しあわせ日記

フェリシアと美味しい物のしあわせ日記。

🐶歯科治療🐶6

2017年09月28日 | Loasis ロアジスのヒマラヤチーズによる歯牙破折
手術は完璧です!


「写真提供 とだ動物病院」




そして!問題の破折した
右上顎第4前臼歯



破折した部分が摘出されて
歯髄が露出している状態です






🍀<チョット犬の歯ブラシについて!>🍀

犬の歯ブラシのきっかけになるのは

「子犬の時に躾ける事」が大切ではありません

人間の子供と同じようにアニメのヒーローを見て、
風呂敷をかぶって走り回ったり、
新聞紙を丸めてチャンバラごっこをしたり・・・などなど



🐶フェリシアも同じような行動をとりました
(ブログの記事を探してみてください📝どこかに書きました)


ある程度知能が発達してから
あこがれの人、物、両親など
あこがれ対象の行動と同じ行動をおこなおうとします
ゆえに、、、
人間が歯ブラシをしている時、
その行動を犬に見せてあげる事が
犬の歯ブラシの動機付け、きっかけになるはずです







治療は
📍歯髄を摘出
📍根管内の象牙質をリーマーで削り
📍象牙細管内の感染部分を除去
📍抗生剤を入れてガッターバーチャで充填する
(人間の場合ヨード系ペーストや炭酸カルシュウムを入れる場合もあります)
📍レジンで歯冠修復




根尖までの長さを見る為に
リーマーとガッターバーチャを入れて撮影しているようです





歯肉を切開、剥がして根幹部分を露出させ
リーマーで根管内を削り抗生剤を入れて
ガッターバーチャとセメントで充填している所です







リーマーで根管内を削ると
人間の場合、大根(歯根の太さ)に対して
ニンジン大の穴になるまで削るのですが
(比率ですよ!)




フェリシアの場合、
早期発見早期治療だったので
あまり削って強度を落とさなくても
感染もそんなに拡がっていない為、
大丈夫と判断したのでしょう



とだ先生、グッドジョブ!!ですね





ガッターバーチャが入り充填が終わった所






補強の為、根幹の上部にポスト形成したようです





レジン修復して、歯肉をもどし縫った所







そして、1週間後、、、まだ少し腫れています




すばらしい、完璧なオペですね





今回のフェリシアの歯の破折片がこれです






近心方向からの破折片





破折片裏側







フェリシア、ア〜ンして・・・

◯ここが今回治療した歯です






これで犬の歯科治療はおしまいです

人間だとフラップオペレーションをするのですが
動物病院では、そこまではしないようです

これは、遊離歯肉をレーザーで焼いたり
切除する治療です

歯肉は歯槽骨やセメント質に付着します
歯冠部と同じもので歯頚部も修復した為
エナメル質と同様に歯肉は付着しません

その為、深い歯周ポケットが出来て
ここからまた感染が起こり
抜歯につながるのですが

フラップオペレーションまでは出来ないようです


後は私たちの努力ですね





(=´∀`)人(´∀`=)

フェリシア(Felicia)
ラテン語で「しあわせ」「幸福」の意味です

これからもみんなを「しあわせ」にしてくれます


とだ動物病院の先生、スタッフのみなさん
ほんとうに感謝しています💕

ありがとうございました








硬いボールは禁止だから、
ふわふわのスポンジボールで遊んでいます


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする