PM2.5、黄砂、花粉 の三重苦に喘いでいます。
昨日(3月5日)の午前には、熊本県で大気中のPM 2.5 の
濃度が環境省の基準値を超えたために全国初の外出自粛
の注意喚起が行なわれました。
危惧されていた事態が現実的な脅威へと変わったのです。
もちろん、それをもって環境汚染の果てに人類が滅亡する
などと短絡するつもりは毛頭もありませんが …
宇宙考古学上において、ヒトなる種が繁栄の絶頂期から
急激なる衰退期へと移行するうえでのターニングポイントと
なった(24億年前に相当する)現代の地球に、実地の体験
授業で訪れた異次元空間 (多高次元世界)の存在である
意識体(エネルギー体)が、地球上で事故に遭い元の世界
に戻れないままに地球の人間たちと同化(シンクロ)してゆく
という空想科学もどきの 『アダムとイヴのへそ』 をブログに
綴った 透明人間2号 と 5号 は、実は異次元世界
における地球体験ツアーの引率者である 2号 先生と生徒
たちのひとりであった 5号 くんという設定なのです。
彼らは完全に地球社会に溶け込んでしまい、異次元世界
での未来の記憶と地球到着後に経験した過去の出来事と
いう両方の記憶を失くしたままに、いまではすっかり地球人
としての気ままな暮らしをエンジョイしているのです。
そんな 『アダムとイヴのへそ』 <1>~<12> は、
http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/239.html(参照)
http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/250.html(参照)
荒唐無稽なトンデモ系の話ですが、おそらく人畜には無害
のはずですので … お暇なら是非どうぞ
ついでに、
私の記事 『外伝 アダムとイヴのへそ』 も
http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/251.html(参照)
どうかよろしく … なんてね
さて、
彼らが地球の人間と同化・合体・吸収・融合してから来月
で1年半が経過しますが、地球に訪れるきっかけとなったの
は1973年4月6日に打ち上げられた惑星探査機パイオニア
11号 (1995年9月30日運用終了、同年11月通信途絶) を
宇宙空間で偶然にも見つけたことから始まります。
11号に先立つ1年前の1972年3月2日にはパイオニア10号
が打ち上げられているのですが、こちらは2003年1月22日に
通信が途絶え、2006年3月4日に運用を終了しています。
そして36年前に打ち上げられた宇宙探査機ボイジャー1号
は長い旅路の道すがらの近い将来、人口物体として初めて
太陽系を離れ、外側の「恒星間空間」の様子を伝えてくれる
見通しなのです。
ボイジャー1号が地球を旅立ったのは、1977年の9月5日、
約2週間前の8月20日に打ち上げられたボイジャー2号と
ともに、木星、土星などの火星より外側の外惑星の探査が
主な目的で、1号は79年に木星、80年に土星に接近 …
2号は79年に木星、81年に土星に到達した後に、1号が
目指さなかった外惑星を目標に、86年に天王星、89年に
海王星に接近しました。
太陽系の惑星探査(冥王星は準惑星)を終えたボイジャー
は、太陽系の外に広がる「恒星間空間」が次なる目標です。
太陽系を離脱中の探査機はパイオニア10号11号、及び、
ボイジャー1号2号の4機です。
この図ではパイオニア10号が最も遠くを飛行中ですが、
現在ではパイオニア10号を抜いて、ボイジャー1号が太陽
から最も遠くを飛行しています。
但し、近年(2006年)に打ち上げられたニューホライズンの
巡航速度は極めて速いので、十数年後にはボイジャー1号
を追い抜いているのかもしれませんが …
ちなみに、黄色が天王星、緑色が海王星、紫色が冥王星
の周回軌道です。
太陽系は予想されていたよりも大きく、最近の研究では、
どんどん広くなっているようで、まだ太陽系の外縁とされる
地点には残念ながら到達していません。
海王星の外側には、太陽から出る電気を持った粒子の
流れである太陽風が急速に減る「末端衝撃波面」があり、
その外側に「太陽圏界面(ヘリオポーズ)」という領域が
あるそうで …
そこが、太陽系の果て、境目なのです。
その外側は、恒星間ガスや電気を帯びた粒子などが存在
していると考えられています。
NASA によると、
ボイジャー1号は既に末端衝撃波面を通過したとみられ、
数ヵ月から数年後には太陽圏界面(ヘリオポーズ)を越えて
太陽系の外に出ると予測されているのです。
現在通過中と思(おぼ)しき地点は、太陽系の中と外から
の荷電粒子が混在するヘリオシースといわれる領域です。
2013年2月現在でのボイジャー1号は地球から185億㌔の
地点を秒速17㌔のスピードでヘラクレス座と蛇使い座方面
へ移動中ですが、4万年後には きりん座の 「AC+79 3888」
と呼ばれる星から、およそ 1.6光年離れた地点に到達する
ものと推測されています。
ボイジャー2号は、くじゃく座とインディアン座の中間の方角
から30万年後に、おおいぬ座のα星シリウスから4.3光年
の地点を通過するものと計算されていますが …
この頃には探査機としての役目はとっくの昔に終えていて
どこかに存在するだろう知的生命体に地球のことを伝えると
いう最終的な使命だけが残されているのです。
それが、さまざまな国の言語での挨拶や風景、音や音楽を
記録した 「金のレコード」 と呼ばれる搭載物です。
ボイジャーに搭載されているゴールデン・レコード
既に運用を終えたパイオニア10号は、秒速12㌔の速度で
御者座とオリオン座の方向から53光年離れたおうし座のα星
アルデバランに向かっています。
そして、
先の物語において宇宙暦161億7002年に銀河航路GR311
とSR911のクロスエリア(架空領域)で偶然にも回収される
ことになるパイオニア11号は、現在、いて座から銀河中央
方面に向かって飛行中なのです。
こちらには、人間の男女や地球の位置などを記した金属板
が搭載されています。
☆ パイオニア10号11号に搭載の金属銘板 ☆
これらの4つの探査機は、それぞれに上記のような地球
からのメッセージを載せて悠久の宇宙空間を飛行し続ける
わけですが、果たしていつの日にか 物語のように未知なる
生命体に発見・回収される日が訪れるのしょうか
それとも、未来永劫に渡って無限の彼方への孤独な飛行
を続けるだけの運命なのでしょうか
たとえば、アナタが …
太平洋に投げたビンの中の手紙が、誰かに拾われるという
ような期待を持っているのだとしたら、それこそがお人好しの
楽天家と言うほかはありません。
可能性は、限りなく無に近いゼロでしょう。
まあ、夢は夢として有りですが、実際上は無しです
確率で言えば、それよりも何億倍どころか、何兆倍も …
いや、京(けい)、垓(がい)、𥝱(じょ)、穣(じょう)、溝(こう)
澗(かん)、正(せい)、載(さい)、極(ごく) …
さらには、
恒河紗(ごうがしゃ)、阿僧秖(あそうぎ)、那由他(なゆた)、
不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう) 倍にも
なるような無限に低い確率なのですから
数の単位としては、通常ここまでですが、仏教においては、
まだまだ上があるようで …
さらに、延々とケタ上がりして大きくなり、無量大数からも
百を超える単位を積み上げた果てに、不可量(ふかりょう)、
不可量転(ふかりょうてん)、不可説(ふかせつ)、不可説転
(ふかせつてん)、不可説不可説(ふかせつふかせつ) から
一応の終わりは不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)
となっているようなのです
そうなると、もはや …
無量大数ですら塵に等しいのです。
ふう~っ、
これじゃ、こっちこそが無限の旅路になりそうかもよ
無量大数までで数えるのをやめてしまった人間ごときが
孫悟空でも超えられない釈迦の手のひらで何をするのか
然るに、宇宙 をも … …
う ~ん む む む む む(無)
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いとしのマリー
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