最近の私は、写真を外に出さなくなっている。これには理由がある。思い至ったことがある。
それは、私のライフワークを見つけたからだ。
私は、今まで、綺麗なもの美しいものをより美しく撮ることに精進して気がする。それは無意識だったが。
しかし、私は今此処に、愛おしいもの、愛すべきものを発見した。それは重要且つ眼の見開かれる様な、ちょうどカメラに光が差し込んでくる様な、そんな発見であった。
その愛すべきものとは、オットとネコ達である。オットのネコの可愛がりようはすごい。とても真似の出来ないほどに優しさと慈悲深さに満ちあふれている。それを撮らずして何を撮ろうというのだろうか。
そして、今「オットとネコ」 を生涯のライフワークに据え、写真を撮り溜めていたる。もちろん他にも心打つものをしっかりと見定めて撮っていこうと思っている。そして夢はその写真達の写真集を作ることだ。