長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産に﨑津集落は入っています
朝方 道の駅﨑津のそばの道路から﨑津教会あたりを撮影
施設が開くのは9時くらいと言うことなんで少し前に出発
海上マリア像の方へ行く途中の漁港付近に駐車場がありますが休日は道の駅(﨑津ガイダンスセンター)の広い駐車場に止めて歩いて行っても
そんなに遠くではないです。
平日なら漁協の近くの駐車場でも今のところは大丈夫ですが道があまり広くないし
自分たちは散策しながら道の駅から歩きました。
まず﨑津諏訪神社へ隠れキリシタンの方は日本の宗教の信者のように振る舞っていたそうです。
桜が咲いてた。
階段が裏山に続いていましたが行きませんでしたが
チャペルの鐘展望公園と言う見晴らしの良い公園があるそうです。
次はカトリック﨑津教会へ
壁は前方がコンクリート後方が木造(資金が足りないで)木造に朝日が綺麗 (注)教会自体は﨑津集落のシンボル的な存在ですが世界遺産ではないと言うことです
裏には古い階段が
妻が綺麗な貝殻買っていた、仕入れ0円これは儲かる店主のおばさんの口癖「うふ、うふ」おもわずうれしさが出るのかな?
元旅館があったとこ(﨑津観光交流広場)ネコがいます
﨑津集落の御朱印は3宗教合作?崎津諏訪神社、崎津教会、曹洞宗普應軒の順で参拝しましょう。その証として、御朱印を曹洞宗普應軒にて発行しています。と言うことです
マリア観音が見える漁港の方へここに駐車場が有ります
﨑津教会周遊クルージングは前日までに予約が必要と言うことでしたが
漁協で聞いたらOKと言うことで30分コース一人1500円 漁船で漁師の方が案内されます
二人で申し訳ない感じ油代でるのかな~?
海からは道からは見えないところが見えます
墓地は十字架のものも多いですキリスト教の方は7割 仏教3割でキリスト以外の方は家の前に正月に飾るようなものを付けられてます。
海からみた﨑津教会
家の裏に「カケ」という海へ張りだしたベランダのような構造物があります 小学生の社会見学?旧網元「よらんかな」のカケ
妻もご満悦?
灯台が
海上マリア像
漁師の船長さんは見所で一々こちらの方に来て色々説明してくれます。
話の内容から熱心なクリスチャンで有ることがうかがえます
漁の前はこのマリア像に必ずお祈りされるそうです。
﨑津集落では日本の宗教の方も隠れキリシタンの事を密告しなかったそうです、それは珍しいことのようです
まだ﨑津教会周遊クルージングはあまり認知されてないみたいですがお勧めです。
帰りに宮下商店で「杉ようかん」を買いました
先ほど小学生がいた旧網元「よらんかな」2階から
追記
なぜ世界遺産に登録された?
なぜ、天草の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に登録されたのか、理由をご存知ですか?
それは、﨑津にある教会の建物ではありません。
そして、﨑津集落の街並みでもありません。
では、何が世界遺産に登録される価値があったのでしょうか?
その答えは、キリシタン禁教令下の250年間、一人の密告者もなく五千人もの潜伏キリシタンが天草に存在していたことです。
当時、密告者には銀五百枚(現在の3千5百万円相当)の報奨金が与えられていたのでした。
天草の人々は、貧しい生活の中に、神道と仏教徒が潜伏キリシタンの存在を知っていたにも関わらず黙って命を守り続けたのでした。
これは、世界史上稀にみる歴史で、異国の宗教を信じる信徒たちを守る例はなく、まして密告者が250年もいなかったことは奇跡的なことです。
ユネスコは、天草と長崎の潜伏キリシタンの歴史と文化を満場一致で2018年6月30日に世界遺産に登録したのでした。
そして、翌月7月29日、世界遺産登録を記念して﨑津で神道と仏教とキリスト教の御朱印が発布されたのでした。
世界初のキリシタン御朱印
キリシタンの御朱印とは何でしょうか?
日本には古くから神社や寺院を参詣した証として御朱印を頂戴する文化がありました。
そもそも巡拝者が写経をして寺院に奉納することを納経といいましたが、その時に御朱印を頂戴していました。
現在は、納経せずに、寺社を参詣した証として御朱印を求める人たちが増えています。
御朱印は日本独自の文化ですから、神社と寺院から頂くのが当り前です。
ところが、天草では神社や寺院の他にキリスト教会の御朱印が頂けるようになったのです。
その訳は、実は天草では四国遍路と同じように昔から天草八十八ヶ所霊場巡りが行われていました。
﨑津には、天草遍路の霊場札所「普應軒(フオウケン)」という曹洞宗の寺院がありました。天草遍路の巡拝者は、普應軒に参拝したその足で、すぐそばにあるキリスト教会と﨑津神社にも自然な形で参拝をしていました。
その御縁から、2018年6月に潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に登録されたことを記念して、﨑津の神社と寺院と教会の御朱印が発布されることになりました。
キリスト教の御朱印は世界で初めてのことです。そして、日本とインドとエルサレムという起源が異なる三つの宗教が一つとなった御朱印帖を発布するもの、世界で初めてのことです。
この御朱印には、人類の願いである恒久平和と、潜伏キリシタンが250年間毎日神様と仏様とキリスト様を拝んできた幸福への深い祈りが込められています。
それだけにこの御朱印を頂戴すると、大きな神仏の御加護を頂けます。
(天草みなの宗巡礼センタより引用)
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