宮崎市赤江 みらい・ケンジローサトーの独り言

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前向きな区別を

2020-12-27 22:37:19 | 日記
答えの出ない話なんですけど。

発達障がいといってもいろんな個性があるわけじゃないですか。

グレーゾーンと言われる人だったりお話が苦手だったり…

みらいはいろんな個性が共存してるんですよね。

そんな中で…

重度っていわれる子に対して「コイツはバカだ」って言ってしまう子がいたんです…

普通は「そんなこと言うもんじゃない!」と怒られてしまう場面。

重度の子を罵る言葉だけを聞くと、言い放った子が一方的に悪いようにも見えますが…

その前後には様々な理由があるわけで…

それでも重度の子の行動に対して理解が可能な側を我慢させるのが正解なのか?

例えばですよ。

お話ができなくて、相手とのコミュニケーション手段として肩や手にタッチをする子がいたとしましょう。

理解があればなんてことは無いのですが、「触るな!」って言うのが当たり前の反応なのかなと…

そりゃあいきなり身体を触られるわけですからね。

しかしそのお話ができない子にとっては大切なコミュニケーションの手段なんです。

いろんなタイプの共存を目指すのであれば、重度の子に対する理解を求めるのが我々の役目か。

しかし「触るな!」って言った方にも言い分はある。

特にグレーゾーンと言われる子たちは様々な生き辛さを抱えてるわけで…

社会に適応する上でですね。

健常のように見られがちな分さらに生き辛い。

そんな彼らに、さらに我慢を強いるのが正解だとも思えない。

「触るな」と言った方は、「なぜ俺ばかりが我慢をしなければいけないのか」って思うでしょう。

やっぱり…

無理なものは無理なのかと…

支援学校でさえ細かくクラス分けしてるわけで…

障がいの壁を無くそうとか言うのはキレイごと。

本当に壁を外してしまったら多くの不幸が生まれるって。

そんなわけで…

みらいは施設の細分化を目指しております。

来年は日中一時を分けて運営する予定です。

現在の日中一時はそのままで、もう1~2ヵ所ですね。

できるだけ早めに開所したいと思っております。

もちろん100%共存を諦めるわけではない。

これからも障がいに対する理解は各方面に求めていかないといけないとは思っております。

ただ「理解を求める=我慢を強いる」っていうのは間違ってると…

みんなが楽しく過ごせるようにですね。

我々が目指すのは前向きな住み分け。

2021年のみらいは大きく変わります。(多分)

さて、今日は日中一時のみの日曜日~

午前中はまだ雨が降ってなかったのでお外遊び。

ねずこちゃ~ん

輪投げタイムでした。

プロジェクターを使って映画鑑賞もしましたよ~

今年のみらいも残り3日だ!
今週も張りきっていきましょう!!
コメント
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