The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

Into the Harvest 2020 ミッション完了!

2020年12月17日 | ライブレポート
少し間が空いてしまったけど、絶対に書き留めておきたいライブについて。2月以来、実に9か月振りのライブ。
ASBはそれまで、無観客ライブやライブ配信などもやらないという選択をとったので、本当に9か月もライブをしなかったことになる。

ひで氏です。

このバンドをやってきて20年、いくらライブの空白期間があったといっても9か月はない。
果たしてちゃんとできるのだろうか。ライブ3日前にギターの弦を張り替えながら頭の中はそんな不安でいっぱいだった。
感染症対策は可能な限り行った。マイ消毒ボトルは常に携帯、1時間おきぐらいにプッシュ。そしてライブハウスは、今やどこよりも敏感にそして徹底して対策をとっている。

11月22日(日)、まずは大阪編。梅田に行くこと自体が結構久しぶりだ。
ムジカジャポニカはお客さん一人一人にフェイスシールドをかぶってもらうというある意味逆転の発想で飛沫を防いでいる。
この日はASBホストということでOHIO先行。やはりOHIO101は素晴らしくダークでローファイで、それでいてキャッチーという全く稀有なバンド。去年もそうだったけど、2週間と空けず同じ共演者とライブを続けるというのは精神的・演奏的成長という意味でも我々ASBのようなバンドにとってはとっても大きな意味を持っている。



ムジカオリジナルフェイスシールドは傘付きなので、ステージが兵隊に囲まれているような気持になる。さらにシールド部分が照明に反射してお客さんの顔が見えないし、コロナ禍の鑑賞マナーとして無言なので(本当に守ってくれてありがとう)、ストームトゥルーパー的な無表情のプレッシャーがある。突然「構えーーーーぃ!」という号令とともにザッと銃を一斉に向けられるのではないかという錯覚に陥るのだ。


かと思えばMCでちょっとウケたなと思うとキラキラ光るフェイスシールドがわさわさ揺れるという、これまた今まで見たことのない光景が広がっていてとても新鮮だった。忘れられない夜であったことは間違いない。


ラストのセッションはRun on the Highway。OHIO101が絶賛してくれるこの曲を一緒にやれて、感無量だ。ムジカジャポニカのみなさん、来てくださったお客さん、一人一人に肘タッチでありがとうを言いたい。




Photos by sawamills

Into the Harvest 2020 - Osaka: SETLIST
1. This Could Be the Last Time
2. Lily
3. Another Round
4. Color of Mine
5. Crush
6. If I Could Hate You
7. The Driving Waltz
8. 蛍
9. スノーマン
En:
10. You've Got a Way
11. Run on the Highway

Live Digest 動画はこちら!

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12月5日(土)は東京編である。今回は新幹線移動を選択したASB、バンド史上最も快適な移動だった。
東京でまたこの大好きなOHIO101とやれる。それも遠征で。お客さんを入れて。それだけで本当に純粋にうれしい。それも大阪編の興奮も冷めやらぬまま。


大阪より寒いということはないだろうと高を括ってきたがこの日は関西よりかなり寒かった東京。今回は先行の我々、大阪からいい流れでできたパフォーマンスだと思う。OHIO101 とのセッションは「待っていたのは悲しみだけ、僕の残した足跡はもう…」という曲だ。南部テイストあふれるリフからスタートするこの曲、私ひで氏はもともと大好きな曲だったがなんせ難しい。この曲をセッションにセレクトするのもOHIOらしくていいな。


久しぶりの東京は寒かったけれど、お客さんは本当に暖かく迎えてくれた。30名という限られた人数で、ここでもやはり無言だが会場全体に静かなる波動があった。


ライブでは触れたけど、実はアランスミシーバンドは今年20周年。えらい20年目になったものだとは思うけど、本当に特別な20周年になったのも事実。しっかりと覚えててくれたファンの方からのカステラの差し入れ、しかも「20」のろうそく付き。ありがたい。
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Into the Harvest 2020東西シリーズはたくさんの人の努力に支えられて無事ミッション完了!恐るべし情熱と、わがまま放題の我々をいつも受け入れてくれたヴィトンさんには頭があがりません!


Into the Harvest 2020 - Tokyo: SETLIST
1. Going Up to Ohio
2. 青春マギー
3. Crush
4. 甘い言葉
5. If I Could Hate You
6. The Sound of Your Voice
7. 蛍
8. You've Got a Way
9. スノーマン


THE WAREHOUSE@Hard Rock Cafe Osaka ミッション完了!

2020年02月09日 | ライブレポート
Hard Rock Cafe OsakaでのTHE WAREHOUSEライブが終了しました。
ご来場くださったみなさん、ありがとうございました!

ひで氏です。

前回のHRCでのTHE WAREHOUSEライブが会心の出来だったので、今回もやはり自分たち的にもすごく良い感触を持ったまま臨んだ。ASBでもお世話になって、WAREHOUSEでもここに出るようになって、HRC大阪は本当に自分にとって大きな意味を持つ場所になっている。

リハーサルを終えて一旦外へ。田中氏は晩御飯を済ませたとのことだったので「ちょっとサッと飯食ってきます!」と出た私ひで氏。色んな店があるからチョイスには困らないだろうと思っていたが、案外食べたいと思えるものがあまりない。

すると目に入ってきたのは今までなかった新しい店。ベトナム料理の店だった。フォーの専門店だ。

昔アメリカに住んでいた頃、食生活には相当苦労した。
ジャンクフード全く問題なし、と自分でも絶対大丈夫と思っていた私ひで氏でさえも、1年もするとアメリカの食生活に死の危機を感じ始めた。そんな時、大きな心の支えになったのが近所のベトナム料理だった。

アメリカにはベトナム料理というジャンルがかなり前から確立していたので、わりとそこらじゅうにあったのだ。
当時はフォーを食べるという感覚は無く、日本人は皆それを「ベトナムラーメン」と呼んでいた。困ったときはフォーを食べて、普段の度を越したジャンクな食生活への反省をしていたような気がする。

そんな想い出の「フォー」のメニュー看板を見つめていると急激に食べてみたくなり、入店。
店でいざ「あの、外に書いてあったセットで」と言うと

「あ、あれはランチのみになります」

え…あ、そうなんですか…時間はこの時20時。なぜこの時間にランチのメニューを外に出しているのだ。

食べたいものが食べられず、かといって「じゃあいいです」と退店するほどのガッツもエネルギーもなくそのまま食べる。

若干のストレスは残ったが、フォーは申し分なく美味しかった。

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フォーーーーッ!! #ふぉー #ベトナム料理 #なんでパクチー嫌いなん #美味しいよ #ふぉーの店本町店

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この少しだけ消化不良な感じをなんとかしたいという想いがそうさせたのか、

この日のライブはまた特別な夜になったと思う。
終わってからPAのL氏が

「スタッフの子たちが「この人たちすごい!」って言ってて」

と教えてくれ、そのあとのL氏の言葉はもっと嬉しいものだった。

「で、「今頃何言ってんの?だから呼んでるんだよ!何回もここでやってるよ!」と言ったよ~」

きっと何かが少し違うライブが出来たのだろうと思う。

そしてお客さんから一番乗りのバレンタインや誕生日プレゼントをもらった。
ありがとうございました!




その何かはきっとまだしばらく分からないと思うが、THE WAREHOUSEもASBもそれを求めて進んでいきます。








フィエスタ・デ・縁日@梅田TRAD フォトレポートアップ!

2020年01月20日 | ライブレポート
先日の梅田TRADにお越しいただいたみなさま、ありがとうございました!



いや、素晴らしい夜だった。

もう、リハで会場入りした時から盛り上がりが過ぎる。



元バナナホールに入ると、ああ、なんかこうだった。いや、柵があった…?いや、こんなところに段とかあったかな?とノスタルジーが全開だ。

両サイドの壁から突き出ている棒からものすごい最新ぽい照明の機械が付いていたりして、ああ、結構変わったのかなと思ったら「これは昔からあったね」とまさかのヨウジ氏。ほんまかいな。



そしてステージでは10年ぶりぐらいに会うデオッシがリハーサルをしていた。
ああ、本当に今夜ここでライブをするんだな、と思った。



楽屋では昔話で盛り上がる。
この日のフードスタンド「タルタルクラブ」さんのご厚意で用意してもらったフードが進みまくり、狭い楽屋がちょっとした宴会場になる。

そんなことをしているうちにあっという間に開演時間がやってきて、緊張感が増す。
リハの時も思ったが、ステージが広い。普段狭いところばっかりでやっているから、ひさびさに広いステージで戸惑ったが気持ちよかった。中音(なかおと・ステージ内部で演者が聴こえる音をこう呼ぶ)も気持ちよすぎるほど抜けて、ここってこんなにやりやすかったっけ?と思ったぐらいだ。



あっという間のステージだったが、我々としてはやり切れたいいライブだったように思う。



ヒゲ氏ともとひろ氏がデオッシに入り、まほろば楽座の再演と相成った時には私とヨウジ氏も思わずステージに見入り、なんか素晴らしいな、と思った。バンドには必ずドラマがある。良いことも悪いことも色々あったのだろうけど、こういう風にできる関係を今なお続けられていることは素晴らしい、と素直に思えたし、はたから見ると改めてうちのリズム隊いいなと思った笑。



あと、モトヒロ氏のMCはこの日イチ緊迫した。

城領明子氏は相変わらず城領明子だった。悔しいくらいに歌が伸びるし、とにかく曲がいい。彼女も大きなイベントを毎回自分に行のように課している。ストイックな人だ。



20年近く前、我々がここに出ていた時、つまりまだここがバナナホールだったとき、ブッキングをされていたA氏がまだここを切り盛りされていた。これには感動したし、アランスミシーバンドのこともしっかりと覚えてくれていた。



ステージから見える光景は、かつてのバナナホールの面影があるようにも思えたし、綺麗にレイアウトされたテーブル席が今の名前「TRAD」そのままのトラディショナルな晩餐会のようにも思えた。フラワーアート作品を飾る「Idea of a Joke」は異空間を作り、会場を見渡せばアランスミシーバンドはもちろん、まほろば楽座の古くからのファンの人もいれば、ASBを初めて見るという若い人たちもいた。正に新旧世代を超えた感覚があった。



そして今回共演したデオッシも城領明子氏もアランスミシーバンドも、その頃からずっと音楽を続けている仲間だ。これは本当に貴重なことだ。座る椅子に画鋲を置くようないたずらをして喧嘩しないようにしないといけない。

そしてこの日、ある人に会場で言われてとんでもないことに気付かされた。

「アラン、今年20周年やね!」



え…!?

ほんまや。

これは、何かしないわけにはいかない。
いつもギリギリの我々らしいけど、なんとかしよう。


今回の素晴らしい写真の数々は我らがASBのフォトグラファー、Shirakashi氏によるものです。
もっとたくさんの写真の数々はこちらから。


2019 Final@ Hard Rock Cafe Osaka ミッション完了!

2019年12月23日 | ライブレポート
先日のアランスミシーバンド2019ファイナル@Hard Rock Cafe Osaka にご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!!

ブログをたどって見ると、おそらく2014年から続いているこの年末の風物詩となりつつあるアランスミシーバンドの12月ライブ@HRC大阪。

常にファイナルというわけではなかったけれど、いつしか我々もこれがないと年末年始を迎えられない感じになってしまった。

HRC大阪の目の前は毎年この季節は壮絶なイルミネーションで彩られる御堂筋。
雪が降るほど寒くもない今年のような冬でも、この光が与えるクリスマス、年末感は大きい。





この日もHRCは色々な人々で賑わう。誕生日を迎えたお客さんを店をあげてお祝いしてくれるおなじみの歓声も音出しの段階から二、三回は聞こえていた。

そして出演者が楽屋として使わせてもらう部屋はこの店が元銀行であったことが最もよくわかる部分。壁は貸金庫だ。






この年末のHRCのライブには特別感を持って来てくれるお客さんがたくさんいる。個人的には今年は特にそれが多い、というかそういうお客さんが年々増えている感じで、メンバーそれぞれが「おおおーーー!」と驚く人の登場があちこちで起こっていた。

本当にありがたいことだ。

「年末はアランスミシーをここで見ないと終わった気にならない」

「このHRCのライブはどういうわけか集まりやすくて今年も来れた」

「ここだと家族サービスを兼ねて来れる」

「ひで氏のツイッターを見て思い切って来た」

「先日ムジカでのOHIO101とのライブで観て、どうしても観たくて来た」

正に千差万別の理由でみんなここに足を運んでくれる。まるでホームグラウンドのように。

なんというか、普通どこかのライブハウスを拠点として活動するバンドというのはあまたといるが、自分たちもお客さんもホーム的に感じられる場所がHard Rock Cafeというバンドはなかなか居ないのではないかと思う。






ステージは2部構成を意識して組んだ。

今回密かにチャレンジして新たに披露したのはFoo Fightersのカバー「Wheels」。そして過去ここだけで何度かやっている自分たちの「The Driving Waltz」とJohn Lennonの「Happy Xmas - War is Over」マッシュアップだ。

きっとこれもみんなが集合する一つの要素なのかもしれない、と思うと毎年やってよかったなと思う。

最後までやりきった今年のラストステージ。Jukeboxをやっている時はお客さんの顔を見てじんと来た。いつもここでお世話になるPAのR氏とも初の記念写真。






1st Stage
This Could be the Last Time
Color of Mine
The Sound of Your Voice
Crush
If I Could Hate You
Counting Black Sheep

2nd Stage
Another Round
Time After Time
Wheels

The Driving Waltz - Happy X’mas War is Over
Jukebox

さて、2020年は例年スロースタートのASBらしからぬ早々の年始ライブ!
梅田TRADにてデオッシと城領明子氏との素晴らしい予感しかないイベントがあります。週の真ん中、景気付けにみなさんお会いしましょう!








メガネ端子に踊らされた夜

2019年11月08日 | ライブレポート
当たり前のことですが何でも想い出は記憶がフレッシュなうちに書いたほうがいい。

ひで氏です。

そういいながらあっという間に時間が過ぎてしまったが、今回は先日10月25日のTHE WAREHOUSEについて。

THE WAREHOUSEは私ひで氏と私の大学時代の先輩である田中賢氏とで贈る、洋楽カバーの専門ユニットだ。お互いの音楽活動を大切にしながらも、純粋に二人が大好きな曲を田中のピアノと私のボーカルだけで演奏することで、世の中こんな素晴らしい曲があるんですよということをオーディエンスに伝える、伝道師的な役割を担っていると思っている。

今回は大阪本町のHard Rock Cafe Osakaでの演奏。
THE WAREHOUSEはピアノが無い会場にピアノを運ぶ必要があるのだが、ピアノ運搬についてはいろいろあるので過去のエントリを参考にしていただきたい。

危機一髪でピアノを運んだ件
ピアノ運搬物語

一足先についた私ひで氏は持ってきたピアノをセット。
田中の到着前にピアノの音色だ毛けは確認しておこうと電源を入れようとしたその時。

えっと。

電源ケーブルが無い。

持ってきたケースの中を見る。すべてのポケットが、見事なまでにすっきりと空っぽだった。

これまでペダルを忘れたり、ペダルの下の滑り止め(田中氏はペダリングが激しいので絶対にこれがいるのだ)を忘れてきたことはあったが、どれも店に代替品があったりして助かっていた。

電源ケーブルなど、むしろ一番代替品が出てきそうなものではないか、と思われるだろう。実際私もそう思ったのだ。

PAのR氏に「すみません、電源ケーブルわすれちゃいました〜」と言って、R氏もあははと笑って「大丈夫ですよ。どんなタイプですか?」と言われ、端子を見て二人の顔色が変わった。

このピアノは田中氏の私物で、結構古い品物だ。その端子は昔の電化製品ではよく見かけたタイプ。つまり今はすっかり見かけなくなったものだ。調べると、先が二つに分かれたメガネ端子と呼ばれるものらしい。



それでも大丈夫だというR氏が持って来た箱には大量の不要の電源ケーブルが。二人でその一つ一つを見るが、見事にない。

なぜだ、そもそもなぜ電源ケーブルがないのだ??

はっと思い出した。前回のTHE WAREHOUSEライブはUSJのほうのHard Rock Cafeだった。もしやあの時に回収し忘れたか ーー。

思うより早くHard Rock Cafe ユニバーサルシティウォーク店に電話をかけていた。それと同時に、大人のクセである「最悪の事態」を想定していた。

もしUSJ店にケーブルがあったとして、今から桜島まで行って帰ってこれるのか。
いや、それならまだいい。USJ店にも無かったらどうする?

ぞくり。

背筋が凍る思いをしながら、USJ店のY店長からはちょっと見てみますとのことだった。その間もR氏はいろんなところを探してくれていたが、代替ケーブルは出てこない。

諦めかけたその時。

R氏が「これいけるかも!」とどこかからケーブルを持って来てくれた。聞けばPA卓の近くにある店内モニタにつながるビデオカメラのケーブルが同じタイプのようだという。たしかに形はそっくりだ。恐る恐る挿してみると、がっちりはまった。

問題は通電するかどうかだ。
ゆっくりとピアノのスイッチを入れてみる。

ディスプレイに赤い数字がついた。胸を撫で下ろした。

そんなヒヤヒヤの緊張から解き放たれたからか、この日のTHE WAREHOUSEのライブは大変な盛り上がりを見せた。金曜の夜、店に外国の方が多かったのもあるだろう、アメリカから来たという夫婦などは1stステージ終了後に大変話が盛り上がり喜んでくれて、飲み物までごちそうになった。ありがとう。

20曲以上を歌いきった2ステージを終えると、アンコールが。
Hard Rock Cafe Osaka、金曜の夜、まるでどこかの外国でやっているかのような多国籍感。このダイナーにいまぴったりの曲がたしかにある…

二人が選んだのは、Billy Joel の1973年の不朽の名曲、Piano Manだった。



これが本当に、この曲の内容が目の前に再現されているのではないかと錯覚するような光景が目の前に広がっていて驚いた。そこにいる人の数だけある人生が交わっていような景色、グラスを片手に一緒にコーラスしてくれる陽気なロシア人(ぽい人)。



なんだか水を差すようなことだが歌いながらもこの時わたしひで氏の頭にふと浮かんだのは、

本当に電源ケーブルあってよかった…

ということだ。

もしあのままケーブルが出てこなければ、という想定はもちろんしていた。
そうなったらピアノはおろか、ギターも何もない。

田中と二人で35分ずつの2ステージ、踊るしかなかっただろう。



それはまさに地獄だ。

そんなメガネ端子に翻弄され散々踊らされた夜。
THE WAREHOUSEの黒歴史を阻止してくれたR氏に感謝!



Into the Harvest 大阪 ミッション完了!

2019年11月03日 | ライブレポート
最高の東京でのライブからスタートして大盛況で終わった Into the Harvest 初日。 翌日、というか実はそのライブの打ち上げ後の夜中にすでにアランスミシーバンドは高速を走っていた。諸事情でその日のうちの夜走りをすることに決めたのだ。 

ひで氏です。 

驚いたのは深夜のサービスエリアにごった返す高速バスの群れ。 それぞれのバスからヤッターマンの敵のごとく吐き出される終わりのない若人たちの列を見ていると、テクノロジーがどれだけ発達しても、タイムトラベルが実現しない限り人間は常にこの「移動時間」と闘っているのだなと実感した。 

それは今の我々も同じだ。 

ただ深夜にメンバーでサービスエリアにいるという状況がなかなか無いので逆に楽しくなってきて写真を撮ったり、ASBのインスタで人気沸騰中の「張り込み刑事」シリーズを撮ってみたり(結果設定を思いつかず不採用)して遊んだ… もとい、大阪でのライブに関して東京での反省点を生かして云々を話し合いながら一路関西へと向かった。 張り込み刑事のボツシーン 

 結果的には夜中移動は大正解、バンドは地元関西に着くや一度解散、夕刻に再集合という形をとった。前日の興奮の余韻は冷めやらぬまま、でもしっかり休んだよという顔つきで大阪は梅田、ムジカジャポニカで落ち合う。 

バナナホールと並んで梅田で圧倒的支持を得たこの二つのライブハウスは奇しくも今ほぼ同じ場所に移転し、かつてと変わらぬ声援を浴びている。私ひで氏はこのムジカジャポニカに初めて来たのだが、空間が作り込まれていて違和感なく馴染めた。たぶんどこに行ったとしてもこの雰囲気を作り出せるハコなのだろうと思う。 

リハーサルは我々にとってはちょっとした事件だった。 モトヒロ氏が急遽リハーサルに参加できなくなってしまったため、3人でやらざるを得ない、そんな状況の時。 

 「叩こうか?」 

と声をかけてくれたのは他でも無い、OHIO101のドラマーであり、THE BIRTHDAYのドラマーであり、Ex. THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのドラマーであるクハラ氏だ。 

いやいやいや、そんな!と遠慮する我々を制しさっと舞台に上がるや否やさらっと合わせてくれるクハラ氏のフットワークの軽さと、優しさと器の大きさに感動した。 私ひで氏はこの時ドーパミンが出すぎて何回も間違ってしまった。  

ちなみに、だ。 この二日間でクハラ氏が「ソフトさと力強さのバランスがすごい!」絶賛したドラマーがいる。 

 誰だかおわかりだろうか。 

 この二人ではない。





楽器が違う。 それはこの男だ。
   

そう、我らがモトヒロ氏である。よろしくどうぞ。 

そんな刺激的なリハを経ての本番はOHIO101からのスタート。たった二日間ライブを共にしただけでも、OHIOのサウンドがより近く感じられる。なんとも言えない一体感を感じると同時に、あと数時間でこのイベントが終わってしまうのかという一抹の寂しさすら感じた。 

今日はホストとなるアランスミシーバンドの気合はこの日みに来てくれたたくさんのお客さんの中からも「気迫がすごかった!」と言ってもらえた、気持ちのこもったライブになったと思う。  

Into the Harvest。 

3月の時だったか、ライブ後のちょっとした会話で「この二組でやるなら俺、どうしても使いたい言葉があるんだよね」 そう言ったのは鈴木氏だった。 

鈴木氏:「ハーベスト」 

ひで氏:「ニールヤングですか?」 

鈴木氏:「うん、でもそのままではちょっとね。でも、ハーベストにはこだわりたいな。」 

そんな会話があって数日後、自分なりにこの言葉をアレンジした。その経緯を今回の仕掛け人であるV氏がフライヤーの裏面で見事に語ってくれている: 
————————
Harvest = 収穫 

昔から、人はこのHarvestという言葉に色々な意味を込めてきた。 

ザ・バンドは黄金に輝くトウモロコシ畑をKing Harvest (大いなる収穫)と呼び、 大地の恵みを歌った。

ニールヤングはHarvest Moon (中秋の満月)で子供達が寝静まった夜、愛する人と踊る緩やかなひと時を奏でた。 

人はHarvestという言葉に夢を託し続けてきたのだ。 

OHIO101とThe Alan Smithy Bandの出逢いは15年ほど前。 良い「収穫」しかないとわかっているところに自らが飛び込んでいく。 

そんな世界観が溢れるイベントはこの二組にしかできないだろう。 
—————————
本当にこの二組にしかできないイベントになったし、お互いにも、そしてみにきてもらった東西のお客さんにも、素晴らしい収穫があったのではないかと思っている。

嬉しいことにシリーズ化も約束したこのInto the Harvest、全プログラムを終えて充実の打ち上げをしている時に私ひで氏は鈴木氏に言った。

 「純也さんのあの一言で一気に進んだし、Harvest っていう言葉のチョイスもよかったですね〜」 

 すると鈴木氏はこう言った。

 「え?それ俺が言ったの? いや、カッシー、いいタイトル付けたなぁと思って。」

…え?

 Into the Harvestは、私ひで氏もめげずにさらなる収穫に向かって進んでいきます。
   

Into the Harvest - Tokyo SETLIST (SAT 2019.10.19) 
 1 This Could Be the Last Time 
2 Lily 
3 Color of Mine 
4 The Sound of Your Voice 
5 Crush 
6 アイアイ 
7 If I Could Hate You 
8 Going up to Ohio 
9 蛍 
10 スノーマン 

 Into the Harvest - Osaka SETLIST (SUN 2019.10.20) 
1 Another Round 
2 Lily 
3 Color of Mine 
4 The Sound of Your Voice 
5 Crush 
6 アイアイ 
7 The Driving Waltz 
8 If I Could Hate You 
9 蛍 
10 スノーマン 

 ENCORE - with OHIO101 
11 Run on the Highway

Into the Harvest 東京 ミッション完了!

2019年11月01日 | ライブレポート
気がつけば11月。恐ろしすぎる。 ひで氏です。 ここ最近起こった色々なことを掘り起こしながら振り返っていこうと思う。 まず、なんといってもOHIO101との東西プチツアー! 夜に控えた東京は神田 THE SHOJIMARUでのライブに備え、終始真剣な表情でステージングについて熱い議論を交わしながら進んでいくASB。






ランチを必要以上に真剣に悩むヒゲ氏。



イラストの猿への餌付けに成功するひで氏。

そしてASBは無事東京へ到着。


 THE SHOJIMARU、初めてでしたがさすが章二丸さんのお店、音が良い。 それと神田ってすごいビジネス街なんやね。初めて知りました。車を止めに行きがてら知らない街の風景を感じられるのも遠征の魅力。磨かれすぎたガラスの自動ドアに激突する私ひで氏。爆笑するメンバー。 

そして3月以来のOHIO101との再会。鈴木氏とは6月に大阪でサンタラの砂田氏との「The School of Swampman」という素晴らしいイベント以来。クハラ氏と調氏とも無事再会して一気にテンションがあがるASB。 今回のライブの仕掛け人、V氏とも落ち合う。

そしてこの日、私ひで氏はライブとは別の重大なミッションを背負っていた。この日はV氏の誕生日で、大阪の関係者から色々な物を預かっていたのだ。ライブ終了後に行うちょっとしたサプライズ計画だ。

私ひで氏は自分で言うのもなんだがこういうミッションにめっぽう弱い。 だがバンド内に超段取り上手のプロがいる。

誰だかおわかりだろうか。 

もちろんこの二人ではない。



この二人はなんだったら私ひで氏よりあぶない。 

それはこの男だ。





そう、できる男はモトヒロ氏である。段取り、気遣いのプロだ。よろしくどうぞ。 

とりあえずモトヒロ氏に相談したらさすがの段取りでスムーズに進行が決まった。しかし問題はまさにそれを敢行するとき、舞台には私ひで氏とヨウジ氏、そしてOHIO101しかいない状況になることだ。 

そんなエクストラミッションを抱えながら、ライブスタート。東京はASB —> OHIO、大阪は逆ということでこの日は我々から。OHIO101はやっぱりカッコいい。最高にクールだ。コアなのに、アンダーグラウンドなのに、旋律がやばい。この3人のグルーヴがとにかくすごい。 

前回の高円寺以来の東京でのライブ。来てくれたお客さんに心から感謝。最後のスノーマンでお客さんを観ながら演奏していたら、そんな東京のファンの人たちが急激に愛おしくなって、思いもかけず声が上ずってしまった。 




最後は私ひで氏とヨウジ氏がOHIOに混じって私ひで氏の一押しのOHIO曲「ロー」。カッコいい。歌いながら痺れる。



終わったらそのまま舞台に残ってV氏へのサプライズに移るという手はずだったが、セッションで興奮しすぎて気がついたら舞台から降りていた。あ!と思って周りを見ると、段取りを共有していた鈴木氏もどこかに消えていた。 慌てて戻る私。 

結果から言うと多少不細工ではあったがこの後ちゃんとサプライズケーキも入り、無事V氏の生誕を祝うことができたのである。 




打ち上げはそのままV氏の誕生日を祝い、大いに盛り上がったライブの余韻を振り返りながら半年の空白を埋めたOHIOとASB。



打ち上げで二人の共同作業をするヒゲ氏とV氏。

気になったのは両バンドからV氏へのサイン色紙だ。 私ひで氏も渾身のV氏似顔絵を描いたわけだが、





OHIOサイドの方を見て戦慄した。 ドラえもんを描く人は多いが、こんなハイクオリティなQ太郎、見たことない。藤子・F・不二雄氏への愛もさることながら、きっとQ太郎とクハラ氏(Qちゃん)をも表現しているのだろうこの絵に大きな嫉妬を感じたのである。 






そして物語は大阪編へ。 OHIO101とアランスミシーバンドは大阪梅田ムジカジャポニカへ向かった。 

改めまして、THE SHOJIMARU、OHIO101およびASBファンの皆さん、そしてV氏、ありがとうございました!!

次回、大阪編へ。


The School of Swampman 1限。ミッション完了!

2019年06月29日 | ライブレポート
予想以上の素晴らしいものが沢山生まれた一夜。
The School of Swampman、無事開校、1限終了しました。



準備の段階から性格が如実に表れた3人の個性。



せっかくだからこの3人でしかできないことをやろう、ということで曲作りを提案したのは私ひで氏。



いち早く反応し、デモ音源を送って今回の1曲を形作ったのがSUNADA氏。



そして直前までほぼ沈黙を貫き、二日前に突如スイッチが入りものすごい勢いで噴水のごとくアイデアを出してくる鈴木氏。



似たような人が居てもこの感じにはならなかっただろうし、この違いが完全に良い方向に働いたのだろうな、と思う。


そして今回のライブの特徴として、3人が3人ともお互いのライブに出たり入ったりする、全く垣根のないライブ、というのがある。
せっかくのメンバーが集まったのだし、一人一人を楽しむのもいいけれど、どうせならいっぱい絡んだ方が絶対面白いというのが根底にあったのだが、
なんせ「オレのこの曲に入ってくれ」「あの曲に入らせてくれ」というやり取りがイベントの数日前に突如沸き立つようにあふれ出てきたので、あの直前の3日間ぐらいの3人の瞬発力と集中力と創造力はすさまじいものがあったと思う。



〆切が物を作るとはよく言ったもので、何とかすべてをクリアして本番に臨めたことは本当にえらい!と自分を褒めてやりたい。


色々絡んだシーンはあったのだが、個人的には

鈴木氏の「誰かの声」のコーラス、そしてSUNADA氏の「安全ピンを探してる」は素晴らしいパフォーマンスだったと思う。
どちらも名曲だし、いつか歌ってみたいと思っていた曲なので幸福感もひとしおだった。

そしてラストは例の共作曲「Swampman(仮題)」だ。
細切れのやり取りがいよいよ一本の線となって息が吹き込まれるあの感じ。ほぼぶっつけ本番に近い形だったが、10年以上ぶりの再会と言ってもやはり音楽的ルーツと感性に共通点があるのか、一発勝負ならではの独特の一体感が生まれた。


こうして無事1限を終了したこのイベント。コモンカフェのM女史も喜んでくれたし、
必ず「2限」も開講しなければならない。このシリーズを開催する度にSwampmanをテーマに毎回3人で曲を作るという目標もできた。



打ち上げも色んなディープな話が続いた。

SUNADA氏の音楽嗜好のディープさはすさまじい。色んな推しアーティストを紹介してくれたが、色んな意味でとても興味深かった。また終演から打ち上げまでの十数分の間になぜか腕に謎の大怪我をしていた鈴木氏。そして彼のサイフの中にまるで「その怪我をすることがわかっていた」かのような完璧なサイズの絆創膏が一枚だけ入っていたのも何とも不思議だった。

目がデカい小さいという話の流れで私ひで氏が「いやーでも目が細い人って寝てても分からないときありますよねー」と言うと、そのあと打ち上げが終わる頃に鈴木氏がふっと「さっきの話、それはだいぶ細いね」と言った。

そんな鈴木氏が「もういまから次の曲を用意しておけばもっと余裕出るね」というセリフが出たのは衝撃だった。


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沼で雷に打たれ沈み、這い出た男(Swampman)。細胞レベルまで元の男と同じというこのSwampmanは別人なのか同一人物なのか。彼は家に帰り、家族と続きの時間を過ごす。

バンドで活動する我々3人のソロパフォーマンスは、どんなふうに写るのだろう。我々もこのswampmanのようなものではないのか。
見に来てくれているお客さんはどうなのか。人間はみな二面性があるのではないか。


きっとこのイベントは、続くだろう。


最後に3人の共作「Swampman(仮題)」の歌詞を公開し今回の成功をお祝いしたい。
来てくださったたくさんのお客さん、ありがとうございました!写真はコモンカフェM女史。ありがとうございました!


Swampman
words and music: Swampmen

たれさがってる ばらばらな色で
カーテンの中の 一番奥の明るいところ
いつからここで こんなふうに
ギターを弾き歌う なんてことにも 妙に慣れてる

こだわりを捨てていいと
甘い泥の中で 聞こえたのさ
暗闇をすり抜けたなら I'll get out of the swamp

すまし顔の月は 屋根の上から
軽薄な僕等を 少し笑って見せたんだ
なだめる人は もういない
とりたてて誰かに ほめられることも 今はもうない

こだわりを捨てていいと
甘い泥の中で 聞こえたのさ
暗闇をすり抜けたなら I'll get out of the swamp

不安が晴れようと 深いままのSwamp
もう誰を 誰と呼ぶの
剥がれた 二人の日常は
知らないままの 遠い希望

このままここで とろけてしまおう
きっと続きは
あいつがやってくれるから













Manic Mondayミッション完了!

2019年04月23日 | ライブレポート
初の月曜開催となった Manic Monday@ハウリンバー、月曜というのにたくさんのご来場ありがとうございました。



あの大ヒット曲にもあるように、

憂鬱な月曜日

と呼ばれるManic Monday。しかしそんな憂鬱感は皆無の夜に。

メンバーがそろうのがギリギリになってしまった我々アランスミシーバンド、ほんの少し音出しをした後にとりあえず何か腹に入れようと出てみるが、時間がないためマックも致し方なしということで向かうも、思った以上に混雑しており断念。

このまま何も食べずにライブに突入するのは危険だ。
なんせこのThrowback Thursdayシリーズ(本来は木曜日)は常にワンマンライブ。かなり体力が必要なのだ。

かといって他にさっと食べられる場所もなく、
最後の手段であるコンビニのイートインで手を打つことに。

しかし付近のコンビニにイートインコーナーはなかった。


そこでヨウジ氏が「これは砂かむりイートアウトしかない」と言い出し、コンビニでおにぎりやサンドイッチを買って外で食べることに。

一人薬局へ行ってから合流したヒゲ氏が来たのでヨウジ氏の言葉通り
「ひげちゃん、結局砂かむりイートアウトやわ」と言うとヒゲ氏は「ああ、そうなん」

と普通に通じ、

大の大人四人でコンビニの前でおにぎりを頬張っているところにパトカーが我々の前に来た途端 

超のつく徐行で凝視され

ライブ10分前にJR尼崎と阪急尼崎の駅がどのくらい離れているのかに興味を持ったヨウジ氏が執拗にそのことをヒゲ氏に確認する。

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ライブ前、JR尼崎と阪急尼崎がどのくらい離れているのかを聞いたヨウジ氏と答えるヒゲ氏。 ヨウジ氏: 四ツ橋本町と本町くらい? ヒゲ氏: いやもっと離れてるわ ヨウジ氏: あやめ池と西大寺くらい? ヒゲ氏: いやいやもっともっと ヨウジ氏: 学園前と西大寺くらい? ヒゲ氏: いやだから

The Alan Smithy Bandさん(@alansmithyband)がシェアした投稿 - <time style=" font-size:14px; line-height:17px;" datetime="2019-04-23T10:59:19+00:00">2019年 4月月23日午前3時59分PDT</time>




まあこれがアランスミシーバンドなのだな、と思った。


そして迎えたManic Mondayライブは、これまたいろいろなことが起こる見応え充分のライブに。
居合わせた人にしか分からないかもしれないが、起こったことを書き留めるとこんな感じになる。


■ひで氏SF攻撃を受ける
■謎のファイヤーアラームに会場騒然
■そのアラームと演奏曲のキーがまさかの一致
■嵐解散需要がなんと現実に
■薄皮問題があわや強制終了
■ASB初のあのバンドのカバーを披露

こういうことがたった一晩で矢継ぎ早に起こるからこそライブミュージックは素晴らしい。

そしてモトヒロ氏発案のこのライブイベントが、我々の思い描いていたような形になりつつあるのが嬉しい。
前半戦を終了してメンバーもお客さんに交じって楽しんでいる様子があまりにも素敵で思わず写真を撮った。




憂鬱な月曜日は、あまりにも楽しい月曜になってしまった。


ご来場くださったみなさん、本当にありがとうございました!











長いストーリーのその先に

2019年03月12日 | ライブレポート
遠征の時というのは、テンションもあがっているので車の中で色んな話をする。普段のスタジオリハでは、終わってせいぜいスタジオのロビーや出たところで少々話し込むくらいだ。

ひで氏です。

ちなみに、こういう時はいつも解散間際に「まぁまたLINE入れるわ」と言って物事が決まったためしがない。
この時に決めないと絶対にきまらないことは全員わかっているのだがなんせ時間も遅いので早く帰りたいのだ。

その点、遠征の移動中の車内というのは5時間も6時間もあるわけなので、いろんなことができる。どうでもいい話がほとんどだが、全員で音楽を聴きながらヤイヤイ意見したり、ちょっとした楽曲の確認とか、確かめておきたい部分などの詰めもできる。

余談だが、私ひで氏は昨年末購入したMartinのギターをいたく愛している。
その理由の一つにこのサイズ感の良さがある。これは実は購入時にヨウジ氏にささやき女将の如く耳打ちされたことだが「日本人の体格にはこのぐらいのサイズがビジュアル的にも最適」という要素だ。

このサイズのおかげで、決して広くない車の中でも遊べてしまう。





ますます好きだ。


さて、振り返ってみると、先日の「道が良くなった」ということ以外にもこの10年ぐらいの間にその他のことも激変していることに気づく。

この遠征のとき、別に誰も口にはしないが自然発生的にルールが生まれた。

それは「運転者が好きな音楽をかけることができる」というものだ。

昔なら大量のCDを前日に注意深く選び、フォルダに入れて持ち込んだだろう。昔はいい車には巨大CDチェンジャーがついていたものだ。


そして弱者はCDプレーヤーを持ち込み、フォン端子をカセットに変換する愛らしすぎるグッズを使っていた。


まさに涙ぐましい努力だ。

しかし今はBluetoothで飛ばせる… ありとあらゆる手段をつかって「好きな音楽を車で鳴らす」ことに命をかけてきた我々世代にとってはこれは本当に革命だ。

さらに言うと、サブスクリプション型の音楽配信の存在もでデカい。アランスミシーバンドは4人全員がApple Musicユーザーなので、これ聞いてみて、という時に恐ろしく簡単にシェアできる。

ちなみにApple MusicにてASBの3枚のアルバムも絶賛配信中である。よろしくどうぞ。









面白かったのは何故かヒゲ氏運転する時だけモトヒロ氏が「ヒゲ氏がかけようとする音楽を阻止」して自分の好きな音楽を流していたことだ。そしてそれに対してなぜか特に文句も言わないヒゲ氏も何か面白かった。

一度私ひで氏の提案で「私が選ぶベストギターソロ」曲を一人ずつ発表することになった。

だあああ〜どうしようかなぁ〜と真剣に悩むあたりやはり皆好きだなという気するのだが、やはりこういう時の選曲はあの頃の、つまり80年〜90年代初頭の選曲になるのが面白い。私ひで氏ですら選んだのはヴァンヘイレンだったのだから。

この時私ひで氏が特になんかいいな、と思った瞬間がある。

普通ソロの部分を聴かせ合うのだから、いわばその部分だけを聴いてもらってもいいわけである。ソロ始まりのところまで飛ばしてもおかしくない。

誰だっただろうか、紹介しようとする曲の最後の最後ににお目当のソロが来る曲で

「ソロがはじまるまでだいぶあるんやけどな」

と言った。


しかしその時、誰一人として

「じゃあそっから聴こうや」

「そこまで飛ばしてや」


などとは言わない。代わりに口々に出た言葉が

「そこまでを聴く事にこそ意味があるからな」

「ソロに至るまでのストーリーがあるからな」

「ストーリーあってのソロやからな」


というものだった。


ふと、思った。優れた名ソロの裏には、そこに至るまでのドラマがある。それはミュージシャンによって何度も何度も、繰り返し注意深く醸成されたストーリーでもある。考えてみれば、こうして長い時間をかけてある場所に向かっている我々も今、一番の見せ場であるライブという「ギターソロ」に向けてこの車内でストーリーを紡いでいるのかもしれない。

ここに一人でも「そこだけを聞こう」という考えの持ち主がいれば事情は大きく変わるに違いない。
この価値観を共有していることが、何よりも大事なのだ。


やっぱりこのバンドは捨てたものでは無いな、と思った。

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さぁ出番です、 東京での久しぶりなライブ #高円寺showboat

The Alan Smithy Bandさん(@alansmithyband)がシェアした投稿 - <time style=" font-size:14px; line-height:17px;" datetime="2019-03-02T10:30:36+00:00">2019年 3月月2日午前2時30分PST</time>