令和1年12月31日13時 大晦日 快晴 人々が忙しく行きかう新宿からバスに乗って
一路身延山久遠寺に赴く。帰省と反対なので道はスムーズに運びました。
3時間ほどで富士山が見え富士川に沿って進み身延山久遠寺の総門にたどり着きました。
総門から三門へ道は狭く至る所に枝垂れ桜の木がみえます。
沢山の宿坊があり大きな大きなお寺の町です。昔は三門から菩提梯という階段を登りますが
私たちは斜行エレベーターで本堂へたどり着きました。それが午後4時だんだん暗く
風が出てきて人はまばらです。夜になると年末詣で沢山の人々がやってきます。
斜行エレベーターを降りると最初に見えるのが五重塔です。
木造 朱塗り 間口三間四面 高さ三十九メートル 凛々しい御姿が拝見できます
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何回もの大火にみまわれましたが百三十年前明治初頭にほとんどの建物が焼失百三十年かけて復元されてきました。
遅れました身延山久遠寺の説明をさせて頂きます。鎌倉時代に今から約七百四十年前に日蓮聖人によって開かれたお寺で日蓮宗の総本山です。
飢饉・災害で世が乱れ三度幕府をいさめましたがききいられず身延山に入り晩年の九年間を法華経の精神・門弟の教育を施した尊い地です。
法華経は総合経典と言われ、すべての人の救済をめざした御経です
山を背に本堂・祖師堂‣拝殿など数棟が横並びに建立されて境内は広い敷地をしめています
本堂
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祖師同(日蓮上人の御魂が住んでおられる御堂)
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仏殿
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今はエレベーターがありますが、この急な二百八十七段の石段を登り本堂へたどり着きます。
ここまで来るのが大変です。覚りに至る階段 菩提梯
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一時間ほど見学させて頂き、暗く寒くなってきたので下山して覚林坊の湯葉御膳を食べに行きました。
左真ん中辺の青い皿が湯葉です
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今日も一日有り難うございました。
明日新しい令和二年がはじまります。来年も良い年でありますようお願い致します。