The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

THE LIFE 21号

2007年02月15日 | ヨウジ氏ブログ
やぁ。

例によってレオのごとく例のホテルに泊まってるぜ。今日も。
タイプミスで、レオになってるぜ。
だが、そのまま行くぜ。

でも、別に百獣の王ライオンみたいに泊まってるわけじゃないぜ。
と、言い訳だけはしておきたいのが、俺、俺自身の律儀なところ。

いたって普通。
普通に大人しい客。
とりたてて汚い靴で歩くわけでなし、全裸でジュースを買いに行くわけでなし。
唯一つ、特筆すべき点があるとすれば、そう、、ワインレッドのパッチとシャツでPCに向かう様。。。
これもライフワークか。。


しかし、この狭い部屋の中で数分前から2つの事件に巻き込まれている。

机の上の電源がカパカパで、PCの電源が取れない。
故に、ワイルドに机を動かし、TVの電源が差さっているであろうコンセント部を探索。

発見。

引く抜く。

PC電源注入。これで一安心。

と思いきや、TVが付かないのです。

これは困ったな、、いやはや、TVの電源を抜いたわけだからつくわけねぇな。
と思い、使わないであろう内線電話の電源を引き抜き、そこにTVの電源を差し込んだわけだが、これまたどういうわけか付かない。。

考えうるパターンを数通り試したが、こりゃいかん。やはりつかない。

明日の、目覚ましテレビ血液型別占いランキングはお預けだ。
どこかでテロが起こっても俺には関係ない。
中村ノリが中日に入団しても俺には関係ない。


まぁそもそもTVなんて現代人の気休め、俺には必要ない、無くても良い、絶対に良い。
PCという名の更に近代的な文明の利器を手に入れた今、そもそも人類はありとあらゆる欲望を達成しすぎて感覚が麻痺している。
俺、俺自身は昨日の今日まで、今日の今まで贅沢すぎた。

今日はそういった点も含め、マイセルフを痛く反省しよう。
と思い込み、上着を脱いだ。


小銭が床に散らばる。

オー!ベッドの下に百円玉がローリング!

慌てて追いかけるも、これまた猛烈なアスリートぶりで行ってしまった。。

しかしながら少しばかりきらめくコインを発見。

拾う。
・・・1円玉ですね。


いや、俺が落としたのは確かに100円玉なんですがな。。
と思い、物のついでにベッドもワイルドに動かしてみた。

うむ、そこにあったのは、プライドと言う名の誇り
ではなく、ダスティーと言う名のホコリのみ!

しかしまぁ、あの厚みと存在感は確かに100円玉であり、これはもしやベッドの裏側に張り付いているのではないだろうか、、
との疑問も捨てきれず、ベッドを逆さまにしてみようかと5秒ほど真剣に考えましたが、御札とか貼りついてたらやだな。。
とも思い、断念。

ただでさえTVも付かないのに挙句に御札とか見てしもうたら、もう俺は、、
俺は、、との思いより断念。

すまねぇ、ホテルの人。
コンセントはぐしゃぐしゃで、机は斜め向いたままで、ベッドも足のコマの部品取れてるけど、、自分を貫いた結果だ。。





許してくれ。

THE LIFE 20号

2007年02月11日 | ヨウジ氏ブログ
数え上げれば3秒くらいで終わりそうな熱烈なファンの皆様からの数え切れるほどの、だがしかし、熱き血潮をともなう苦情メールにより、連載再開。

THE LIFE20号 近所にLIFEと言うスーパーがございますが、特に何の関係もありませんので悪しからず。
たまに欠番がありますが、特に意味は無く、その真意のほどはあなたが定年退職した時や、結婚したとき、人生の節目を迎えたときに何となく分かるようになっているのだよ、何となく。
あくまでも何となく。


さて、先日の出来事。
中国地区某所に毎月一度行く居酒屋があり、そこのメニューを眺めていると
・生ビール・・・350円
・枝豆・・・200円
・山芋鉄板~・・・~円
とまぁ良くある配列でメニューが次々と並んでおり、じーっと最後まで読んでいくと、


「エジプトカード占いやってます(暇なときだけ)・・・500円」


と言うメニューがありまして、どう見ても暇そうなんで

俺「エジプトカード占い」
女将「さて、何を占いましょうか・・・」


と言うやり取り。
普段からあまりこういった類のものは信じないし、仮に神社で大吉を引いてもあまりテンションが上がらない性質の俺、俺自身。
しかしまぁ、芸事に身を置く一人のはしくれとして、こう言う物もあながち嫌いではないのもまた俺、俺自身。


俺「適当に、人生全般」

女将「では・・」


とまぁ普通の流れ。



で、全然普通じゃない結果
どうも、出てはいけない場所に出てはいけないカードが出てはいけない方向に
ガッツリ出たようで、

俺「どうでしょう」

女将「うん。今年の下半期に大きな病気にかかるか、事故で亡くなりますね。。」


そう、あっさり、だけど確実にバッサリ斬られた模様。エジプトカード占い恐るべし!


俺「まぁそれは仕方ないですね(仕方あるか!)。で、その死に際までにラブ的な愛のメモリー 風の叙情感ある話題はありますかね?」

女将「うーん。年下の女の子との縁が急に増えますね、でも思ってもない娘と子供ができたりな んだりですが、結局のところ結婚まではしませんね。。」



バッサリどころかもはや迷宮入り。。エジプトカード占い、この時点で女将の方が恐るべし!



俺「どうせなら死ぬ前に(死ぬんかよ!)なんか良いことはないですかい?」

女将「急激な出世運があり出世はしますね、、でも喜べる結果が全く出ませんね。まぁ出世は しますが、、、と出ています。」


もはや生き地獄。おいおい、俺なんか悪い事したかよ、500円払って。。
といった具合で終了。


で、総括
今年の下半期に急激にバンドの人気が出て世に認められる。そこで俺、俺自身は俺自身を見失い、とある年下の女性ファンとねんごろになる。
そして二人の間に子が宿るが、それは許されない愛であったとその後に破局。
そんな絵に描いたようなロックバンドストーリーのさなか、ステージより視線の会った熱狂的ファンに言われ無き逆恨みを買い、ライブ後、銃殺される。。
ワイルドだ。。あまりにもワイルドだ。
考えただけでも体が持ちそうに無いぜ。この人生と言う名の舞台劇。

あぁ、そんな感じの下半期なんだな。。
と安ホテルのベッドにて回想。
そうか、どうせ残された時間が半年なら、思いっきり生きてやるぜ。
スクールウォーズのイソップのようにな!

と少し強がるも、あまりにもストレートなノンオブラートの女将にわななく夜。
おかげで寝汗で果汁100%のフルオリジナルドリンクが出来そうなくらいうなされたぜ!!

と言った週末の出来事であった。


占いは良いことだけを信じよう。 
良いことが無かった場合?
もう一度500円払って同じ占いをしてもらおう。
もうそれしか無いだろ。

THE LIFF 19号

2007年01月18日 | ヨウジ氏ブログ
おそがけに、書こう。
感情を加工した文章を書こう。

インディーズロック界広しといえど、俺、俺自身の車での月産走行距離は自慢だが国内ベスト10入り確実なはずだ。
月4000キロは下らない。一人で走る。
憧れのプロ野球選手みたいにオフは無い。
そしてプロ野球選手並みの稼ぎはもちろんない。
だがしかし。。
不幸せかと問われると、即答はできないも幸せベスト10入りではないが不幸せベスト10入りでもなさそうですよ、としか答えざるを得ない状況。

そんなことを言うと、インディーズロック界広しと言えど、俺は月産合コン数は国内ベスト3入りだ、と言う人もおり、そうかと言えば、俺は月産皿洗いの枚数はベスト5入りだ、と言う人もおり、しまいにゃ俺は月産まばたきの回数はベスト7入りだと言う体内生産量で勝負してくる輩もおるであろう。。。
そして彼らのいずれもが決して幸せでは無く、不幸せでもないはずだ。


と言うことで、車に乗っていると、両手を離して寝ているわけにも行かず、まぁオールウェイズ、死と隣り合わせなストイック極まりない状況であり、目線内の唯一変化の起こる現象と言えば走行メーターな訳で、


「これはもう俺、俺自身はこいつの成長を見守るしかねぇな。」


といった感情の芽生えがいつしかございまして、時に、俺は彼がまばゆばかりの光を放つ一瞬の物語と遭遇する。



嗚呼、走行距離メーター。。それは君と俺との刹那のひととき



千円未満の金額でカタの付くコンビに世代の俺達は、走行メーター下3ケタが気になる世代。
俺と彼はいつしかたった3つの数字で会話をする蜜月の仲となった。

車に乗り、エンジンをかける、、、下3ケタを見る。
車を降り、エンジンを切ろうとする、、、下3ケタを見る。
これもまさにライフワークの一角。

ある時は459(シゴク)
おいおい、俺何の部活入ってん、で、お前先輩か!・・・とテンションは激下がり

ある時は489(シバク)
おいおい、俺なんでお前にからまれてんねん!・・・とテンションは激降下

ある夜は084(おはよー)
いや、夜やし!そんなんでテンション上がらんし・・・的な夜を越え、、

ある朝は510(後藤)
や、俺、西田。名前覚えろよ的な。

ある夕暮れの波止場沿いは647(ムジナ)
僕らが出会ったのは、、、最近じゃ!というセンチメンタルもしばし。


なかなかリズムは合わないよな、だってお互い別の生き物。
俺の肌は柔肌、お前硬いし、なんかテカッてるし、生まれも育ちも違うもんな。
一緒に寝たことないし。
家に連れて帰って父ちゃんと母ちゃんに紹介したいけどさ、なんか車から出て来ないもんな。

と思ってたある日、
俺はその日、ひどく疲れ果てていた。。
タイヤードとはこの事かと言わんばかりに。

小雨の降るその夜
いっそじゃじゃぶりの方が色んなこと諦めつくのにな・・・
気分的にもネガティブな日だった。

長渕剛氏が作中がささやく
「もうこれ以上先へは、、進めない、、」
気分的にもそんな夜だった。

ホテルの駐車場に車を駐車場に止め、彼をチラッと見てみた。

962(苦労人)
ほっとけ!

なんか自分が惨めになるのに、追い討ちかけんなよなー。とか思いながら。
お前に言われたないし、雨も強くなってきた、、
今、車降りても大変やなぁ。
なんて思い、近所をクルッと一周。

よし、もう降りようと思ったとき
また彼を見た、下4ケタを見た、、

5963(ご苦労さん)


ありがとう。



4つ目の数字で話しをしたとき、彼は俺を見守ってくれた。
その日俺は彼と車の中で寝た。

THE LIFE 18号

2007年01月16日 | ヨウジ氏ブログ
至極こんばんわ。

俺の名、ヨウジのジは至極の至です。付き合いの長い友人ですら覚えません。
その呼びやすさから、人に「覚えた」との安心感を与え、細かいディテールの部分へのこだわりを忘れさせるシステムになっているのだろうな。
意外と気に入っており、いつか子供が出来たら漢字だけ変えて同じ名前にしようと思ってます。

俺、俺自身は局地的にマメで、その実にいい加減な性格の割に、人の名前はきっちりと覚えるほうでして、漢字までガッツリ覚えます。
と言うのも、今は亡くなられてしまったのですが、中高時代の恩師が

「自分が小さい頃に当時の先生に名前を覚えてもらえてた事が凄く嬉しくて、自分が教師になったらそうしようと思ってたのだ。」


とのことで、当時の西田少年も

「なるほど、実に良い事だ」

と思い、以来そのように心がけているのである。
老若男女問わず、人の名前は覚えなさい、好きな人も嫌いな人も。
さすれば日々鬱屈した世界も広がるだろう。


ただ、その恩師はこんなことも言っており、

「自分が小さい頃に電車に乗ってると、知らないおっさんにスポーツ新聞を貰ったことがあり、非常に嬉しかった。」

との事だが、今の所もそればっかりは理解できない。

「先生、すまない。青年となった今の俺もやっぱ無理だ。」

などと思いながら、電車に乗っていた昨年末
向かいのおっちゃんが読んでいるスポーツ新聞に



「横浜・多村ーソフトバンク・寺原 電撃トレード!!」



読みたい、、おっちゃん、新聞くれよ。今すぐ。
あの日の衝撃が今も甦る。先生、分かったぜ、あの日の言葉。。。


プロ野球トレード史に見る光と影
今回のトレードは久々にドラマを感じる。
多村仁29歳は神奈川出身、横浜高校ードラフト4位で横浜ベイスターズ入団 在籍12年
寺原隼人23歳は宮崎出身、日南学園ー4球団競合の末ドラ1で福岡ダイエー入団 在籍5年

二人とも生粋の地元育ちの地元球団所属のパターン。そして二人とも入団後、故障しまくり。
多村にいたってはファンとの握手会で腱鞘炎、ポスター撮影中にジャンプして捻挫。。
ライブドアとマネジメント契約を交わすが、ライブドアが証券取引法違反の疑いで強制捜査。。
復帰一試合目で肋骨4本骨折・登録抹消、その怪我癖を気にし、神社に行った際風邪を引き、シーズン出遅れる、、
相当なキャラの立ち具合である。。

好きだ、こういう人。誰かを思い出す。

一方、寺原は甲子園で神童扱い、4球団競合でドラ1入団、背番号は20。
そこまでの完璧な経歴に反し、プロ入り後は大苦戦。
2年目は大器の片鱗が見られるも、期待通りの結果は1シーズン通して出たことが無い。

そんな二人がこの冬トレードされた。
同世代と言うこともあり、今後の二人の野球人生が楽しみだ。
二人とも、恐らく人生で初めて故郷を離れることとなる。友や思い出をそこに残し。。
その中で今までくすぶっていた自分をどのように出していくのかが楽しみだ。
トレードと言うと一般的にはどうも暗い影が感じられがちだが、今回の二人は両者請われて行く身。新天地へと。
プロ野球選手は使い捨て、なんて言われるが、両球団が彼らの人間的な成長を期待したかのような久々に爽快な親心を感じるトレードだ。
プロ野球選手はロマンだ、いい歳の男が木の棒を振り回してちっこい球を打ったの打たないだので一喜一憂する。で、異常な金額を稼ぐ。
最近の嫁は大体美人。




先日、多村のソフトバンクホークス移籍後の背番号が発表された。

「6番」


あぁ、、思い出したよ、多村君、それ湯上谷(THE LIFE12号参照)がずっと付けてた番号。。
頑張れ多村!!応援するぞ!!
そして、、活躍するな!!

THE LIFE 17号

2007年01月13日 | ヨウジ氏ブログ
おめでとうございます。
何が? 見たいな時期になってきましたが、こんばんわ。

あれから数日、俺は唯一の友人、いや、もはやソウルメイトである知恵の輪氏との帯同生活を送っている。。



外せない。




あの極度にウォーミーなエジソン夫婦の風景は、2日目の晩には早や憎しみに変わり、そんな自分が痛く惨めになるベッドの上。
だめだ、目も脳も爛々として眠れない。


目覚めれば隣に知恵の輪、、だめだ、このままではノイローゼになる、と思った矢先、いつかのあのセリフが甦る。


「愛とは、信じ、待ち、許してやることだ・・・」


それからと言うもの、っていうか今日、ポケットの中にしまいこんで一時彼を忘れることにしたって訳さ。

しかしながら今日も道は寒く、ポケットに手を入れて歩いていると、無意識のうちにガチャガチャとこねくり回しているその姿は、ベンチでヒマワリの種を食っては吐き、食っては吐く、メジャーリーグの選手さながら。
遥か遠く、フィールドオブドリームスの舞台裏を体現していたその時、




おっ、、は、、外れた。。



思わずポケットの中でガッツポーズをするも、
何だ、、この虚しさは。。


突然の出来事に、高まる鼓動を抑えきれなくなった俺は、落ち着きを取り戻そうとひとまず、あまりにもあっけなく分解された知恵の輪氏を商店街の中にあるベンチに座って眺めてみた。



うむ、空虚だ。ただひたすらに。。




自分の知らぬ方法で成果を上げた部下を眺める中間管理職のおっさんの気持ちとは、まさにこんな感じなのだろう。
バントのサインを無視してヒッティングに出た選手がヒーローになったときの監督の気持ちとは、まさにこんな感じなのだろう。


そもそも、俺、俺自身は知恵の輪氏との出会いから今日まで、彼に何を求めたのだろうか。
自分の手で彼を分解する、それが目的だったのだろうか。
だとすれば、これほど欺瞞に満ちた話は無い。
なぜなら、俺にも彼にもそんな筋合いは特に無いわけだ。
なぜ、分解されたその姿を心から喜べないのか。。
知恵の輪氏、俺はひどく勘違いしていたようだ。
君との出会いから学ぶことはあったが、俺はもう何も教えることは無い。
次に会うときは、君が方法はどうあれ綺麗に分解されたことを心から喜べる人間であろう。


俺はまだ旅の途中、人生は旅だ。
旅は出会いと別れの繰り返しだ。
ホテルのフロントの女の「おかえりなさいませ」には何も感じない、別に俺の家やないし。
だが、「いってらっしゃいませ」にはなぜか「ありがとう」と感じる。
いつからか、別れ際にしか何かを感じれなくなったのだろうか。
ただ、旅の途中とは誰もが寂しがり屋だ。


そして今日も例の東横インに泊まっている。

早くも知恵の輪氏と再会・・・

THE LIFE 16号

2007年01月10日 | ヨウジ氏ブログ
猛烈にこんばんは。
季節柄、あけましておめでとう、を毎日連呼しています。
今年もヨロシク、も連発しています。
ただふと思うのは、いつでもヨロシク、じゃぁね、って感じなんですけど。

物心ついてより日々。

マッドネスな日常柄、実はこの俺、俺自身、ホテルに泊まることが多いのですが、
今日は例の東横インに泊まっております。

社長と苗字一緒やし、チェックインの際

「西田です。」

と言った後の受付嬢の反応を毎回やや楽しみにしており、それぞれの異なった反応から察する受付嬢の心境を回想しながら、エレベータに乗り込み、指定された部屋へ入るのがライフワークな俺、西田です。
社長と苗字一緒やし。

社会的使命を果たさず、マスコミに吊るし上げられた当ホテルを賞賛するわけではないが、設備、環境等からみるコストパフォーマンスはお世辞抜きで悪くないのが実状であり、あれほどまでのバッシングを浴びた後とは思えぬほどに新規オープン勇ましく、着実に顧客を増やすその姿に、あの日のロックンロールの屈強なまでの姿を感じる。


そういえば、利用客の大半はi-PODから屈強な8ビートが音漏れして、、いるかどうかは知る由も無いが。。


晩飯のカレーが無料であり、一人上手な旅人達にとっては節約この上無し。
支配人はどこの店舗も女性であることも、出来そうで出来ないサイクルヒットを達成した後の1番バッターのそれが感じられ、遠くフィールドオブドリームスを感じさせる。

で、面白いのがインターネットで予約すると、毎回、何かしらの景品をくれるのである。そのチョイスもなかなかの物で、靴下やLEDライト、携帯ストラップ等々、顧客ニーズと時代の風を着実に心得ている。

大体の人は靴下を貰うのですが、頻繁に泊まっていると靴下ばかりが増える傾向にあり、靴下はそれはそれでありがたいのですが模様に

「TOYOKO」

と、あまり有難くない自己主張も含まれており、見慣れるとロックバンドのツアーグッズに見えてくる恐ろしさもやや感じ、今日は別の物を貰おうとカゴをしげしげと見ていると、
なんだコレは。。。


なんと「知恵の輪」があるではないか。

迷わず「知恵の輪」をゲットし、只今格闘中。
「知恵の輪」は元来、かの発明家エジソンが考えたそうで、その理由と言うのも非常に面白く、職業と日常柄、エジソンはエジソン嫁をほったらかしにしていることが多々あったそうで、そんな嫁さんを自分が仕事中に退屈、不機嫌にさせないための楽しみとして「知恵の輪」を考えて、プレゼントしたそうな。。

それで機嫌良く退屈しのぎしながら彼に連れ添ったエジソン嫁の姿を想像すると、なんとも可愛らしい夫婦やなーなんて考えると。

ガチャガチャやっとっても、なかなか解けないこの腹立たしい2本の湾曲した銀の棒も、なかなかお洒落に見えて来た。


外してみるわ。



THE LIFE 15号

2007年01月09日 | ヨウジ氏ブログ
HPが停滞している。
なのに、投稿しまくる俺、俺自身。

今日は寒いな、と思いつつ道を歩いており、寒いときとか暑いときは日常的な悩み事をしていても、
あまり良い案は浮かばないもので、なんとなく不定期的に自分の中でテーマとなる「日本単語と英単語の共通性及びバックグラウンドについて」考えていると、かつては閉鎖的であった日本と欧米国との間にも、それはそれで現在に至るまで様々な物語があり、その中で作られた言葉もあるんだろうな、などと思うと、結構色々あるもんで、

例えば「Walk・ウォーク」・・・なんかは頭のWを取ると「歩く」と読めまして、これなんか完全に日本人と向こうの人が一緒に歩いてる最中にコラボレーションした感じの単語だよな、とか思いつつ

「Road・ロード」・・・なんて道路を逆に読んじまっただけで、これもどっかでコラボレーションしたはずなんですが、両国代表同士の打ち合わせ不足で、どっちかがどっちかの国に帰って読み方まちがえやがったな。。ククク。。
などと一人でニヤニヤしていると、意外と壮大なストーリーの中で生まれた単語もあるもんで、

「Journey・ジャーニー」・・・比較的長期旅行の意味ですが、
江戸幕府がキリシタン禁令を出していた頃、当時布教活動に来ていたバボチャン(以下バボ)と言う外国人とフミエと言う日本人女性が恋に落ちまして、二人は国境や文化を越えて愛を育んでいたわけですが、やはり当時の時代背景もあり、それは許されぬ、そして結ばれぬ愛だったわけです。

ある日、バボのみが知っていた、別れを余儀なくされた朝、いつも通りフミエは布教活動に向かうであろうバボを見送った際、

フミエ「今日はどちらへ?」

バボ「ジャーニー(比較的長期旅行へ)」

とだけ言い残して去っていったバボ。
当時「ジャーニー」の意味を理解できないでいたフミエは、「そんな土地があるのだろうか」とやや疑問を抱き、二度とは帰ってこない彼を待ち続ける日々がはじまったのであった。お腹には彼の子を宿したまま。。


それからと言うもの、生まれてきた子供を一人手で育てる日々、愛するあの人を待ちながら。周囲の視線は現代ほど寛容ではなかった。
だが、辛くは無かった、なぜならやはり今でも愛しているあの人の子だから。

時は流れ十数年、宣教師としての結果を認められ、祖国で英雄視されたバボは、国営放送のインタビューでこう言った

「俺はまだ長期旅行に出ている最中で、帰らなければいけない場所がある」と

しかし、結局帰ることは、そして家族に再会することは無かった。

その頃、成人した息子は国の徴兵令により家を出る日が来た
ちょうど今日みたいに寒い冬のある日だったのだろう。。。

息子「では、母上行ってまいります」

母フミエ「ジャーニー?(あんたもそう言って帰ってこないのかい?)」

母は息子の背中にいつかの別れを見た。

「もうこんな思いはしたくない。」

母フミエも、そして父バボより受け継がれた息子のDNAもお互いを振り返らせなかった。



戦時中、息子は戦友と戦地で分散する際の合言葉に

「じゃぁね(比較的長期の旅行へ出るぞ)」と言った。

約束されない再会と戦友への精一杯の愛情を込めた言葉であった。。。


俺達が普段何気なく使う「じゃぁね」とか「じゃぁな」の語源はきっとこういった物語の変遷を経て作られたんだろうな、きっとそうだな、これらの歴史を踏まえたうえで、心して使わないといけないな。。

と思った、寒い冬の路上での考え事でありましたわけです。












THE LIFE 14号

2007年01月07日 | ヨウジ氏ブログ
あけましておめでとう。
昨日はASB2007年初ライブ、お越しいただいた皆様如何でした?
対バンのみんなはもちろん、今年もよろしく的なメンツのみんなと会えて、

「おぉ、今年も俺の一年が始まったな、人生の継続と続行」
と、ややしんみりと就寝

と言うことで、若かりし頃のワシは、一年の計は元旦にあり、と言う老若男女をBC時代から巻き込み、
世を席捲(字がこれで合っているかどうかはそれぞれの信頼できる上司に聞いてくれ)したであろう名文句の刷り込みを十二分に受け、

とある幼少期・・・逆上がりができるようになる。・・・見事クリア
またある幼少期・・・自転車に今年こそ乗れるようになる・・・見事クリア
とある少年期・・・受験に成功する・・・やや無事に、だけどしなやかにクリア
またある少年期・・・彼女を作る・・・完全に敗退
その次の年・・・彼女を作る・・・連敗
その次の年・・・彼女を作る・・・3連敗
その次の年・・・さすがに目標設定に無理があるのか、野心はそのままに自尊心とともに目標設定を見送る・・・断腸の思いとはこの事か、と実感

上記より推測される年々右肩下がりの勝率に、いつしか人は、人々は、いや俺は、俺自身はあやふやな日常の中に自らの安住の地を求め、いつしかそこを安住の地と思い込み始めたその矢先、知らない間に伸び過ぎた後ろ髪がちょっと前にひっぱたら口に入りそうな事に気付き、おっとこれは何がどうと言うところまでは説明できないがいつの間に?的な感覚にさいなまれ、今年はなにか目標を立てよう。
と感じる今日この頃。

だからと言って
「じゃぁ俺、和尚になります。」
と言うのもなかなか現実味が無く、またそれを分かってしまう、諦めを伴った大人な自分も当然いるわけで
「じゃぁ結局叶えられそうな目標しか掲げられないのかい?」
といったツーナッシングからの3球目をど真ん中に投げますけど、「打てますか?」みたいな挑発的な自分もいるわけで、
「うむ、これはどうした物か?」と考えているうちに毎日眠たくなるなるわけです。

と言うことで、目標が決まったら報告します。
と言う報告になりましたが、おやすみなさい。



THE LIFE 13号

2007年01月05日 | ヨウジ氏ブログ
あけましておめでとう。
昨日の練習よりそのまま盟友サヨナラロックボーイズと新年会、と言うか鍋を行い、本日は長時間練習。ドラムスの彼は着用していたヴァイオレットグリーンのフリースと同じくらい顔色が変色し、そのまま流れ解散と言うあっけない幕切れにて2007年スタート。

昨夜は杉本宅が会場であり、期待を大きく上回る鍋にてもてなされた我々、愚連隊一行は日々積み重ねているインサイドワークのおかげで無言のままYouTubeで遊ぶこととなり、懐かしいバンドの画像や音源を聴き感極まる局面を過ごした模様。

明後日に控えた企画イベントのセッション曲等の打ち合わせを行い、ベーシスト宅ならではの異常にウーハーの効いたスピーカにて皆様就寝後、一人で昔のブランキージェットシティーの音源を流し、ひたすらコピー。
「ヘッドライトのわくの取れ方がいかしてる車」
と言う曲ですが、ヘッドライトのわくのとれかたよりこの曲の方がいかしてるので皆様機会があれば聴いてください。わずか5分間くらい旅に連れて行ってくれる曲です。インディアンの羽を付けた恋人は怖すぎるけど。
まぁこの曲聴きすぎて現実に放浪の旅ばかりの人生になったんかもしらん。。。
もうあんまり一人旅はしたくないんやけどな。

「思えばコピー練習って最近してないよなー。で、なんで今頃BJC?」
なんて一人で思いつつも、昨夜はそう、サヨロクのキャプテンGood Byeと久しく人間として人間らしくJR福島まで歩いたなか、15年前彼と出会ったことやその時の感覚が蘇ったんやろな、と思いややセンチメンタルに。

時代とか境遇は変わっても人は変わらんな、といつもながら実感。
その間、弱小ホークスは優勝するし、もはや常勝軍団へ、なんとロッテ、日ハムまで優勝してる、阪神なんか2回も優勝してるもんな。。で、西武って器用にずっと強いよな。。やっぱ好きになれんな、などと累々の歴史を振り返りながら就寝。

すぎやん、ヒーター消し忘れてそのまま寝たわ。ごめんね。





THE LIFE 60号

2007年01月03日 | ヨウジ氏ブログ
あけおめ。今年もヨロシク。

ついに2007年の幕明けだ。言っとくけど俺は今年30になるぞ。もう大人ですね。
2007年といえば2007年問題だ。

今日も若干、街を歩いていると、自らの行く末を案じるあまりやや小刻みに震える定年間際のおじさん風の中年男性を見かけたが、彼はきっと2007年問題だろう。

あまりの目線の遠さに、「一緒にバンドやろうぜ!」

と声をかけそうになりましたが、私ももう三十路を控えた手前、あまり向こう見ずな交渉事には首を突っ込まなくなってきているせいもありましてか、「誰だってそう、僕だってそうなんだ」とミスチル風に心の中からエールを送るまでに留めておきました次第でして、そういや昔「バンドやろうぜ」って言う雑誌があったな、なんて思いながら、同時に「ヤングギター」と言うあまりヤングが読みそうにない雑誌もあったけど、今でもあるんかな?なんて思いながら墓参りに行ったというお正月です。

ブログにもありましたが、先日新しいフォークギターを買いまして、最近は家でゴチョゴチョ触っては練習とも言えぬ練習と瞑想を繰り返す次第。
以前より思ってるのですが、ギターとの出会い、触れ合いは言わば恋愛の様なものでして、「よく来たね、ヨロシク」的な要素がふんだんに含まれており、それはそれで楽しいものです。まぁ同じカタチしてても一本として同じ音が出るものは無いのが非常にリアルなわけです。それでいて大抵のギタリストが見た目で選んでるのがオツであったりする訳でして、選んだが最後「この弾きにくさが良い」とか「この鳴りの無さが良い」とか大体みんな錯乱気味の理論でもって自分の選択を正当化するのもまたギタリストらしさであったりもします。まぁそれ以外も皆様基準はあるんでしょうが、僕の場合はグリップ、握り、をやや気にしまして、弾いてる時はずっと手を繋いでるような状況ですから、あまり極太いやつとか極度に細いやつはちょっと苦手でありまして、そういう中ではライブでよく使ってる黒いエレキが一番なじんでおるわけであり、最近暇なんで、なぜこれが良いのかな?などと考えておりますと、一番良く練習で技術を身に付けた頃と言うのがあのタイプのギターな訳です。言わば最初に付き合った女の子みたいなもんですな。良くも悪くもそれが自分の体感基準になってるんだろうな、と言うことに深く納得したわけです。
つまり何が言いたいかというと、なんにせよ初体験は重要だ、と言うことでして、最近は初体験のことが少ない、と言うかほぼ無い、日常でして、今年はなんか良い初体験をしたいな、というココロザシ表明。


ASBは明日が年始初練習。その後新年会を行い、後日も練習。
今年もいい年になりますよう、応援よろしく。