新宿オペラシティにあるNTTインターコミュニケーションセンター(ICC)に「ライゾマティクス inspired by Perfume」、すなわち、ライゾマティクスのPerfumeでの演出の展示を見てきました。Projection Mappingや、エレクトリカルパレード顔負けの電飾コスチューム(しかも音とともに点滅する)など盛りだくさん。普通のプロジェクションマッピングは動かない建物などに映像を投影しますが、ライゾマティクスの場合は動くperfumeを相手にやっているのでちょっとすごい。
5分弱の映像のみ小部屋(定員15人)で見る感じですが、他はフリースペース。それほどPerfumeのファンではありませんが、これだけの気合いの入った演出は結構すごいかも。
そのあと、ICCの常設展示もざっと見ました。15年ほど前に見た「ジャグラー」がまだあって感動しました。ストロボをうまく使って、ジャグリングしているように見える「動きのある展示」は15年たっても色あせません。多くの人が見ていました。
あと、「金魚解放運動」というのもおもしろかった。もともと金魚はフナを品種改良して人間の観賞用に意図的に交配された品種である。これを、先祖がえりさせて、フナに戻して「金魚を解放し、野生(フナ)に戻す」というもの。二組の金魚カップルから、色が抜けたりしたちょっと平凡に近くなった第一世代の金魚同士を掛け合わせると、尾ひれも一枚しかなく、色も抜けたフナに近い金魚(第二世代)が生まれてました。金魚自身が意図的に解放していくのではなくて、周りの手により解放されていく。現代の人間も同じかも。。原点に還って解放されるべきかもしれません・・
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