4月後半から5月にかけ、感染拡大第4波の事態に。大阪では医療機関のひっ迫が報じられ救急搬送の困難事例が顕著に。大東でも件数を調べた結果、例外なく深刻さを示した。
大会の中止判断を求める世論も日に日に高まり、事前合宿、パラリンピックビューイングを計画どおり実行することに疑問を抱いた。6月議会一般質問で取り上げることを決め、事前の質問聞き取り・答弁調整でも、中止はほぼあり得ない反応。
再度確認
2021年予算:9,107万円。 感染対策として500万円を追加補正。(3月補正1次)
合計9607.5万円。(補正:国の感染対策/臨時地方創生交付金)
●事務業務委託料:8976.9万円+補正350万円=9326.9万円。うち350万は感染対策で国方針。
①事前キャンプは選手に関する経費として約2500万円。
②パブリックビューイングは交流事業費として約6500万円。(共に項目の概要金額。詳細不詳)
また、①に対し、感染予防に係る費用はホストタウン受け入れ感染対策で≒1100万円、補正の500万円の計1600万円+@の充当が見込まれる。
これだけの予算をつぎ込むのであれば、コロナ禍における市民生活応援を更に充実すべきであると考える。
質問日直前、最終の答弁情報を入手。1つはパラリンピックビューイングの中止が明記。当然の判断である。
駅前に多人数で試合観戦となると、昨秋の商品券交換の混雑どころではない感染拡大の危機は火を見るより明らかです。
また、泉佐野市では、ウガンダの選手団事前キャンプ到着と併せ、陽性反応があり、対応に追われる情報があった。コロンビアの感染状況を改めて調べると、6月は増加の傾向。結果(6月末、新規感染数7日平均で日に29,478人がピーク)
パンデミック(世界的大流行)開始以降、同国では感染者4,402,582人、死者110,019人が報告されている。これは危険と質問に臨んだ。
議会質問答弁では、事前キャンプは実施の意向。
(①での写真:議会だより記事と議事録参考)
市民の安全より国・IOC方針が重要の視点であることがうかがえた。
7月14日速報が入りました。受け入れ中止を表明する。しばらくすると議員への文章が配られた。(表題写真)質問で指摘した、コロンビアの感染状況、泉佐野のキャンプ受け入れに際しての感染例。当然の判断ではあるが、やっとご理解いただけたかと思います。
1年前の大会延期から、なぜ直近まで判断を要したか。1つは国とIOCの強行実施の対応。2つ大東市では、元祖?「公民連携」リードプロジェクト:公共施設の民間活用・運営がコロナ禍に対応できなかった。と云うことではないのでしょうか。
キャンプ受け入れ施設は確かスポーツ合宿施設機能が「売り」のはず。魅力発信の絶好の機会だが、感染対策に必要な個室完備ではないはずです。感染対策を強化となれば財源追加と突貫改修工事が必要になると考えるのです。そもそもこの元公共施設の活用をめぐっては市民の皆さんから多くのご意見を頂いた場所です。
今回、コロナ禍で単にオリパラ実施と市民の安全を問うだけではなく、コロナ禍後の市政の在り方を問うことに繋がる事前キャンプ中止への取り組みなのだと考えています。
おわり
大会の中止判断を求める世論も日に日に高まり、事前合宿、パラリンピックビューイングを計画どおり実行することに疑問を抱いた。6月議会一般質問で取り上げることを決め、事前の質問聞き取り・答弁調整でも、中止はほぼあり得ない反応。
再度確認
2021年予算:9,107万円。 感染対策として500万円を追加補正。(3月補正1次)
合計9607.5万円。(補正:国の感染対策/臨時地方創生交付金)
●事務業務委託料:8976.9万円+補正350万円=9326.9万円。うち350万は感染対策で国方針。
①事前キャンプは選手に関する経費として約2500万円。
②パブリックビューイングは交流事業費として約6500万円。(共に項目の概要金額。詳細不詳)
また、①に対し、感染予防に係る費用はホストタウン受け入れ感染対策で≒1100万円、補正の500万円の計1600万円+@の充当が見込まれる。
これだけの予算をつぎ込むのであれば、コロナ禍における市民生活応援を更に充実すべきであると考える。
質問日直前、最終の答弁情報を入手。1つはパラリンピックビューイングの中止が明記。当然の判断である。
駅前に多人数で試合観戦となると、昨秋の商品券交換の混雑どころではない感染拡大の危機は火を見るより明らかです。
また、泉佐野市では、ウガンダの選手団事前キャンプ到着と併せ、陽性反応があり、対応に追われる情報があった。コロンビアの感染状況を改めて調べると、6月は増加の傾向。結果(6月末、新規感染数7日平均で日に29,478人がピーク)
パンデミック(世界的大流行)開始以降、同国では感染者4,402,582人、死者110,019人が報告されている。これは危険と質問に臨んだ。
議会質問答弁では、事前キャンプは実施の意向。
(①での写真:議会だより記事と議事録参考)
市民の安全より国・IOC方針が重要の視点であることがうかがえた。
7月14日速報が入りました。受け入れ中止を表明する。しばらくすると議員への文章が配られた。(表題写真)質問で指摘した、コロンビアの感染状況、泉佐野のキャンプ受け入れに際しての感染例。当然の判断ではあるが、やっとご理解いただけたかと思います。
1年前の大会延期から、なぜ直近まで判断を要したか。1つは国とIOCの強行実施の対応。2つ大東市では、元祖?「公民連携」リードプロジェクト:公共施設の民間活用・運営がコロナ禍に対応できなかった。と云うことではないのでしょうか。
キャンプ受け入れ施設は確かスポーツ合宿施設機能が「売り」のはず。魅力発信の絶好の機会だが、感染対策に必要な個室完備ではないはずです。感染対策を強化となれば財源追加と突貫改修工事が必要になると考えるのです。そもそもこの元公共施設の活用をめぐっては市民の皆さんから多くのご意見を頂いた場所です。
今回、コロナ禍で単にオリパラ実施と市民の安全を問うだけではなく、コロナ禍後の市政の在り方を問うことに繋がる事前キャンプ中止への取り組みなのだと考えています。
おわり