Aino's Dream

職業写真家Aino(日本写真家ユニオン会員)のオフィシャルブログ。写真って夢みたい。。ゆるりゆるりと夢を追い続けて。。

寄り添うということについて

2013年07月26日 | 独り言

真心ブラザーズ 『サマーヌード』

 

最近、驚いたのが、この歌を人気ドラマの主題歌として、ジャニーズの山下君が歌っていることだった。それによって、私は一気に15年以上前に引き戻された。最初は、この歌よく聴いていたな、というくらいだったが、何故そんなに聴いていたのか徐々に思い出すことになった。

15年前頃、私は辛い辛い恋の最中にいた。そんな頃にこの歌に出会ったのだ。この歌の歌詞

「僕ら二人で通り過ぎるその全てを見届けよう 心のすれ違う時でも」

この部分がその時の私には必要だった。その時の恋人は私に寄り添うということはしてくれなかった。帰国子女のせいなのか独立心が旺盛だった。一方私は、精一杯努力したつもりだった。欧米の考え方や価値観も学ぼうと本を読んだりもした。しかし、私が近づこうとすればするほど、彼は心を閉ざしていった。私には内野には入ってきてほしくない、外野にいてくれ、とまで言われた。

その頃から、私は同じ景色を一緒に見てくれる人を、つまり寄り添ってくれる人を探し続けることになったのだと思う。偶然にもその彼とサヨナラをした直後に現在のオットと出会うことになった。

今なら分かる。心寄り添える人など、ほんの一握りしかいないのだと。それほどに、誰かの心象風景を一緒にみることは、困難極まりないということを。

オットはそれを軽々とやってのけた。そういうオットにこころから感謝しつつ、私もオットも含めて、誰かが困っている時に、そっと寄り添える存在でいたいと思う。

曲の話に戻るが、真心ブラザーズのぶっきらぼうな歌はやはり色あせず男臭くってとってもカッコいいと思う。山下君のは最初聴いた時には違和感を感じたが、なかなか色気があっていいんじゃないとニヤニヤしながら聴いた、彼も恋をしているのかも・・・