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2013年春・気仙沼市内の桜

2013年05月01日 | 観光資源の状況
気仙沼市内を流れる大川の左岸(上流から下流に向かって左側)には桜並木があります。



東日本大震災の大津波がこの大川を遡上し,桜並木も津波の被害を受け,4割近くの木が流失したとのことです。

そのような状況下でも震災直後の平成23年4月下旬,大川の桜並木はしっかり花を咲かせました。

このブログでも当時の様子を紹介していました。こちらをご覧ください。

あれから2年。気仙沼市内は再び桜の開花の時期を迎えました。

しかし,2年前とは違って,花が咲かない木がたくさんありました。



今後,大川の堤防整備のために桜並木は伐採される予定で,先日のブログでは「最期の大川さくらまつり」とご紹介しましたが,これまでの「大川さくらまつり」に代わるイベントとして「大川桜並木未来への集い」が開催されました。



当日は,人々が様々な想いを胸に大川の桜並木に集まってきていました。





この桜並木のうち数本は移植して保存されるとのことですので,今後,情報が入りましたらこのブログでも紹介したいと思います。

せっかくですので,今年,気仙沼市内で撮影した桜の写真を何枚か掲載します。

こちらは気仙沼市民会館周辺で4月25日に撮影した夜桜です。たくさんの人がライトアップされた桜を見に来ていました。





続いて,我々が勤務している気仙沼合同庁舎周辺の桜です。




気仙沼合同庁舎がある場所は以前,宮城県鼎が浦(かなえがうら)高等学校があった場所です。学校の校庭には桜の木が植えられているところが多いので,恐らく当時のまま残されたものではないかと思います。



東日本大震災の被災地では,震災後に桜の植樹が行われたところが多くありますが,近い将来,その場所が新たな桜の名所になることを期待しています。

(T.H)

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