読まないで、などという書評は普通ないですね
これを読まない代わりにこれを、というお薦めの本があります
「盗神伝Ⅰ~Ⅴ」
これもシリーズになっています
良い本は装丁も気に入ることが多いのですが
最近の若者向けの本の装丁は感心しないものが多いですね
この本も装丁にはがっかりします
しかし、中身はしっかりした骨太のラブロマンスです
(ハーレクインではありません)
いまどきの歴女の方々にも面白いのではないでしょうか
国を守ろうとする忠実な家臣と女王のお話です
ただし、舞台は地中海、ギリシア辺りを思わせる設定です
シリーズ全体の構成もしっかりしていて
小野不由美の十二国記に少し通じるところもあるような
しかし、あのように作りすぎていない人間のドラマです
ご一読をぜひお勧めいたします
「盗神伝〈1〉ハミアテスの約束」メーガン・ウェイレン ターナー著 あかね書房
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「盗神伝〈2〉アトリアの女王(前篇)―復讐」メーガン・ウェイレン ターナー著 あかね書房
「盗神伝〈3〉アトリアの女王(後篇)―告白」メーガン・ウェイレン ターナー著 あかね書房
「盗神伝〈4〉新しき王〈前篇〉―孤立」メーガン・ウェイレン ターナー著 あかね書房
「盗神伝〈5〉新しき王〈後篇〉―栄光」メーガン・ウェイレン ターナー著 あかね書房
このブックカバーのイラストは何とかならないのでしょうか
スペースオペラのブックカバーではないのですから
この表紙でだいぶ損をしているのではないかと思います
しかし、中身は面白いです
トリック・ファンタジーと本の腰巻に書いてあります
なんだそれは?と思いますが
まあそういうことかなと思わせる
面白い本です
※2020年12月現在 書店では入手できないようです
絶版かどうか確認していませんが
申し訳ありません
(「龍のすむ家」の話と続けて書いていたら
ブログ1ページの制限字数を越えてしまったので
二つに分けました・・読み辛くなっていまい申し訳ありません)