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エフエム青森 毎週日曜日朝9時~放送「あいことば」の情報。
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日比谷野音J(S)Wラストライヴ

2008-10-28 08:40:07 | 不良・母ちゃん話
初めての野音、都会の高層ビルの中にぽっかりと空いた穴のように(上空から見たらきっと…)日比谷公園から野外音楽堂は都会の中の森の中にありました。

もう終っちゃうんだな~という気持ちが観たいような観たくないような思いにさせて足取りは重かったです。
とりあえず20周年の活動の締めとなるライヴ、まずこの日東京に出してくれた主人に深く感謝します。

青森県人に言わせると「森田村円形劇場が都内の高層ビル群の中にある」という表現が一番しっくりくると思うのだけれど…野音という会場はそんな感じでした。



ラストライヴは・・・・ずっとずっと言葉を捜しながら観ているのだけど何にも言葉が浮かんでこなくて困りました。
この1年、私はこの日で5本目のJ(S)Wライヴ、今まで聴いてきた曲意外に今回初めて聴いた曲が幾つかありました。良かった。砂時計、悲しすぎる夜、、、、
「白いクリスマス」はクリスマスを2ヵ月後に控えた寒くなってきた野音に美しく響きました。

東京の空に星は出てなかったし、わら焼きとは違うけど曇っていて綺麗な空ではなかった。でも「すてきな夜空」は東京の空に突き抜けて、メンバーの思いも私達ファンの思いも東京の空を突いていたように思います。
「青春」で始まり「青春」で終ったライヴ、「青春なんて吐き気がするぜ」…でも一番青春が似合うバンドにようやくなったのかもしれませんね!J(S)Wは。

この日を共有できて幸せです。大きな大切な思い出が出来ました。


ライヴの最後、ステージ上でメンバーが当時を振り返りました。
それぞれの言葉でハッキリと当時はこんな風に解散した、そして今は・・・・と。

別れた人たちが再開して新しいモノを得た時、それは初めから丸く収まっている関係より絆は深くなるのかもしれません。
肩を組んでステージの端から端までお礼をする姿に加え、4人が円陣を組み互いにありがとうを言っているであろうその姿に泣きました。
今日のライヴ、もちろん歌も演奏も聴きたいけど、一番観たかったのがこの姿だと思いました。
20周年が4人にもたらしたものの全てはあの円陣の中にあったと思います。

メンバーが抱き合う姿、かっこよかった。。。。




「J(S)Wを好きでいたことを恥ずかしいと思わない」と思えた日でした。
(J(S)Wブームが悲しくも終った頃、ジュンスカが好きかユニコーンが好きかでお洒落かそうでないかが分かるって時期がありました。友達の間で。。。可笑しなことだけどね。そしてジュンスカ好きっていうのを言えない時期も当時の私にはありました。それを恥ずかしく思います。)

ありがとうJUN SKY WALKER(S)。
宮田和弥、森純太、小林雅之、そして寺岡呼人。
あなた方に出会えた事に感謝します。

                              2006.10.26

写真は撮れないので、トイズファクトリーから彼等にあがった花を撮影しました。