恋無情
雨が降ってる 心が泣いてる
風が冷たい 別れになみだ
あなたにあげた
女のすべて 本気だと
背中に縋ってみたけれど
振り払われた あゝ恋無情…
木の葉舞い散る 秋もう深い
駅のホームに 取り残された
わたし一人が
涙を浮かべ 泣いていた
列車は走りゆくけれど
傷つく心 あゝ恋無情…
小窓に吐息 別れのせりふ
あなたの心 なぞり書き
夢が果てなく
遠くに逃げて 泣かされて
枕を濡らすこんな夜は
酒でも飲んで あゝ恋無情…
恋無情
雨が降ってる 心が泣いてる
風が冷たい 別れになみだ
あなたにあげた
女のすべて 本気だと
背中に縋ってみたけれど
振り払われた あゝ恋無情…
木の葉舞い散る 秋もう深い
駅のホームに 取り残された
わたし一人が
涙を浮かべ 泣いていた
列車は走りゆくけれど
傷つく心 あゝ恋無情…
小窓に吐息 別れのせりふ
あなたの心 なぞり書き
夢が果てなく
遠くに逃げて 泣かされて
枕を濡らすこんな夜は
酒でも飲んで あゝ恋無情…
海辺のホテル
あなたに抱かれ 夢みてたけど
騒いだ女の心が
涙に流され 消えていった
恋のなみだ 潮騒の匂い
思い忘れない 鴎が叫んだ
月夜の夢物語 海辺のホテル…
ふたり重ねた 白いこの指
一つになって燃えてた
波に沈んで 雨に打たれて
向こうの島に 哀しく消える
落とした涙は 雫のルビー
あの夜の思い 海辺のホテル…
小窓に映る 風の月夜が
時空に流れできえた
胸にあまえて 小指を立てて
悪戯してた あの夜だけど
恋の涙は 光る宝石
思い流れる 海辺のホテル…
北国なみだ雨
積もる雪で 逢いにゆけなくて
部屋の片隅 泣いてます
熱いコーヒー 啜りながら
泣いてます
冬に遮れた恋ほど
思い募る ものはない
あゝ北国なみだ雨…
風が小窓を 揺すって叩く
あなたが戻る はずもない
音が侘しく 私を責める
なみだです
雪に心流されて
女の春は まだ遠い
あゝ北国なみだ雨…
空が曇って 星が見えない
縋る思いの 影姿(すがた)
流すなみだが 雪に消えて
浮き沈む
早冬が奥深くて
景色が白く 敵(かたき)です
あゝ北国なみだ雨…
綺麗な女の 花が咲いたけど
でも直らない ふこう癖
散りました 泣きました あゝ
ハーバーライト 港の灯りが
なみだで滲む もう戻らない
この恋しぐれ 二人の関係は
何でこうなる 憎いさだめ
灯り消え 汽笛鳴く あゝ
綺麗な女の 花が咲いたけど
でも直らない ふこう癖
散りました 泣きました あゝ