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健康学 生活習慣病(高脂血症)

2005-03-17 15:58:07 | 解剖生理学・衛生学・健康学・その他の学問
高脂血症(脂質代謝異常症)
血液中の脂質(コレステロールと血清トリグリセライド)の値が必要量よりも異常に多い状態。
高脂血症が続くと、血管の壁に血液中の脂肪が沈着し、血液の流れが悪くなったり、その流れがストップすると動脈硬化を起こす。
動脈硬化との関連性が高いのは、内蔵型肥満(リンゴ型)。上体肥満とも言います。
女性も閉経後は注意が必要です。閉経すると、血液中の脂質を正常に保つ働きをしていた、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌量が激減する為、LDLコレステロールが増加し、動脈硬化へと進行していきます。
血中脂質にはコレステロール、リン脂質、中性脂肪、遊離脂肪酸などがある。
血液中に多い脂質の種類により、高脂血症のタイプが決まってきます。
1)総コレステロール値が高いタイプ
2)中性脂肪値が高いタイプ
3)両方の値が高いタイプ
血中脂質が、高い状態が続くと狭心症、心筋梗塞などの心臓病に罹る危険性が高くなる。

高脂血症の基準は、コレステロール220mg/㎗以上、トルグリセライド(中性脂肪)150mg/㎗以上、HDLコレステロール(善玉コレステロール)40mg/㎗以下と言われる。
※閉経後の女性は同年代の男性に比べて20mg/㎗l高い240mg/㎗以上
※総コレステロール130mg/㎗以下の時には、脳出血などの病気になりやすくなる。
糖尿病・心臓病などの合併症や、喫煙などの危険分子が多いほど、目指す基準値がより厳格になる。

主な治療法
高脂血症の誘因は、大部分が脂肪の多い食事、運動不足による肥満、不規則な生活など。
動脈硬化の治療と同様。
食事療法
コレステロール(卵黄・マヨネーズ・レバー・ベーコン・たらこ・すじこなど)の多い食品を控える。
芋・豆類・野菜・きのこ・海藻類などの植物繊維を積極的に摂る。
身体の酸化を防ぐ効果のある、緑黄食野菜(ビタミンA)、野菜類 (ビタミンC)、植物油・種実類 (ビタミンE)を多く摂る。
コレステロールや中性脂肪を低下させる作用のある大豆製品・青魚(鰯・秋刀魚・鯖)などを多く摂る。

日常生活の改善:運動療法により、血行が良くなると、中性脂肪や悪玉コレステロールの分解が活発となり、悪玉コレステロールが減り善玉コレステロールが増えます。
※運動を始める前に必ず医師に相談する。(特に、高血圧、糖尿病など、心臓の悪い人など)

薬物療法
LDLコレステロールを減らす薬剤(・スタチン剤・陰イオン交換樹脂・プロブコール)。
中性脂肪を減らす薬剤(・フィブラート剤・イコサペント酸・エチルニコチン酸)


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