ママチャリを駆って、隣町のスーパーまで遠征するという
ような話を、よく聞きますよねぇ。
チラシを見比べては、各店のお買い得品や目玉商品を
ハシゴして節約したお金をせっせと貯金する。
いくら安いとは言っても、1品あたりで違っても数十円程度
だろうから、10品分をハシゴしたとしても数百円のお買い得
が限度でしょう。
仮に10品のために、5店舗をハシゴしたとして、1時間で
家に戻って来られるはずもなく、時としては、2~3時間位は
そのために費やされることになるのかもしれません。
それだけの時間と労力をかけるくらいなら、時給750円の
仕事を2時間するだけで1,500円の収入になるのですから
、汗水垂らして各店を駆け回るよりもずっと効率的だと思う
のですが…
それよりも奥様方は、「お買い得」「超激安」「〇〇均一」
といった赤い大きな文字に、その眼を奪われ、心を惹かれ
、胸が躍らされてしまうようで、パートやアルバイトをすると
いう選択肢は優先順位内の遥か後方に追いやられてしまう
ようなのです。
★ お断りをしなくてはなりませんが、これは、あくまでも、
俗に、3食昼寝付きと呼ばれている専業主婦の場合での
一傾向についてのお話です。
その専業主婦の奥様方の努力による報酬が毎回ごとに
数百円として、月に数千円程度の節約(貯金)となります。
近隣町内、縦横無尽の成果が、月に数千円ですよ!
それなのに、ふっと気付くと見慣れない洋服やバッグが
ある日突然として、手品のようにあらわれたりするのです。
洋服ダンスやクローゼットでのデビューを無事に終えて、
いつしか、テーブルの上にあたりまえのように鎮座して
いるのです。
しかも、
それが法外とも思えるような金額の買物(高級ブランド品)
だったり、オシャレなイタリアン・レストランでのランチタイム
をエンジョイするというオマケ付きだったりもするのです。
もちろん、奥様方のすべてとは言いませんが、ちょっとした
商談でファミレスなどを利用すると、お昼時に限らず店内の
8~9割方は女性客で占められていて、主婦と思(おぼ)しき
方々も随分といらっしゃるようですよ。
一方、旦那方の昼食と言えば、愛妻弁当ならいざ知らず、
遠い昔のかすんだ思い出として残る新婚時代とは裏腹に
500円亭主と称されるなさけない種族に成り下がって
いるのが実情です。
その500円からタバコ銭を捻出しようと、カップラーメンで
済ませたり、立ち食いそば屋ではトッピングなしのかけそば
や素うどんといったオーダーで、やたらと ショッパイ ったら
ありゃしないのです。
妙に塩味が効いていてね
つまり、そのあたりの金銭感覚の矛盾というか、両極端な
衝動に走る女性の二面性がよく解らないのです。
亭主たちは、昼食をそうやって我慢しているというよりも
、家計を考慮したらそれも致し方ないと思うし、高額な物品の
購入には、いま、それが本当に 『必要かどうか』をじっくりと
吟味してから判断するという傾向にあると思うのです。
あちこち走り回って少しでも安いものを買おうとする心理は
、効率や実際の損得計算を別にしてもまだ理解できるところ
があるのですが、どうしてもわからないのは、そうやって節約
した金額以上の商品を事も無げに買ってしまうという行為や
行動なのです。
それを言ったら、車やゴルフやギャンブルなどに、お金を
つぎ込む男性たちの行為も同じだと突っ込まれそうですが、
決定的に違うのは、矛盾しないということです。
男性の趣味的な浪費行為には、尋常ならざる節約行動は
なく、安物買いに対する高額消費という背反する矛盾行為
は存在しません。
それでも、優しい亭主たちは、そのことを毎日の家事に
よる ストレス の積み重ねに対する一種の精神的な
浄化作用としての “意味のある無駄遣い”なの
だと理解して「多少のこと」ならと認めてあげる気持がない
わけではありません。
ただ、そうそう、頻繁にやられては、とても敵わないし、
昼食にカップラーメンやかけそばを啜(すす)る身としては、
相当にダメージが大きいのです。
ホント に、どうにかならないのでしょうか (トホホ…)
だから、
「こんな高い買物をして、一体、何を考えているんだ!」
と心のなかでは思ったとしても、おくびにも出しません。
口には出さずに、グッと押さえるのです。
その一言から次々に起こり得る二次災害や三次的な被害
を食い止めるために…、
そして、なによりも家庭の平和維持のために…
お父さんたちは、日々、弛(たゆ)まぬ 努力 と
あらゆる 我慢 をしているのです 。
口にはせずに、グッと堪えて、こうして、こっそりと…
ログ で愚痴っているのです。
あの~、そのぉ~、私のことではありませんよ!
決して、誤解のないように …
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