2月7日からの降雪により新潟市東区役所周辺では40cmほどの積雪があり(前回のブログでも書いてましたw)、生活や物流・交通へ大きな影響を及ぼしました。この積雪で出店者さんから「アカミチフルホンイチは予定どおり開催ですか?」とのお問合せもありました。
ということで、開催前日に東区役所を確認してきましたところ、沢山の職員の方々が屋上駐車場と北側・東側の地上駐車場で除雪していらっしゃいました。小さな除雪機を何台も稼働させ、細かなところは人の手で補って雪をまとめていく仕事ぶりを拝見し、これ以上のことはできないだろうと思いました。除雪にあたってくださった皆様に感謝します。ということで、11日前夜の降雪があまり無かったこともあり、大きな混乱も無く当日の朝を迎えることができました。
当日は10時の販売開始から沢山の”本好き”の皆様が訪れて会場は混雑し、28箱の出店者さんも大忙しでした。その熱気と情熱溢れる人の波を目の当たりに、アカミチフルホンイチは”冬”に強いと改めて感じ入っておりました。
ということで、アカミチフルホンイチに限りませんが、古本市はスタート直後の約2時間が勝負だと言える気がします。お昼近くになると各自で昼食休憩をとったり、じっくり遊覧タイムへと移りかわり、14時よりアカミチ読書会の開催があって、残り30分で追い込みや収束へと向かっていく、そんな1日でした。
では、振り返りはこのくらいにして、2025年冬のアカミチ賞を発表いたしましょう。(敬称略)
アカミチ賞 売上金額部門は・・・
1位 はやじん書店
2位 久平文庫
3位 ちはるの本屋さん
つづきまして売上冊数部門は・・・
1位 ちはるの本屋さん
2位 久平文庫
3位 はやじん書店
皆さん、おめでとうございます!! (ふたつの部門が3店の並び替えになっていますね・アカミチあるある)
アカミチ賞を獲得された出店者の皆さんに受賞および古本や古本市に関するコメントを頂戴しておりますのでご覧下さい。
はやじん書店
はやじん書店と申します。初出店から丸一年となる今回のアカミチフルホンイチにて、このような好成績をいただき大変嬉しく思います。
出版不況と言われる昨今ですが、私は紙の本が大好きです。文字を追い、ページをめくるという、ゆとりのある時間、並んでいる書籍から起こる偶然の出会いなど、紙媒体ならではの良さがたくさんあります。そして、1冊の本について対面で話すことのできる当イベントはとても貴重であり、かけがえのないものです。今後も、この良さを一人でも多くの人に届けていきたいです。
久平文庫
【本に関する事】変わった趣味の本、恐怖や幻想を描く本、「その他」の本など、メジャーなカテゴリーから隔たりのある本が大好きです。【古本市への思い】参加当初は所有する本の整理が目的でしたが、今では様々な方と本のお話しが出来る事も楽しんでいます。また自作の冊子を作るようになったのも古本市がきっかけです。これからも参加していきますのでよろしくお願いします。
ちはるの本屋さん
「アカミチ賞 売上金額部門3位」「アカミチ賞 売上冊数部門1位」と両部門で表彰いただきましてありがとうございます!親子3人でその結果にとても喜んでおります。店長よりコメントをいただきました。
「売上冊数1位!!本当にうれしいです。ちはるの本屋さんの本を買ってくれた人に感謝しています。売上金額は3位でした。冊数が1位なのに金額が3位なのはちょっと悔しいです。なので、次の8月のアカミチフルホンイチでは金額でも1位になれるようがんばりたいです。ちはるの本屋さんに来てくれた人に本当に感謝しています。ありがとうございました!次もがんばるので、ちはるの本屋さんをこれからもよろしくお願いいたします。
初めて店主側でも参加して以来今回で数えて6回目の出店でしたが、回を追う毎に店長っぷりが様になり頼もしさが増していく娘を見るのも父母にとってアカミチフルホンイチの楽しみのひとつです。また出店した際は「ちはるの本屋さん」まで遊びに来ていただけたら嬉しいです。一向に減らない山積みとなった父の蔵書から楽しい本を揃えてお待ちしております。
この度は本当にありがとうございました!
あらためて、東区役所の除雪をしてくださった皆さん、出店者およびご来場の皆さん、本当にありがとうございました!
それでは半年後、8月開催予定の ”真夏のアカミチフルホンイチ” でお会いしましょう!
蛇足:両部門で2位の久平文庫さんって実は"吉良吉影"?(K)