外出自粛が叫ばれていますね。
漢字の通り、家に閉じ籠ってばかりの家内ですが、
久しぶりの暖かさを口実にちょいと近く(ほんの近くですよ)の散歩に誘いました。
そしたら、あらまぁびっくり!
去年よりも1週間早くマツバウンランが…。
何を隠そう、この花こそ、15年くらい前に僕をこの道に引きずり込んだ奴なんです!
ミッキーみたいな耳、白い綿みたいな盛り上がり。
第一めしべ・おしべはどこどこどこよ?
(白いポワポワの奥の小さな三角の穴の奥に隠れてます)
当時は名前すらわからずひたすらネットを駆け廻ったものです。
いやぁ、名前がわかっただけでもめちゃくちゃ嬉しかった!
アメリカ原産のオオバコ科マツバウンラン属。
なんでも太平洋戦争が始まった年に京都で見つかったとか。
日本がアメリカを攻撃していた頃、逆に日本侵略に乗り出してたんですねぇ。
(セイタカアワダチソウは戦後の小倉からですから、こいつこそ戦時のスパイ?)
ひょろひょろして風に揺れる姿は当初は珍しくて随分捜しまわったものでしたが、
意外にしぶとく繁殖力も備えているようで、
最近ではあちこちで見られるようになりました。
それも結構密集してくれてます。
初めて出会った頃、「今日はウンランちゃんに会えたよ~」と浮かれる僕をあきれ顔で見ていた家内も、
最近では「ウンランちゃん、ウンランちゃん」とそばでいってくれるようになりました。