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ブログあ・い・こ・と・ば

エフエム青森 毎週日曜日朝9時~放送「あいことば」の情報。
絵本の紹介・リトミックの様子・お誕生日の紹介など。

アンティングアバーブーダ

2008-05-26 23:49:58 | 母ちゃん話
ただいま~と帰るなり「アンティングアバーブーダ!」と出迎えてくれた息子。
意味わかんない…と思ったけど、聞いてみるとどうも国名らしい。
地理は苦手。地図を見る。
北米。メキシコ付近のカリブ海に面した島々。アンティングア島とバーブーダ島からなる国…だそうな。

息子は青森で開かれるG8エネルギー大臣会合のパレードに参加するために、各国の国旗を製作しています。
毎日各国の国旗見てるんだろう、子どもの記憶力は凄いから何でも覚えてくるのね。
…私なんか離乳食作りしてて玉ねぎ刻んでんのに、この野菜が何というのか名前が出てこなかった。
玉ねぎ刻んでんのにね、玉ねぎをど忘れ
危険危険…



先日ランチに入ったお店のBGMは「クリスマスキャロルの頃には」だった。
なぜにクリスマス…?なぜに稲垣?と思ったが、次にかかる曲かかる曲み~んな口ずさめてしまう。
WOMAN~!夏の日の1993!世界中の誰よりきっと!………SAYYES~!
歌って気づいた。『R35』じゃないの

きっと店主が好きなBGMなんでしょうね。てっきり有線かと思ったんだけど。

そしてランチしながらのトークは歌の頃の思い出話になるわけです。
あの頃こうしてた、この曲こんなときの自分を思い出す、この曲せつな~いetc

ダビングしたカセットを擦り切れるほど聴き、ようやく買えた宝物のような音源、
片っ端からお目当ての人が出ている雑誌を立ち読み&購入&切り抜き集め…。
素敵な時代だった。手間をかける分、思い出をじっくり紡げたような気がする。
だから、蘇る記憶は鮮明で深い。そしてその曲に感謝する。

今、音楽は溢れ、増え、どこからでも聴こえてきて、どこからでも手に入る、全曲でも1曲でも途中だけでもいい、手間をかけずともいいんだ。
ここ最近の曲がどれだけこの先の聴き手の思い出を牽引するだろうか…?
好きで好きでたまらないものはどこにあるのだろろうか?

もう簡単には脳にインプットされなからこそ、当時の記憶だけが鮮明なのかもしれないが、そうではないと思いたい。
大切な歌を大切な思い出にじっくり封じ込めたからそこ、今があると思いたい。
アンティングアバーブーダ
記憶力には自信がないが、じっくり紡いだ思い出には自信がある。


「最近のヒップホップは韻を踏んでね~な」と同僚がぼやいている。
「韻踏むのを大事にして欲しいよ」それが彼の思い入れなんだろうな。