ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

■賃貸V.S.購入?マンション購入の”ほんと”と”うそ”

2007-01-23 21:48:02 | ■とっておきの話?
以前、私の記事でも書きましたが、住宅を買ったほうが得か?賃貸暮らしのままが得か?という議論。
自宅の設計をするにあたりイロイロ調べていた所、新生銀行のHPに面白い記事を発見したのでご紹介します。

■新生銀行の記事はこちらから

この記事はちゃんとファイナンシャル・プランナーがシュミレーションしているので信憑性が高いと思います。
特に銀行のHP内の記事なので・・・
私の自邸のシュミレーションの結果に近い形で数字が出ていたので、私のシュミレーションが大きくズレていない裏づけにもなりました。


さて、その肝心の中身なのですが、
家賃15万円の賃貸暮らし(30年間に4回引越し)
と、
4000万円の分譲マンション(30年ローン)
のシュミレーション。

当初の30年間は1400万円ほど賃貸暮らしの方が得という計算。
しかし、もう10年の40年後は、逆転して650万円ほど余分に掛かるというもの。
ローン完済後は、購入物件のほうがとくという計算だ。

---

本当は、賃貸暮らしで30年も経てば子供も巣立って家賃15万円なんて物件に住む必要もないし、分譲マンションを買ってしまうと、15~20年経つと設備にガタがきてリフォームが必要になる。
30年も経てば設備は2度交換が必要だし、内装もイロイロ手を加えなければいけない。
修繕積立金も、引き上げになるかもしれない・・・

と、紹介のシュミレーションでは、分譲マンションを買ったほうが有利になるようなシュミレーションになっているのですが・・・
それもそうである。
銀行としては分譲マンション買ってローンを組んでもらったほうがいいからだ。

私の感覚から、その費用を差し引きして金銭的な損得を考えるならば、やっぱり賃貸のほうが得だと思う。
でも、60年スパンで住む事を考えれば分譲も有りかも。

とにもかくも、我々20~30代で分譲マンションを手に入れるメリットは多くあるが、40~50代で分譲マンション(戸建を含む)を購入するには金銭的なメリット以上のものを見つけなければお勧めできない。

住宅の設計をしている私が、こういう夢を潰すような記事を書くのは心苦しいが、中途半端な物件購入はあまり意味がないということをもっと知ってもらいたいなぁと。

---

■Akatukiの固定資産税シュミレーションはこちらから

■Akatukiの持ち家が特か賃貸が特か?はこちらから


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。