資格がないのに肩書きを詐称して違法に営業している設計士矢野一光氏のこと。
彼は、世間一般の当たり前の常識、幾多の検証をくぐりぬけて残っているスタンダード、
実証済の標準を否定して(=「逆張り」というそうです)常識とは逆なことを
上から目線で俯瞰したように言ってみせ、自分を超越した偉大な存在だと
私達に印象づけました。思えば、この手口はカルトなどの洗脳でもよく使われる手口です。
周知の当たり前のことを否定してみせ、自分は真の賢人であると印象付けます。
彼の正体を知っている人達は、彼が「荒唐無稽なことを次々に言う」と見抜いていました。
でも、建築に門外漢の私達母娘には、私達の知っている当たり前の常識を覆すことを
非常に達観ぶって悟ったような風情で言われるので、彼は一流のように見えました。
それは、彼の狙い通りでした。彼はとても役者で、人にこう思われようと仕向けるのが
上手いのです。とても狡猾です。でも彼が口だけで、中身はなくて実態は俗にも劣る人だとは、
彼の作品から次々に露呈していきました。
彼が言うことは常識や自明の理と真っ向から違っていたので、(例えばお風呂の壁を
漆喰塗り・杢天井はすぐにカビが生えて真っ黒になるのはみんな知ってること)
本当に大丈夫なのかと訊くと「わかっとらんやつらがそげん言いよると」
「俺の方が1段上と」とものすごい上から目線で言っていました。
また今思うと、彼は私達の家の改築なのに、自分の好きなように押しつけていました。
私達はお風呂の天井に杢、壁に漆喰など望んでいませんでした。
ふつうの、温かいお風呂がよかったんです。カビがすぐに生えるお風呂など、普通望みません。
私達の改築なのに、彼の好みを全力で押しつけていて、それがいいとごり押しするので
今思えば、彼との改築の打ち合わせは楽しくありませんでした。本来、改築の打ち合わせは
わくわく楽しい時間の筈なのですが、彼の独壇場なので楽しくなかったです。
私達の希望よりも自分の好みを叶えようとされました。
(彼は私達の改築で自慰行為をしていました。)そしてこれは、既に色んな人が
言っている悪評でした。施主の希望を聞かずに自分の好みを押し付けるって。
人のお金を使って、自分の希望ばかりを無理強いしてきました。
私は、改築の計画の話し合いの時に、私の希望を言うのをとても恐る恐る言っていました。
矢野氏の顔色をうかがいながら。「こうしたいんですけど… だめでしょうか……」みたいに。
そして私達の希望でも、彼の虚栄心や見栄っ張りに反することは尤もらしい言い分で却下されました。
例えば、「ここはこのままでいい このままがいい」と言うと、「せっかく改築するのだけん
変わったごつせないかん」「改築して、あぁ変わった、と思わないかん」などと言って。
おかしな言い分です。施主がこのままでいいなら、このままでいい筈です。
施主の家だから施主の希望を叶えるのが筋でしょう。その真っ当な思いは
一瞬脳裏をかすめるのですが、矢野氏のパワー(カリスマぶった洗脳)に
かき消されてしまいます。
そして、彼の言葉はたやすく覆り、矛盾を垂れ流していました。
だから「あれ?」という思いを繰り返しました。例えば、お風呂に漆喰、杢天井
「わかっとらんやつらがそげん言いよると」「俺の方が1段上と」と言ったのに
後から、「メンテナンスを怠ると、当然カビが生える」と言い出しました。
私はあれだけ、「大丈夫ですか?」と言ったのに逆張りをしておいて
施主のメンテナンス自己責任論、施主の怠惰のせいにする論にすり替わりました。
このように、矢野氏はその場その場で都合よく矛盾した発言を節操なく
繰り返していました。
彼がペテン師なのは、地域や業界では有名で総スカンの存在でした。
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