夕方の便でローマからリヨン移動なので、大学に行くカリーちゃんとは午前中にお別れして、昼過ぎにカリーちゃんの家を出発してバスでテルミニ駅へ。
テルミニ駅からは空港への直通の特急列車でフィウミチーノ空港へ。約30分14ユーロ。
パリからローマまでは、EasyJetで問題なく来られたが、ローマからリヨンもEasyJetだが大変だった。。。
チェックイン後、セキュリティチェックの入口でスタッフが厳しく機内持ち込み荷物の大きさをチェック。
私もフルラのバッグが沢山はいったバッグとショルダーを持っていたが、「大きなバッグに入れて、全部でひとつにしろ!」と言われて、ぎゅ~ぎゅ~に詰める。
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セキュリティ通ってしまえば、こっちのものだと早速ショルダーは外に。
あくまでも機内持ち込み荷物はひとつ!でも重さは制限なし。
荷物のチェックで、荷物が大きかった男性が荷物を出し入れして、悪戦苦闘。
最後には「今回だけお願い!」とチェックのお姉さんにお願いするが、いともあっさりと断られてた。
たぶん、高い超過料金払わされたに違いない。
早めにゲートに到着したので、サンドイッチを食べたりして待っていたが、ボーディングの3時50分になり、ゲートに並んでいたら、出発時刻の4時30分になってもボーディングが始まらない。
間もなく「当機の出発は1時間遅れです」とこれまたあっさりしたアナウンス。一応遅れる理由述べようよ~
そして、それからまたすぐに「当機の出発は6時30分(2時間遅れ)です」とアナウンス。
さすがにキレている人もいて、係員に詰め寄っていたが、係員が「もしかしたらフライトはキャンセルかもしれません」なんて言うので、更に大騒ぎに。
もう~はぁ???って感じ。私も立ち去ろうとする係員の前に立ちはだかり「遅れる理由は何ですか?」「キャンセルになるんですか?」と詰め寄る。
すると「リヨンから来る飛行機が遅れていて、まだ到着時刻がはっきりしません。キャンセルになるかもまだ分かりません」だと。
そのことをカリーちゃんに連絡したら「キャンセルになったらここに戻ってこい」と言われた。
あとは、リヨンの空港に迎えに来るAちゃんが問題だ。Aちゃんにも電話して「まだ分からないから機内に入る段階で電話するので、それまで空港に行かないで!」と伝えた。
リヨンからの飛行機が遅れている理由も分からないが、とにかく6時30分になったら何か分かるだろうと、2時間ほど待つことに。
そして、6時30分。突然ゲート変更のアナウンス。
皆が走って移動するので、私も一緒に小走りで移動。よく考えたら、別に走らなくても・・・・
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かなり離れたゲートに到着してみたら、そこからバスで搭乗だと~~~~~疲れんなぁ~全く
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とにかく飛ぶことが確定したので、Aちゃんに電話するも繋がらず
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機内に入ると一番前の通路側が空いていたので、ラッキーと着席。
結局2時間半遅れでテイクオフの時に初めて機長から遅れた理由説明。
「リヨン空港のセキュリティスタッフのストライキにより、リヨンからの便が遅れ大変ご迷惑をおかけしました」って、最初からゲートでその理由を言えよ
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まぁ~格安航空会社だから仕方ないか・・・キャンセルにならなかっただけでも良しとしよう。
着席してすぐに窓側の席(真中は空いてる)のイタリア人かフランス人男性(20代後半?)から「英語は話せる?」と聞かれた。「えぇ、まぁ~」とこたえる。
離陸後トイレに立ったその男性のあまりの背の高さにビビる~~~こんな背の高い人見たの初めてだ~
トイレから戻った男性に「背が高いですねぇ~もしかしてバスケット選手ですかぁ~?」と冗談で聞いたら・・・
あっさり「そうだよ」って。
更に「もしかしてプロ??」ってこれも半分冗談で言ったら「そうだよ」だって~~~
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イタリアのチーム名を言ってたけど、スポーツに全く興味ない私は「???」
以前、チームに日本人が居たらしく、日本にも行ってみたいと言ってた。
リヨンの実家に戻るところらしく「リヨンで時間があったらコーヒーかビールでも飲もうよ」とプライベートのメルアド教えてくれた。ぷぷぷっ
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って、まさかぁ~こんなオバサンにねぇ~考えすぎだわね
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そして「リヨンでだれか空港に迎えに来るの?」と聞かれ「そのはずなんですけど、まだ連絡が取れなくて、最悪自分で電車に乗って市内まで行かないとならないかも・・・」というと「大丈夫だよ、僕が電車乗るところまで連れて行ってあげるから」と言ってくれた。
その後も話は弾み、彼が元カノと別れた理由とかまで教えてくれた。イタリアのチームに移籍するとき、彼女はフランスを離れたくなくて別れたんだって~。ちょっと、やんちゃな感じだけど、震災の事とか、原発事故の事とか、心配してくれてた。
こんな話をしていたらリヨン到着。
飛行機を下りてすぐにAちゃんに電話すると、留守電を聞いて空港に着いたということで、プロ選手に電車乗り場まで送ってもらわなくて済んだ
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そして、無事Aちゃんと10か月ぶりの再会
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早速、この電車で市内まで行き、地下鉄に乗り換えAちゃんのアパートへ。
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もうお腹がペコペコの私にAちゃんが作ってくれた日本食(?)サーモンのボイル・白米・納豆・缶詰のキムチ。
うぅ~~ん久々の米~~~~~~美味い~~~~やっぱり私・・・にほんじ~ん
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で、ウェルカムケーキまで準備してくれてた。
あの甘えん坊なAちゃんが本当に1人暮らしをして大学に通っているか、イマイチ信じられなかったけど、しっかり頑張っているようで安心したよ。
夜遅くまでお喋りして、長いローマからリヨンへの移動日が終了。