・日本民主共和国連邦 (社会主義日本国家)
「にっぽん みんしゅ きょうわこく れんぽう」は日本民族解放統一戦線・ソビエト連邦が日本列島に設置する予定だった政権である。
第二次世界大戦後、ソビエト連邦は親ソビエトの社会主義政権、
「北日本人民民主連邦 UPDNN」を成立させた。
クレムリン(ソ連中央政府)及び日本人民革命運動(JPRM)は、関東地方、新潟県南部、北陸(大津・草津以外の滋賀県含む)
に日本民主共和国連邦を成立させ、さらに「大和人民民主共和国」をその東部に設ける計画だった。
(第1段階分割計画)
日本人民軍、郷土防衛軍、民間警察予備隊、海上保安総局が暴力装置として設置される予定だった。
北日本人民民主連邦は一党独裁だが、日本民主共和国連邦は社会主義や共和主義を掲げる政党ならば多党制が認めらる予定だった。
・第二段階分割計画
第二段階においては「北日本・日本・大和」の三つの勢力を、「東側諸国の中でライバル意識を持たせ競わせる」という
計画があった。
北日本人民民主連邦は親ソ連(というよりソビエトの指導下)におき、
日本民主共和国連邦は「日本の中のユーゴスラヴィア的な位置」におき独立させる。
大和人民民主共和国は中国共産党の影響下に置くというものだった。
・第三段階分断計画
第二段階が成熟するならば、第三段階では首都を長野県長野市に置き、日本列島は「日本人民民主共和国」として統一させる。
北海道は「イゾル自治ソビエト社会主義共和国」としてロシア連邦ソビエト社会主義共和国の一部とする。
琉球列島は中華民国に併合。
・計画の廃止
この計画は1973年、いわゆる「ブレジネフ密約」によりソ連軍占領地帯(北海道・留萌釧路ライン)が変換されると
廃止された。