ひいばあちゃん

夫のおばあちゃん、
子供達のひぃばあちゃん。

ただいま99歳。

数年前まで元気に歩いておりましたが
田舎、小さなと言う土地柄なのか、
歩いて出かける先もなくなり（友達はほとんど亡くなってしまった）
家にこもるようになってから歩けなくなり。
(正月に行った時には、毛布に乗せられて引っ張られて移動させられてた）

3ヶ月前から心臓が弱って（もともと病気を持ってたらしいけど）
入院中。

火曜日、義母から電話
「おばあちゃん、心臓がさらに弱くなって
腎臓の機能も悪くなってるから
いつ心臓が止まるかわからない状態だ」

そんな話を聞いて
まだ夏休み中の子供達を連れて
今日、日帰りお見舞いを強行。
今日を逃したら、子供達を連れて行けなくなる。

朝の役所の人の訪問を終えてから、
10時半家を出発。
高速を順調に進むものの、
長岡から震災の復旧作業1車線通行に阻まれ、
11時50分、病院到着。
ちょうど義母も到着。

義母は、ひぃばあちゃんに3食のご飯を食べさせるのに
毎日病院に3回通ってます。
「老人ばっかりで、看護婦さんも手が回らなくて・・・
看護婦さんに任せて置くと、
いつもは全部食べるご飯も半分しか食べさせてもらえないからね・・・」

そう思っていても、1日三食食べさせるのに
病院に通う事は、なかなか出来る事ではありません。
ストレスも沢山溜まっているだろうに
弱音も吐かずにやるところが
義母のすごいところです。
同じB型とは思えない。

ひ孫をみたひぃばあちゃん。
どこまで覚えているかはわからないけれど、
ニコニコ笑みをこぼし、嬉しそうでした。
ステップはひぃばあちゃんの顔を覗き込み
「あ～」と声を出して、ニコニコ。
ひぃばあちゃんもニコニコ。
(私はこの2人のこの光景が大好きです）
夫の実家に行くと、いつも見られる光景が病院でも見れました。

ひぃばあちゃんの昼食を見届けてから
義母とご飯を食べに。
義父も合流して、
みんなで小さな町の食堂でラーメン食べてきました。

15時には家に戻りたかったので
夫の実家には立ち寄らずそこで別れました。

移動往復3時間、病院１時間、昼食1時間弱の
強行スケジュールお見舞いでしたが、

ひぃばあちゃんの笑顔と、
子供達の笑顔が見られて
強行で行ってきてよかったです。