心斎橋のジャングルでの生命の営み

ひで氏です。

次回のライブは、おそらく大阪のライブハウスの中でもトップクラスを誇る立地であろう、
心斎橋クラブジャングルにてやります。

自分たちが出ていたところしか事情はわからないが、
大阪の街でもたくさんのライブハウスが消えてはまた生まれてきた。
バンドを始めたころの。。。いやアランスミシー氏から命令を受けはじめたときの一番想い出深い場所と言えば、
やはりネストサルーンだと思う。あそこにはお世話になった。
アメリカ村ど真ん中、雰囲気のあるバーで今思い起こしても非常に惜しいライブハウスだ。

ネストが閉まってからは心斎橋でのライブは激減してしまった。
そんな中、非常に回数は限られているが出続けているライブハウス、それがクラブジャングルである。

ライブハウスの特徴は今さら述べるまでもなく、
ウェブサイトなどで確認してもらえればいいのだと思う。

面白いのはこのジャングルが入っているビルだ。
ここはまるでこの心斎橋という街そのもの、つまりは手を替え品を替え次々といろんな店が生まれてはなくなりという代謝を体現しているのだ。

最初は割と広々していたビルの１階部分には、居酒屋が出来、
女性専用ホテルなるものがビル内に出来、しばらくするとそれが保育園に。
そちらに気を取られていると今度は居酒屋の横にあった本当にわずかな2畳ぐらいの縦長のスペースにネイルサロンが完成。
とにかく変わらないのは1階からクラブジャングルに降りて行くアプローチのところぐらいだ。

ネイルサロンが出来てからしばらしくて、またここに来た時に、
「なあなあ、あそこに考えられへんぐらい狭いネイルサロンできてんの知ってる？」とメンバーに言って
横を通り過ぎながらシースルーの店を横目で見たら、前見た時に華やかにいろんなネイルの道具が置いてあった机の上にエアコンのリモコンだけが転がっていた。
すでにもぬけの殻。とにかくちょっと目を離すと何らかの変化が起こるのだ。

店なんてものはどんなオシャレにしててもハリボテみたいなもんだなと思う。
ライブハウスだって同じだ。ハコ、とはよく言ったものだ。内装と照明をそいでしまえば、ちょっと高い教壇があるただの教室みたいなもんだ。
しかし逆に言えば素晴らしい音楽を演奏すればたとえそこがボロボロのプレハブでも、寒風吹きすさぶ荒れ地でも、豪華絢爛な迎賓館みたいなところでも人は揺さぶられるのだろう。
要は、ぐっと来るか、来ないかだ。

ぐっと来るライブをすると約束します。

ぜひ、お越しを。

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【2月20日（日）】心斎橋Club Jungle 「Have a nice MUSIC!」
OPEN：18：30　START:19：00　（ASB出演時間21：00）
前売2000円　当日2500円 (1food付1drink別)
アランスミシーバンド,magic taxi,VIVA LOVE,メイフラワー
http://www.clubjungle.jp/schedule/
大阪市営地下鉄御堂筋線心斎橋　6番出口より東に徒歩2分