The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

THE LIFE 31号

2012年04月15日 | ヨウジ氏ブログ
3月初頭より約一ヵ月半の入院を経て、昨日無事退院いたしました。西田です。


この度はお騒がせいたしまして、誠に申し訳ございませんでした。
無事、生きております。無事、シャバに戻ってまいりました。



また、どこからともなく吹く風に今回の事態を知り、多忙、遠方にも関わらず、
足しげくお見舞いに来てくださった各方面の皆様、だれかれともなく吹く風に今回の事態を知り、メールやFacebook等で激励のメッセージを頂いた皆様、この場にて厚く御礼申し上げますとともに、近いうちに直接御礼申し上げに参ります。



最初の約一ヶ月間は天井しか見る景色が無く、何もできない状態で過ごしていたのですが、
今回は一度失ったはずの人生に続きがある、ような事になりましたので(笑)

「もう元気になったら、今回世話になった人たちのために生きていこう」

なんて思いました。何だか残りの人生はそれだけで充実するような、そんな気がします。



で、ひょっとしたら最後まで気付かずに終わってたかもしれない、
人は勝手に生きてるんじゃなくて、いろんな人や出来事に生かされてるんだなって事が心身ともに体感できて、それだけでラッキーだった。そんな気もします。



今回の入院ですが、人生初骨折にて横綱級の

「第一腰椎破裂骨折」

と言う病名?(怪我名というのだろうか?)であり、第一腰椎という場所と、破裂と言うオプションがなんともせつなさを助長するタイトルの大怪我となってしまいましたが、最悪のパターンから5段階ほどある中では、このまま順調にいけば奇跡的に何も無かった状態に戻るだろうと言うことです。



メイクミラクルですね。
映画ってほんと、ステキですね。
なぜそんなことになったのかって?babyその答えはきっと吹く風の中なのさ。。。


ただ、第一線に戻るにはもう少し時間がかかりそうです。
人生が予定より長くなるだろうから、ここはじっくり治して行こうと思います。
入院中はじっとしているなりに、結構色んな人間ドラマがあったりもしたもので、また随時こちらでUPしていきたいと思います。




ひとまず失礼する!
もうしばらくしたら、呼ばれてなくてもまた君のそばにいるはずだ!(笑)
サンキュー!!



久しぶりTHE LIFE

2011年07月18日 | ヨウジ氏ブログ
先ほど、練習より帰宅。
久しぶりにメンバー全員にて打合せという名のサイゼリアへ。
夜中にベース:ゲーヒーと俺はリブステーキを完食。
約二時間のミーティングも、まともに打合せと言えたのは、実働5分程だ!
しかし、まぁええ年のおっさんが、学生並にファミレスで歓談するのも良い感じで、最近忘れつつあった青い感触が、なかなか気持ち良かった次第。
人生がマンネリ化しつつある昨今、初心に帰れた感じ。

明日は実働2.3時間でエゲツない給与をはじき出すプロ野球でも観に行こうと思います。

やはり、ロマンが大事やね。

THE LIFE 29号

2009年04月12日 | ヨウジ氏ブログ
昨日のLSS、参加の皆様、そして江戸より出演のサンタラ、約4ヶ月振りの復帰を果たした我らASB、お疲れ様でした。

それぞれが、それぞれの想いで迎えた特別な夜・・・
だったように思うけど。


ちなみにおいどんは、参加の皆様はご存知の通り、結構風邪気味、鼻水だらけ。
演奏中もコーラスマイクに近づいては、時おり鼻の水をすするサウンドを、クラブDJのスクラッチサウンドよろしく、チェケラッチョしていたわけだが、お気づきだっただろうか…


しかし、月並みながら、皆様ありがとう。
昨日はなんだか、一日中、幸せな気分だった。


と言うことで、今回は赤裸々に私のライブ当日の動きを記載しよう。

ライブの日は、大体朝起きて、準備して、ギターをナデナデして、弦を換えて、鏡の前でポーズを決めて二チャッと笑い、
レスポールの(私が使用するエレキギター)くびれの部分を眺めていると、何故だか急に発情してまいり、

「オッ!こりゃいかん、いかん。。」
などと言っているうちにヒデ氏が通り道すがら迎えに来てくれて、出発。
会場でもとやん、杉やんと合流し、リハが始まる。。


このときの杉やんのサボリーマン、スーツ姿・・・プライスレス
(サボリーマンとは仕事をサボっているサラリーマンのことだ。ちなみに祖母リーマンとは、祖母が未だに祖母でありながら、サラリーで働いていると言う極めてレアなケースを意味するが、使用頻度は前者に比べるとやはり圧倒的に少ない。)


そして本番までの間は、若干のミーティングを含め、後は個々に好きなように過ごす、、ちなみに昨日は砂田氏と買い物に出かけた。
砂田氏のステージ衣装・・・プライスレス


そして本番、熱きステージを繰り広げほとばしる情念を表現する。

そして打ち上げ、最近は関係各位とまたよろしくね、的なアダルティーな雰囲気が心地よい。。

そして帰る道すがら、今日はこうだ、次はあぁだ、、と歓談しながら帰るのである。

この道のりは何年やっても何回やっても楽しいので、これからも続けばいいな、と思う感じだ。
俺たちも年を取り、ファンの皆様も年を取る、ライブとは、まさに、お互い生きていることを確認できる、
平和で素敵な一日なのだ!

今日テレビで、タイのデモが放映されていたが、いやはやバンドが出来てる日本って平和だし、良いよなぁ・・なんて思いながら見ていると、突然、過激なデモ団体達が、ベンツに向かって物投げる、蹴るの総攻撃ではないか!


おいおい、あの漆黒に光り輝くメルセデスに傷が・・・
うぉっ、サイドミラーが取れてるではないか・・・
あうち!あのフロントからバックに流れる芸術的なラインに凹凸が・・・



誰が何の金で何のために買ったかは知らんが、傷ついたメルセデス・・・プライスフルやないかぁぁぁぁ!そこだけはよぉぉ!!


と気になった俺にとって、平和とは、幸せとは



つまり、くびれと発情のはざまにあるものなのかもしれない。



ありがとう。

THE LIFE 28号

2009年01月25日 | ヨウジ氏ブログ
あけましておめでとうございます。

今年も普通に始まりました。
ここ10年くらい毎年思うのだけれど、そろそろ人生になれたせいか、特に何事も無いように日々過ごすのだが、一年って結構色々あるんですわ。

体調管理とか、金銭感覚とか、置かれた環境でのエアー感の調整ってのは、ある程度自分でコントロールできたり、
上手くいかないときは人のせいにしたり、天候のせいにしたりとかで、適当に過ごせるんだけれど、
一年を振り返って、今年も自分ではどうしようもなくどうしようもない事があったなぁ、、、
と振り返るものはいつも人との出会いであったりなかったり。
で、意外とそういう出会いが次の5年後や10年後の人生の主軸になってたり、なってなかったり。
夫婦とかバンドとか会社とかもそんな感じやなかろうか?



で、昨年は超音波パーマと出会いました(笑)
http://www.lbi-japan.jp/



こちとら、簡潔に紹介しますと、美容業界活性への使命感により、既成の概念をヴァイオレンスなまでに破壊し、
独自の毛髪理論の普及に燃ゆる、沖田総帥とその熱き思いを布教する青年実業家の物語・・・
アゴナシゲンと俺物語、みたいな感じです。(失礼!)

そこに我々ASBは燃ゆるロックバンドとして楽曲コラボレーションしていくと言うシステムになっております。

男はいつも待たせるだけで
女はいつも待ちくたびれて 
それでも良いと、つぶやいた それでも恋は恋・・・

そんな感じです。(どんな感じやねん!?)
って感じですが、実際そんな感じです。

今年はLBIとASBのコラボ、お楽しみに!!

THE WIFE 27号

2008年08月29日 | ヨウジ氏ブログ
俺に妻はいない…




フォッフォッフォ。

フォッフォッフォッフォッフォ。


ひとまず、ミナミフォイールに今年も出演できるようで、いと楽しみな近況。
昨年はなんばハッチに朝?深夜?の4時に出演すると言う異常なる業務を成し遂げた我々、ASBであるが、
今年は人類学上、平均的な時間に出演できることを願う。

なぜなら、昨年は観客の半分位が眠っていたからだ!!
それはそれで、妙な趣があって良かったりもしたけどね。
ステージ広くて気持ちよかったなぁ・・・などと感慨にふける。

ライブと言えば、毎回、片付けを終え、軽い打ち上げなんぞを行い、それも終わると「じゃぁね」てな感じで解散するのが定例行事であったりするが、大阪市内ともなると、特にミナミ周辺や福島区となると、すぎやんあたりはチャリで来てチャリで帰ったりする訳である。


最近気づいたのだが、俺は帰り際の彼のチャリ後姿を見るのが結構好きだったりする。
その風景も含め、Tシャツの柄にするとかなりシュールな感じで即買いだ!


どう見ても一見アキバ系の、どうみても三十路越え男が、深夜に繁華街の中を
あまりお洒落ではない自転車に乗ってベースを担いでサイクリングする姿は不気味だ。

しかし南海時代にドカベン香川がチャリで球場まで通っていたことに相通ずる風情があり、素敵だ。

練習時も含め、3,4回続けてその姿を見るや、
「もしいつか俺達が武道館とかでライブをするようになっても、彼はこのチャリで会場まで来るのだろうか・・・」
などと、その姿を想像するとかなり味わい深いものがある。

この話には特にオチは無い。
なぜならタイトルと一行目でオチているからだ。
しかし、あのミナミホイールからもう一年が経とうとしているのかと思うと、何故かシュールな初秋の晩であった。




THE LIFE 26号

2008年08月24日 | ヨウジ氏ブログ
昨夜はご来場の皆様ありがとうございました。

久しぶりのライブで当方も興奮。


それにしても、星野ジャパン惨敗!
早くもWBCの監督選考の話があるらしいが、俺はノムこと楽天・野村監督に1票だ。

今朝、張本も言っていたが、皆、星野を過大評価し過ぎだ。
もちろん熱血漢なのは良いことだが、俺はあまり上司にはしたくないタイプだぜ!

今回のコーチ布陣も辛抱たまらん!
赤ヘル山本にダイエー暗黒時代の田淵ではもはや大学時代のOB会だ!
北京に飲みに行ったついでに野球をしとったんかと・・・
なら俺も誘ってくれよ!と・・・

熱血漢たるもの
「まとめ役は俺一人で充分、プロの選手だけを連れて行くんだから管理は個々にできる。短期戦にコーチは不要、むしろ邪魔」

くらいの気概があれば俺も星野ファンになれたぜ。

と言うことでネチネチとした野村JAPANを楽しみにしている。


THE LIFE 25号

2008年08月17日 | ヨウジ氏ブログ
盆ジュール



ただその一言を言いたくてTHE LIFE 25号



でもこの手のネタは、例年使用者が高齢化かつ減少傾向にあるだろうな。きっと。
しかも、状況的にはあっさり流されて、言った本人だけが「どや顔」で満足気であり、聞かされたほうはたまらん、、と言うか年輩者が、若者に向けてのコミュニケーションツール的に使っているが、否応なしに滑っており、聞かされたほうはその立場的状況から笑わざるを得ない、痛々しい空気感が想像に難くない、と言ったところか…

色々と書いたけど、つまりはオヤジギャグだな。

ただ、俺はオヤジギャグ友の会の一員でもあり、日々それらが投入される状況の考察を行っているのだが、
なかなかにして胸を熱くする場面が多々存在することもここに記しておこう。
完全に滑ると分かっていながら、あえてそこに投げ込むオヤジの姿…

これは、かつて速球派で鳴らしたベテラン投手が若手の主軸打者の胸元に投げ込むストレートに似た悲哀を、そしてドラマを感じさせる。

「どうだ、俺のストレートは…そしてどうだ、俺のストレートよ…」

と言った挑戦の中での自問自答の心象が読み取られ、胸が熱くなるものだ。
勝負の世界においては、その若手主軸打者は確実に打ちにかかるわけだが、一般社会となるとどうも見逃し、またはあえての打ち損じが生じるわけであるが、ここは一つ、思いっきり打ち返してみてはどうだろうか?
打ち返されてもなおそこに同じ玉を投げ続けるオヤジは、徐々に活躍の場がマスターズリーグ方面へと余儀なくされるわけだが、一流のオヤジたちはここからの投球術が見事であり、9つに分けたストライクゾーンの直近一回り外の16個のボールゾーンを駆使し、ボール半個分の出し入れが実践される。。

そのときにある時は「見せ球」に、またある時は「決め球」になるのが
「オヤジギャグ」なのではないだろうか…とここ2,3日考えていた。。。



昨日、学生時代の「OB/OG会」と言う会合に出席した。
オーバーボーイとオーバーガールの会だ。

ちなみに、最近までオバンとオジンの会と思っていた。
最近と言うのは実は昨日の午前11時30分くらいまでなんだけどな。

会合への道すがら、
「オバンは合ってるけど、オジンはOGではなく、OJではないのか?もしかして俺って間違えてる?」
と気づき、長年の誤りに気づいた次第。


いずれにせよ、恩師にも会え、ここ10年近く会ってなかった旧友にも会い、先輩にも会い、と言った具合の会合。
同期が30名くらいいたはずが、我々の代は5名の出席とやや寒い状況。
結婚した人、一回結婚したけどまた独身の人、出世した人、家業を継ぐ人、まだバンドしてる人、行方不明の人…

とまぁ多種多彩な進路を歩んでいるわけだが、一先ず5名の生存は肉眼で確認できたわけで、なかなかナイスな夜であった。
最後はラーメン食って帰るという、必勝リレーで幕を閉じた次第。
ひとまず夏の報告までに。


                                                             盆ジョヴィより



THE LIFE 24号

2008年07月30日 | ヨウジ氏ブログ
昨年10月ぶりのブログ、まるで有名アーティストが自身のペースでリリースするが如くのマイペース加減。久しぶり。

胃のポリープと診断され久しい拙者ですが、なかなか具合が良くなり、この調子では暑い夏を迎えられそうな模様。

医師にポリープと診断されたものの、未だに腹筋の肉離れ説が自身のなかでの最有力候補である事実も伝えておこう。


冬場に硬質なる床の上の延長線上にオープンカフェ的な佇まいにて淡い誘惑を発動する「こたつ」で
連日あまりにもアクロバティックな体位で寝すぎた事が原因ではあるまいかと・・・


あぁ人間とはかくも身勝手な生き物か・・・

この夏の暑さをさなかに、もはや顔も見たいくない「こたつ」
しかしあと数ヶ月もすれば俺はきっとまた彼の温もりを欲してしまう現実・・・

暑い暑いと海パン一丁で年甲斐もなく川へ飛び込み、ほぼ全裸で河川敷で焼鳥を焼いた昨日の俺は、
あと数ヶ月もすれば寒い寒いとまた「こたつ」へ飛び込むのさ。



低温火傷と腹筋肉離れを代償にな・・・



傷つくことを分かっていながら、同じ過ちを何度も繰り返す。
それも12ヶ月周期でだ。
俺は愚かな生き物だ。

まるで純愛と不倫を繰り返すうちに、どれが本当の愛なのか分からなくなっちまった状況だ。
そしてそれは突き詰めれば、実はどっちでもいいし、どうでもいいことなのかも知れない。



低温火傷と腹筋肉離れを伴いながらもな・・・


健康万歳!!

The Life 23号

2007年10月15日 | ヨウジ氏ブログ
あぁー久し振り。ヨウジです。
別に何かあった訳ではないんですが、約8ヶ月振りの投稿にて候。
今日はパークスでラジオ出演-パークスでライブ-20日に向けての練習と充実した日々であった。日々であった。日々であった。もとい、一日であった。

で、パークスと練習の間に、ヒデ氏、藤原君と晩御飯を食べたのだが、今日はその店と俺の物語をお届けしようと思う。


「中屋」


そこは我が故郷と呼ぶべき中華料理屋。俺の愛すべき中華料理ショップ。
人生で何かにつまずく時、必ずその店の大将を思い出す。
あの人ならどうするか…なんと言うか…
そしてそれなりの決意を胸に日々Aと言う選択肢とBと言う選択肢での選択を行う。

家の近所と言えば近所なのだが、毎日の出来事に追われ、行く機会は年と共に減って行ったここ数年。

我が西田家では日曜日によく家族4人で中屋に行ったもんだ。
店内にはおよそ幼少期の子供を出迎える姿勢は微塵も無く、壁中に張り巡らされたプレイボーイの表紙よろしくの裸の外人のネーちゃんのポスター。
ラジオからはプロ野球ナイター中継。
店の出入りは表門からでは無く裏の駐車場から。。。
店内に入ると床は油でヌルヌル、良くすべる、すべる。
思えば俺のギャグの滑り方はあの床に帰するものなのではないだろうか。
そこで晩飯を食べた後、皆で本屋さんに行き、本を買うのが西田家のしきたりであり、西田少年のささやかな楽しみであったのだ。

大将はパンチパーマに黒ぶち目がね。素肌に割烹着。
価格は今にしても安い方ではなく、割りにいい値段がするのだが、大将の気合料金が含まれていると、幼心にも察する事は出来た。
地元のヤンキーの兄ちゃんの更生所としても利用され、アルバイトの兄貴達は皆完全に暴走族風であるも、一様に規律は守られているようであった。
生駒市における「戸塚ヨットスクール」「川浜高校ラグビー部」的聖地の面持ちである。

目の前にボロイアパートがあり、そこも大将の管轄で、住人は80年代にしては珍しい全身刺青のヘビーメタル風なお兄さん達がメインであった。

80年代半ばには目の前にちょっと洒落た中華料理屋がオープン。
中屋危機説が俺達ファンの中で囁かれるも、駐車場側の看板を新装。
尋常じゃないくらいデカい、黄色と赤のそれは清閑な町「生駒市」にふさわしくない品の無さで、俺達一部の熱狂的ファンの心を更にワシ掴みにした。

学生時代、近所の散髪屋でアルバイトをしていた俺は、昼飯はいつも中屋の出前だった。
出前と言っても、持って来てくれないのがこの店の類無き個性であった。
「15分位したら取りに来い」といったスタイルだ。

バイトが終わるとその店のマスターとたまに中屋に出掛ける。
大将は日本酒をあおりながら、中華鍋を素肌に割烹着と言うスタイルでガチャガチャやっていた。

俺「焼き飯」
大将「もう味は保証せぇへんぞ」

とボソッとつぶやくと、素手で鍋の中に手を突っ込み味見をして床に吐き捨てる。。
思えばあの姿にロックンロールを見た気がする。
自分勝手でマイペース、しかしそこにその人が触れるものへの優しさが滲み出ているのだ。

当時俺は心やすい友達が出来たら、いつも中屋に連行したものだ。

それから幾年の月日が経ち、目の前を走る国道の整備問題に巻きこまれる俺達の中屋。
ロックの聖地も政治的圧力の前にもはやこれまでか。。。
とファンの誰もが中屋移転を確信すると言う事件が起きた。
しかし、中屋は今日もそこにあった。
店の前の国道はいびつに湾曲している。
正直そこだけ走りにくい!初心者は事故るぞ!的な…
俺達のヒーロー中屋の大将はここでも自らの意志を貫いたのだろうと、俺達はほくそえんだ。
人には銭金で譲れない大事なものがあるんぜってなもんさ。

我等ASBは本日その中屋の常連用の奥座敷にて夕食。
20日のGRPに向けての入念な打ち合わせ…と行きたかったが、何故かプロ野球トレード史の光と影について熱弁。「黒い霧事件」についてはそれに関する書籍を各自読んでレポートを提出する事で合意の上、歓談終了。
なんのこっちゃ。。。

お会計の時。
4、5年振りの来店、しかも奥座敷で食した俺は、あまりに久し振りでややこっぱずかしく、

「帽子も被ってるし覚えてへんやろな、、」

とそそくさと店を出ようとしたが

大将「久し振りやなー。」
俺「またきますわー。」
大将「おう。」

と相変わらずのパンチに黒ぶち目がね、素肌に割烹着スタイルで、昔と変わらぬ強面がたまに見せる満面の笑みで見送ってくれた。

泣きそうになったぜ。

大将、俺もよぉ、ここ数年苦労が絶えなくてよぉ、でもってまだ相変わらずロックバンドやっててよぉ、なんて話し込みたくもなったがここはこらえて満面の笑みでお別れ。

近くの道路は整備され、周りにはお洒落なお店が建ち並ぶ、街も人も変わっちまった。
でもって相変わらずの店と俺達の日々。。。
変わらないものも大事だよな、などと感じた今宵。

心臓の鼓動は8ビート。ロックのリズムと一緒だぜ。
今も昔もな。

ロックの聖地、中屋帰りの俺達ASBが20日にリリースパーティーを行う。
気合料金片手に20日は鰻谷サンスイへお越しアレ。楽しみに待ってますぜ!!


PS.中屋は近鉄・東生駒駅下車、国道168号線を南へ徒歩5分。
 入り口はありますが裏から入って下さい(笑)
どうしても一人で行く勇気の無い人はこちらまでご一報あれ。

THE LIFE 22号

2007年02月21日 | ヨウジ氏ブログ
22号です。
ホームラン数で言えば中距離ヒッターの仲間入り。
だが、ファンブックの表紙にはなれない微妙な数字。
もう一皮向ければ、、、感漂うこの辺りの感じが最高に居心地良いぜ。

22歳になればすこしずつ臆病者になるわ、何故かわかる?あなた。。
と言う歌もあったね。

俺には分からないよ、今29だけど。元々臆病だからな。

最近は滅法男2人飲みの機会が多い。
意識してそうしてる訳ではないが男2人飲みは最高。
互いが互いを分かり合おうとすればなおさらなり。

3人寄れば文殊の知恵、と言うが、酒を飲んでるときの知恵はロクなもんでなく、
文殊は爆発する恐れもあり、危険だ。やはり2人飲みを推奨する。


先週末は某生駒市にて親友のT氏と2人飲み。
我々は思春期からの付き合いながら、酒を飲んでいなくともロクな話をしない傾向が色濃く、
最終的には

「俺達いつも最高だよな」

と言う何の根拠もない「My Life isブライトニング宣言」にて解散する傾向にあり、
その恒例のお開き具合は、
水戸黄門のエンディングに値しながらも鮮度が失われないと言う奇跡を帯びている。

ちなみに彼は今年の俺の誕生日の日に結婚を予定しており、今日はその記念すべき式に向けた打ち合わせ記念として一部始終をここに記す。




T氏「式でなんか歌ってくれよ」

俺「ええで何がええの?」

T氏「何でもええで」

俺「5曲くらい歌ってもええの?」

T氏「おぉ、ええで、一人で歌うんとカッシーと歌うのんと分けてもええで」

俺「じゃぁ一人で5曲歌った後カッシーと5曲ぐらい歌ってもええの?」

T氏「ええで、時間作るで」

俺「カバーとか織り交ぜてもええの?」

T氏「おう、ええでベタに長渕とか織り交ぜてもええで」

俺「キャプテンオブシップ(10分強の曲)とか入れてもええの?」

T氏「ええで」

俺「それを1曲と換算してあと4曲歌ってもええの?」

T氏「ええで、お前なんか頼めや、全然食うてへんやんけ。」

俺「おぉ、ジントニック。」

T氏「ホタルとか2人でやってくれや。」

俺「ええで、それはでも後半に置いといた方がええやろ?」

T氏「せやな、お前なんか頼めや、全然食うてへんやんけ。」

俺「おぉ、ジントニック。」

T氏「で、最近お前どうなん?」

俺「おぉ、最近はめっきり欲望が無いな、人間としての」

T氏「それはあかんな、ここはいっちょAV男優でもやってみろや。」

俺「なんでやねん!出た無いわ!監督はできそうやけどな。」

T氏「監督すんねやったらついでに出ろよ!」

俺「まずは芸名考えないかんな。」

T氏「せやな。」

俺「色白やからホワイトはどっかに入れた方がキャラ立つな。」

T氏「せやな。ホワイトチョコボール西田とかどう?」

俺「語呂悪いな、線細いしな、俺。ホワイトシャープペンシル西田とかどう?」

T氏「ちょっと長いな、略しにくいしな。一旦ホワイトから離れるのも手やな。何か食べろよ、それより。」

俺「おぉ、じゃぁ肝の刺身。」

T氏「お前ナマモノ好きやな。」



俺「色悪いな、これ。」

T氏「こんなとこでナマモノ頼むな!よっぽど食べたくない限り。」

俺「せやな。」





第一回目の打ち合わせは以上のように大変有意義な内容であった。。
日本の未来は明るい。