Amagiri's blog

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RC Fのメーカーオプション選び & マイナーチェンジ情報

2019-02-25 13:53:17 | RC F

 

 

今回は私が契約したRC Fについてマイナーチェンジの話しを踏まえつつ、私が選んだオプション等について話をしてみたいと思います。

 

※以下はあくまで当方の個人的な意見、見解です。また、まだ正式発表前ですので仕様等は変更になる場合があります。それを踏まえてお読み下さい。

 

 

 


まず2019年5月に予定されているRC Fのマイナーチェンジの変更点についてざっと書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

・2018年10月31日にマイナーチェンジしたRCに準ずる変更(例えばエクステリアではヘッドライトの意匠変更、リアではコンビネーションランプの意匠変更、及びフルLED化、
インテリアではアナログクロック (GPS時刻補正機能付き)に変更等)

 

・新たなグレード“Performance Package”を設定

 

・ローンチコントールを装備

 

・シートマテリアルではアルカンターラ/セミアニリン本革の設定が無くなり、全てセミアニリン本革に。
シートカラーはブラック&アクセントオレンジがブラック&フレアレッドに変更
オーナメントパネル一部変更。
(“Performance Package”は除く。)

 

・ボディカラーではマーキュリーグレーマイカとラヴァオレンジクリスタルシャインが廃止

 

・エンジンの出力が481ps、54.6kgf・mにパワーアップ

 

・軽量化(-20㎏)

 

・アクセルレスポンスの強化

 

・走行性能の細かい改良

 

この中で、特に目新しいのは“Performance Package”の新設ですね。

 

ブレーキをカーボンセラミックにした他、装備をカーボンに置き換えることで軽量化した、まさにサーキットを少しでも早く走るために作られた仕様です。
このグレードでは実に70㎏もの軽量化が行われています。

 

ただし軽量化のため装備も省かれていて、シートもアルカンターラ/セミアニリン本革タイプでシートヒーター無し、チルト&テレスコも手動、ステアリングヒーターも無し、後席のアームレストも省かれています。
個人的にかっこいいなとは思うのですが私が求めている方向性とは違うので選択肢には入りませんでしたが、かなり走りに振ったり気合いの入ったモデルだと思います。

 

ちなみにお値段はLC500よりちょっと高いぐらいだったような気がします。
これ以外のグレードは後はMC前と同じく、“Carbon Exterior Package”と標準グレードの2種類。

 

 

 

 

 

個人的に今回のRC Fを選んだ理由は前回も少し書きましたが、「ドライブが楽しくなること。」「同乗者(妻)が快適に過ごせること。」「停まっているときは自分の部屋のようにくつろげること。」
「綺麗なデザインであること。」「故障が少ないこと。」
そして更に折角なので「ドライビングレッスンなどでサーキットをちょこっと走れる仕様」というのも加えてみることにします。

 

グレードは標準グレードを迷わずチョイス。
“Carbon Exterior Package”もかっこいいなとは思うのですが、ただRCの流麗なデザインを生かすのであればやはりボンネットやスポイラーもボディ同色の方が良いかなというのが大きな理由です。
あと個人的にサーキットでコンマ何秒を削るような走り方はしないのでそこまで軽量化は求めていません。

 

 

 

ボディカラーはNXと同じホワイトノーヴァガラスフレークを迷わずチョイス。
この色が好きというのもあるのですが、このカラーのRC Fなどを写真で見るとレーシングカーっぽいかっこよさとクーペの流麗さがうまく両立しているような感じがすること。
そしてディーラーの試乗車(RC)や認定中古車がこの色で、とても綺麗だったというのが理由です。

 

内装色は迷わずブラックをチョイス。

 


(MC前のカタログから抜粋)

 

MC前であればブラックかもしくはブラック&アクセントオレンジでちょっと遊びを入れても良いかなと思っていたのですが、MCでオレンジが廃止されブラック&フレアレッドになりました。
ただこの色の配色だとかなり汚れ目も目立つのと、RC F自体がブラック一色のインテリアなので統一感を考えてもブラックが合うのではと個人的に思いました。
無難と言えば無難ですが、逆に飽きが来ませんし、汚れも目立たなので迷わずこの色をチョイス。

 

ちょっと迷ったのがオーナメントパネル。
パワーウィンドウのスイッチ周りと助手席前に装着されているパネルです。
インテリアに占める面積はそんなに大きくないのですが、色によって結構インテリアの雰囲気が異なります。

 

こちらは標準で「シルバースターリングファイバー」、オプションで「カーボン」が選べるようになっています。
ちなみに「シルバースターリングファイバー」とは「シルバーカーボン」の事、「カーボン」は「ブラックカーボン」の事です。
どちらもいわゆるカーボン調ではなく本カーボンになります。

 

オプションのカーボンを選ぶと5万円ほどアップするのですが、パーツ単体で言うと何故か標準のシルバースターリングファイバーが高いらしい。
何とも不思議な仕様ですね。

 

カタログや中古車サイトのRC Fの写真を数多く集めて見ていましたが、写真ではイメージが掴みにくい。
また正直どちらのパネルにしても変ということは無いのでどちらにしても大きく外れるということは無いと思います。
なので妻や担当SCさん(以下、SCさん)に相談しつつ確認することにしました。

 

まず試乗車だったRC300h“F SPORT"のインテリアがブラック、そしてオーナメントパネルがシルバーだったことを思い出し、もう一度じっくり見せてもらうことにしました。

 

 

さてRCのインテリアを再度じっくり見てみることにします。
標準でブラックやブラウンのパネルが装着されているのですが、こちらの試乗車にはオプションで本アルミ(名栗調仕上げ / シルバー)が装着されています。
またシートカラーもブラックということで私が注文したRC Fとよく似た配色です。

 

インテリアを見た瞬間、「この配色の方が良い!」と直感で感じました。。
(このRCの本アルミよりシルバースターリングファイバーの方が少し複雑な造形ですが、基本的な配色は同じです。)

 

この部分のパネルをブラックカーボンにするとより完全に真っ黒なインテリアになってしまいます。
ワンポイントのアクセントとしてシルバースターリングファイバーを入れておくと、お洒落ですし逆にスポーティーな感じになります。
個人的に今まで所有した車のインテリアがこういうパネルを含めてブラックだったのもあり、アクセントを入れてみたいなと思っていたのですがこれはまさにうってつけ。

 

 

 

パワーウィンドウのスイッチ周りもかなりお洒落になります。

 

こちらがその「シルバースターリングファイバー」の見本パネルです。

 

 

いわゆるベタ塗りのシルバーやシルバーカーボン調とは違い、グラスファイバーも柄が整然と、しかも立体的に並んでおりとても上品かつスポーティーな雰囲気があります。
綺麗な輝きを放っていますが、かといって派手ということもなし。
RC Fのスポーティーな雰囲気によく合っていますし、ブラック内装との相性もとても良さそうです。

 

ということで内装はブラック、オーナメントパネルはシルバースターリングファイバー、ということで無事決まりました。

 

 

 

 

 

後はメーカーオプション。これはなかなか迷いました。
いろいろなオプションがありますが、長く乗ることも考えてしっかり考えて色々装着することにしました。
今回は装着しなかったオプションも含め全体的に説明したいと思います。

 

 

 

ボディカラー(ラディアントレッドコントラストレイヤリング、ネープルスイエローコントラストレイヤリング、ヒートブルーコントラストレイヤリング)・・・装着しませんでした。

 

レクサスは殆どのメーカーで有料色になっているパール系のホワイトは無料ですが、この3色だけは有料です。
ただ有料なだけあってかなり綺麗な色だと個人的に思います。
特ににラディアントレッドコントラストレイヤリング、ヒートブルーコントラストレイヤリングはお勧め。

 

ただ私はやはりホワイトノーヴァガラスフレークが気に入っていますのでこの色にしました。
ホワイトながら光に当たるとまるで宝石のように光る凄く綺麗なホワイトカラーです。
あとやはりホワイトだと飽きが来ないというのも大きいですね。

 

 

 

ホイール・・・フロント255/35ZR19+リヤ275/35ZR19タイヤ&鍛造アルミホイール(BBS製・ポリッシュ仕上げ・スパイラル10本スポーク)を装着しました。

 


(MC前のカタログから抜粋)

 

当初、個人的に標準のホイールでもでもBBS製だし別に買えなくても標準でもいいのではと思っていたのですが、SCさんがの強い勧めもありカタログを見たところ、
確かにオプションのホイールはかなり魅力的。
標準も悪いデザインではないですが、ちょっと地味な感じであまりスポーティーな感じも受けなかったです。
それなら最初から+αで済むメーカーオプションの段階でホイールを変更することにしました。
(ちなみにメーカーオプションのホイールを4本後で購入すると50万円近くするらしいです。)

 

ちなみに当初決めていたのは、右から2番目のスパイラル10本スポークタイプ。
ガンメタですし、RC Fにはピッタリかなと思っていました。

 

しかし・・・いろいろRC Fの写真を見ているうちに1番右のポリッシュ仕上げ・スパイラル10本スポークが気になってきました。
華やかですが派手では無く、またカタログの「職人が1本ずつ手作業で・・・」というところに魅力を感じました。

 


(MC前のカタログから抜粋)

 

ただ嫁さんに聞いたところ「ポリッシュっていったらかなりピカピカするんじゃない?下品な感じにはならない?」と渋い顔。
試乗したLC500 “S package”が全面ポリッシュ?のようなホイールだったのであまり気に入らなかったとのこと。
SCさんにも聞いたところ、「これは完全に好みですね。」と。
そりゃそうですよね(笑)

 

ということでインテリアのオーナメントパネルと同じく中古車サイトなどを見てポリッシュ仕上げとポリッシュ仕上げでないホイールを履いたRC Fの写真を多数集めて見比べることに。
ボディカラー、色々な方向や光の加減から検討してみました。

 

その結果少なくとも下品な感じでは全く無く、いわゆる「ワンポイント的」な感じで立体感が増すような感じになりますが、
逆にポリッシュなしだとちょっと地味?に感じなくもないという結論に至りポリッシュ仕上げにすることにしました。

 

最終的にSCさんにも確認したところ敢えて言うのであればNXの “I package”のオプションホイールに近い感じというとのこと。

 


(NXのカタログから抜粋)

 

妻にもディーラーに置いている実車を見せたところ「この形なら逆にポリッシュの方が良いかも。」となり無事ポリッシュタイプに決まりました。

 

 

 

F専用オレンジブレーキキャリパー (フロント・リヤ)・・・装着しました。

 


(MC前のカタログから抜粋)

 

フロント6POT、リア4POTのブレンボブレーキが良い感じに引き立ち華やかになります。
後で塗るとなると大事ですし、オレンジの色がホワイトのボディといいコントラストになっていてこれは迷わず装着。

 

 

 

クリアランスソナー&バックソナー・・・装着しました。

 

仕事で狭い道も走る事もあるので、これがあれば安心です。
またRCのソナーのセンサーは以前乗っていたISに比べると目立ちにくくなっているのもポイントが高いですね。

 

 

 

TVD・・・装着しました。

 


(MC前のカタログから抜粋)

 

走行性能に関わる部分なので装備したいのですが、オプションで40万円以上。
果たしてその価値はあるのかどうかということでかなり悩みました。
ちなみにSCさんは「あくまで+αの装備ですので無いからといって走行性能が下がるということはありません。RC Fも年改でリアのトラクションがかなり良くなってきています。
ちなみにサーキットで本格走行される方はない方が走りやすいという人は多いみたいですね」と。

 

TVDとは後輪左右の駆動力を最適に電子制御する装置で、どのような効果があるのか色々調べていると
「これを装着しているとコーナリングが楽しい」など魅力的な感想(?)に加え「フロントヘビーなので重量バランスが良くなる」という副次的効果もあるようです。(TVDが40㎏あることに加え後部に取り付けられるため。)
ただ確かに本格的にサーキットを走っていると少し不自然な動きになるとかならないとかそういう感想も確かにありました。

 

いろいろ考えた末、サーキットでコンマ何秒を削るように走る事はありませんし、それより一般道や高速道路を気持ちよく走れるのであれば装着しておいても損は無いかなと思い装着することにしました。

 


 

ムーンルーフ (チルト&アウタースライド式)・・・装着しませんでした。

 

個人的に今までの愛車でムーンルーフを装着したことがありませんし、装着してもすぐ飽きが来るだろうということで特に検討しませんでした。
あと最近はあまりボディ剛性に関係が無いとも言われていますが、やはり車体に大きな開口部を作りたくないというのも大きな理由です。

 


“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム (RC F専用チューニング)・・・装着しました。

 


(MC前のカタログから抜粋)

 

ISの時は装着、NXの時は主な用途が仕事で使うことが主ということで装着しませんでしたが、音質は十分でした。
ではなぜRC Fでは装着することにしたかというと、カタログを見ていると結構標準のプレミアムサウンドシステムとの差がありそうだったというのが理由です。

 


(MC前のカタログから抜粋)

 

スピーカーの数は勿論の事、マークレビンソン独自の機能として圧縮音源の失われた情報や帯域幅を再構築する「Clari-Fi(クラリファイ)」という機能が搭載されています。

 

ウォークマンでもDSEEという似たような機能がありますが、あるのと無いのではMP3/AACを再生する時に大きく違ってきます。
最近のオーディオは圧縮音源が主流なのでこれは有り難い機能です。

 

勿論安い値段では無いですが、ISの時も装着しており、この時もかなり満足度の高いオプションでした。

 

 

またLEXUSの車の場合、仮に標準のプレミアムサウンドシステムであっても後でアフターパーツやショップで音質アップさせることは相当難しいので、
それなら最初からできるだけ高音質なオーディオを選んでおきたいというのがあります。

 

ちなみにこれらに加えてMC後のRC Fにはメーカーオプションが増えています。

 

カーボンフロントスポイラー
カーボン大型ロッカーフィン
カーボンリアディフューザー
チタン4連エキゾーストマフラー

 

上記のカタログに写真がありますが、いわゆる本格派「エアロパーツ」ですね。結論から言えばこれらは装着していません。

 


個人的に当初「カーボンリアディフューザー」だけ取り付けるつもりでした。
これは何故かと言えばMC後のRC Fはリアディフューザーがボディ同色になっており、ホワイトカラーのボディだとその部分だけ白になってしまうので変かな?と思ったからです。

 

ただよく考えてみてまたサンプルを見てみると、標準のデザインでも普通に格好いいですし(嫁さんとSCさんも同意見でした。)、あとディフューザーだけカーボンにするのも変な気分です。
するならこれら全てを装着したいですね。
またもし気に入らないのならディフューザーだけ周りに合わせて塗装しますよという
SCさんのアドバイスもあり先に書いたTVDに変更する形で取り付けは見送りました。

 

あとどちらにしても雰囲気的にスポーティーな感じにはなりますが、流麗なRC Fのデザインがちょっと失われる気がします。
チタンマフラーも標準でもかなり大きな大人のでこれ以上の音量アップはちょっと・・・という気持ちがあり検討しませんでした。

 

更に先日のブログにもちょっと書きましたが、うちの駐車場が車高がギリギリなのでエアロパーツは基本的に擦ると考えておいた方がいいです。
流石に本カーボンのエアロをガリガリ擦ってしまってすぐに修理や交換という訳にはいきません。

 

ちなみに上記のカーボンの3点セット+チタンマフラーを合わせると200万円弱になります。
やはり本物のカーボンは良い値段がしますね。

 

 

 


基本的にRC Fは安全装備も含めフル装備ですので、メーカーオプションについても「+α」という感じのものが殆どです。
それもあってつけた方が良いけど効果の程はというところで悩みました。
ただ中途半端にしておくと後で後悔するので、悩むだけ悩んでいい結論が出せたと思っています。
これも車を買うときの楽しい悩みですね。

 

ということでメーカーオプション選びとRCのMC情報でした。