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札幌・円山生活日記

「リサイクルアート展2021」&「北海道撮影ポイントランキング年間グランプリ展2021」

「リサイクルのことをもっと知って欲しい」という発想から2015年に始まった「リサイクルアート展」。“使用しなくなった素材を使って、制作者がアート作品として独創的な息吹を吹き込むことで、リサイクルの可能性や未来環境への大切な想いを伝えます”がコンセプト。10月22日(金)~24日(日)の予定で「札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)」で開催中です。

「リサイクルアート展2021」鑑賞に出かけてきました。昨年の「リサイクルアート展2020」は大変見応えがあり本年も開催を待っていました。今般10月22日(金)から24日(日)の予定で札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)「3条交差点広場西」で開催との新聞広告なども見て初日の22日(金)に出かけました。するとグランプリ作品などの審査結果はまだ公表されず、聞くと23日(土)の昼過ぎには明らかになるとのこと。今回も力作揃いで「どれがグランプリに選ばれるのだろう?」と関心高く土曜日に改めて審査結果を確認しました。併せて同じく「チ・カ・ホ」で開催されていた「北海道撮影ポイントランキング年間グランプリ2021」(10月22日(金)・23日(土)開催)を鑑賞してきました。


地下鉄東西線「円山公園駅」から3駅乗り「大通駅」で降りて「チ・カ・ホ」を「さっぽろ駅」方向へ歩いていきます。


途中人出が集まる場所があり遠目には「アート展会場かな?」と思ったのですが近づくといくつか出店があり人気は占いコーナーでした。

【リサイクルアート展2021】

しばらく歩くと会場です。昨年は通路の左右に分かれていたのですが本年は1か所に展示作品が集められていました。

パンフレットをいただきました。本年は全国から312作品の応募があり一次審査を通過した優秀作品全23作品が展示されているそうです。

展示会場です。多くの方が熱心に作品を鑑賞していました。

審査結果です。<一般の部>グランプリ

《今日までの地図 明日への道/林 誉之・麦穂(小学1年生)》
⇒“これまで使ってきた古い道路地図を使用して、これからの明るい未来へ続く道を表現し、循環型社会へのロードマップとなることを願った”作品だそうです。最初「これが小学1年生の作品⁈」と思ったのですが「一般の部」エントリーだったので麦穂さんが小学1年生で制作の手伝いをしたのでしょうか。圧倒的な存在感の作品でした。


<一般の部>凖グランプリ
《Neptune(ネプチューン)/クラブザンビア(京都先端科学大学付属高校)》
⇒蛇口から出てくる生命の源である水の貴重さを表現した作品だそうです。昨日見た時はこの作品は〈高校生の部〉のグランプリだろうと思ったのですが、“リサイクルアート展全体の作品を審査した上で、審査員全員が高校生の部「クラブザンビア」のNeptune(ネプチューン)はダイナミックで力量が高くリサイクルアートの象徴的な作品で一般の部の準グランプリに相当すると評価しました”とのことです。


優秀賞《ITONAMI ~北国の森では 」/YOMO KAORI》
⇒こちらが準グランプリだろうと思っていました。見事な表現でした。


<高校生の部>グランプリ

《あっ!スズメさんが危険!蜜を避けて!チュンチュン♬/WE ❤︎ ART(香川県立高松高校) 》
⇒学校で使用するたくさんの紙を包装している茶色い紙。ゴミ箱へ捨てられる茶色い包装紙をARTに変えてみよう!という発想からの作品だそうです。

<中学生の部>グランプリ

《段ボールオブジェ(シロナガスクジラ、犬、フクロウ、魚2匹)/木村 孔 》
⇒段ボール原紙の素材感が好きでそれが生きるようなオブジェにしたそうです。


優秀賞《バドバードの世界旅行/久保 琉之介》
⇒飛ばなくなったバドミントンの羽で作った鳥がコロナ禍で旅行に行けない中で世界旅行に行くというイメージだそうです。この部門も予想が外れ上掲作品がグランプリだと予想しました。エコとコロナが良いと思ったのですが・・。

<小学生の部>グランプリ

《デイノティラヌス(恐ろしい暴君)/橘 漸(6年生)》 
⇒お父さんが毎日飲む缶ビールゴミで作った‛ゴミラ’だそうです。

<審査員特別賞>

<引地賞>《ケヅメリクガメの りっくん/友森大地 (小学5年生)》 
⇒こちらの作品の質感に大層感心しました。それにしても前回も思ったのですがこんなのを作る小学生ってどんな子供なんだろうと思います。立派な大人になるのでしょう。

【北海道撮影ポイントランキング年間グランプリ展2021】

「リサイクルアート展2021」鑑賞後に「大通駅」に歩いていたところ写真展が開催されていました。「入場無料」とあり早速鑑賞です。

北海道の美しい写真の共有サイト「北海道撮影ポイントランキング」が主催する「北海道撮影ポイントランキング年間グランプリ展2021」でした。“北海道の自然の美しさや北海道の動物や植物の魅力を、写真を通して広く内外に発信することで、素晴らしい北海道を発見すること”を目的にしており、応募総数3,343点の中からグランプリ1点、準グランプリ1点、優秀賞5点、入賞10点ほかノミネートされた作品全127点が展示されいるそうです。

道央、道東、道北等の撮影ポイント別に作品が展示されています。

こちらも多くの方が熱心に見入っていました。会期は22・23日の2日間です。いずれも見事な作品でした。

<グランプリ>
《幻霧に包まれて/masashi.oyanagi》*写真はウェブサイトより拝借、以下同じ

<準グランプリ>

《Angel whisper/Shinya Takeda》

<優秀賞>《シマエナガ飛翔/かぺ》

<入賞>《食べ終えて満足気/mittchan514 》
→こちらは「幌見峠」が撮影ポイントだそうです。こんな夜景が見えるのかと感心しました。

本年の「リサイクルアート展」も中身の濃い独創性高い作品群でした。地球環境問題を身近に感じさせる良い企画です。また「北海道撮影ポイントランキング年間グランプリ展」では改めて写真作家の機材・技量・根気等も結晶のような作品が圧巻です。良いものを見せていただきました。それにしても「地下歩行空間(チ・カ・ホ)」はいつも何かと見所があり便利で楽しい空間です。札幌生活に欠かせぬものと再認識しました。ありがとうございました。

「リサイクルアート展2021」
開催日時:2021年10月22日(金) 10:00~19:00/10月23日(土) 10:00~19:00(最終審査10:00~)/10月24日(日) 10:00~17:00
会場 :札幌駅前通地下歩行空間 3条交差点広場西
※感染症対策として入場の際の手の消毒、検温、コロナ通知システムへの登録をお願いしております。お手数ですがご協力のほどよろしくお願いいたします。
主催 :リサイクルアート展実行委員会
特別後援:株式会社マテック・マテックグループ

「北海道撮影ポイントランキング年間グランプリ2021」
開催日時 2021年10月22日(金)10:00~18:00/10月23日(土)10:00~16:00
会場 札幌駅前通地下歩行空間 北大通交差点広場 東

(2021.10.22訪問)

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