観測し認識するものが存在してこそ
存在するもので、対象として認識するものが存在しなければ
、たとえ存在していてもそれは存在していないのと同じことで
、宇宙は存在しないという結論になるのです。

 つまり、「実在と観念(表象)」 の話です。

 この話は、多分に寄り道と言うか軌道外れの内容ですので
別の機会に譲ることにして …、

 『アダムとイヴのへそ』外伝 に戻って話を
スタートすることにしましょう。

 … って、なんやそれexclamation2

 端から軌道外れの脱線転覆した話だったんかぁ nose4

 ぇ~ぅ ~ … とでも言うと思ったんかいなquestion2

 え~、 なにやら混線しているようですが続けましょう。

 さて、

 宇宙考古学上において、ヒトなる種が繁栄の絶頂期から
急激なる衰退期へと移行する転換点となる24億年前の地球
に、実地の体験授業で訪れた異次元空間(高次元世界)の
存在である意識体(エネルギー体)たちは、地球上で事故に
遭い元の世界に戻れないままに人間たちと同化(シンクロ)
していったのでした。

 引率の 2号 先生と 生徒のひとりであった 5号 くんは、
完全に地球社会に溶け込んでしまい、異(高)次元世界での
未来の記憶と地球における過去の出来事との両方の記憶を
失くしたままに、いまではすっかりと地球人としての気ままな
生活をエンジョイしています。

 ブログの上では 透明人間 として、また、仕事上では
エイドマン として、大いに活躍してくれることでしょう。

 今回の地球への実地体験ツアー授業に参加した他の生徒
たちに関する情報については …、

 『別稿 アダムとイヴのへそ』 と題して、折に
ふれて紹介してゆくことにしましょう。

 exclamation2 何故、そんな 周知 もされていない誰も
知らない秘密めいた出来事を知っているのか って …

 それは、

  が、地球と異次元空間をつなぐパイプライン

 (ワープトンネル) としての へその緒 である

 別名:<アダムとイヴのへそ>管理者

 透明人間1号 だからです

 人間と完全に同化する前の 5号 くんが、気づきかけて
いたように 『アダムとイヴのへそ』 というタイトル
は、<へそ>を介してつながる栄養(知識や技術)を
地球人(アダムとイヴの末裔たち)に適宜供給するうえでの
ダウンロード 的な側面を同時に表現していたのです。


  それでは、また、いつものように … っ 

  いつものように … って、どういうことase2

コメント一覧

プチプチ
やけに意味深な終わり方ですが!?
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