Rainbow Gate

日々新しい自分に目覚めていく生き方を存在の癒し、陰陽師、シャーマン、錬金術ワークなどを使いお手伝いさせて頂きます♪

健康学 生活習慣病(動脈硬化)

2005-03-17 15:06:30 | 解剖生理学・衛生学・健康学・その他の学問
動脈硬化
一言でいうと、動脈壁が肥厚し、硬くなった状態の事。
動脈が本来の柔らかさを失って硬くもろくなり、血管壁が厚くなったり血管の内膜が滑らかでなくなった状態をいう。

病理学的には、以下の3種類に分けられるが、一般的に言う動脈硬化は粥状硬化を指す事が多い。
粥状硬化:動脈の内膜に脂肪が沈着し、その部分に異常をきたしたもの。比較的太い血管に起こりやすい。

中膜硬化:動脈の中膜に石灰が沈着する。下肢の動脈に起こりやすい。

細動脈硬化:脳や腎臓などの細い動脈に起こりやすい。また血圧の高い老年者に起こりやすい。

一般に、硬化した動脈により、脳動脈硬化症、冠動脈硬化症、大動脈硬化症、腎動脈硬化症、末梢動脈硬化症などに分類されます。

動脈は酸素や栄養素を含む血液を、脳・心臓・腎臓などの重要な臓器に送り届ける血管。
動脈硬化が進むと、血管の中が狭くなり、更には完全に閉ざされて、これらの臓器の働きが著しく損なわれる。
高血圧・高脂血症・高尿酸血症といった病気があると、動脈硬化はいっそう促進される。
年齢や遺伝素因なども。
中でも、高血圧は、動脈硬化の進行を促し、血液の循環を悪くするものとして危険視されている。
この他、喫煙・肥満・運動不足なども動脈硬化の進行を促進する。

主な治療法
動脈硬化を治療する目的は、動脈硬化の発生・進展を制御して、心筋梗塞や脳梗塞の発病を予防する事に有る。
まず第1に動脈硬化の促進要因である高脂血症、高血圧症、糖尿病などの治療を進める事が重要。
治療法の発達と共に、動脈硬化の発症早期から高脂血症や高血圧症、糖尿病などの動脈硬化促進要因を治療する事によって、動脈硬化の進行を遅らせ、また時には、動脈硬化病変そのものを退縮させる事も可能。

外科的療法:各種バイパスを造ったり、動脈の狭くなったところを形成する方法やカテーテルという細い管を血管内に通して、狭くなった部分を風船を膨らませて拡張する方法。
食事療法:動物性脂肪やコレステロール含有量の多い食品を摂取制限する事で、高脂血症の進行を抑制すると共に、高カロリー食品の制限。
日常生活の改善:運動療法による肥満の是正、喫煙の制限、ストレスの軽減。
薬物療法:血流改善薬や抗血小板薬など

最新の画像もっと見る