goo blog サービス終了のお知らせ 

アメコミとラーメン

EmmaのCYCLOPSに対する気持ちが良いね、Uncanny X-MEN 641~642号


SPIDER-MANの次に読んだのはUncanny X-MEN (“UX”)。今月はUncanny X-MEN 641(19)、642(20)号。

筋書をMatthew Rosenberg、641号の画をCarlos Villa、Carlos Gomezと先月画を描いたやつらに加え、Bob Guinnが、642号の画をSalvator Larrocaが担当。インクは多数。両号の彩色をGuru-eFXが担当。添付画像はWhilce Portacioが描く642号の表紙。Dark Beastの持つ注射器にX-MENが囚われている。デザインが良かったのでこっちにしたけど、641号の表紙のEmmaも可愛い。

まずは粗筋から。641号では、政府組織O.N.E.のCallahanに脅され、Emmaがミュータントを裏切り続けてきたこと、その道具にX-MENも使われていたことがわかる。642号では、敵方CortezやShinobi Shawによって裏切りがX-MENにも伝えられるが、CYCLOPS達は気付いたか。一方、協力する振りを見せつつ、ミュータントの力が目覚める前の子供たちの命を奪うワクチンをDark Beastがばら撒く。

UX 641号のクライマックスは、EmmaとCYCLOPSとの再会の1ページかな。まだ彼女は彼のことが好きだし、彼と一緒にいるためだったら何でもする感たっぷり。そして、目的のため、彼女の気持ちだけを彼に伝え、彼の記憶を奪い去ったのは流石。別れ際の涙も含めよく出来ている。

その次のページでElixirとEmmaの会話。”But you love him.” “That was a long time ago, you simple boy.” Emmaらしい強がり。RosenbergはEmmaのことがよくわかっている。

WOLVERINEの記憶からもEmmaは消えたはずなのに、流石healing factorが失われた記憶さえも治してしまうのは凄い。そんな彼のEmmaを前にしての台詞。”I’m going to take it slow so that I can savor it.” It はEmmaを殺すもしくは叩きのめすということかな。(恐らく前者)

それを傍で見ているMr. Sinister の台詞も好き。“Oh this day keeps getting more and more delightful.”

UX 642号の中で好きな台詞。敵方の一人SienaとIllyanaの会話。S “With training you could be our equal. But instead what did you do?” I “I made friends.” 自分の力を過信するSienaに対し、X-MENはチームワークで敵を唐キことを示す。まーそれを視覚的にも証明するんだけどね、漫画だから。

Dark Beastの裏切りは、もうこいつらしくて好き。簡単に信じちゃうX-MENの面々はどうかと思うが。

642号の最後に、EmmaがCYCLOPSにテレパシーで接触するシーンは良いな。何かに心を奪われ、ぼーっとしているCYCLOPSのコマの次に、Emmaの声が聞こえてくるコマ割りが効果的。

Rosenbergの担当になってから、X-MENを読んでいるのが本当に楽しい。次号が待ちきれない気持ちは何年振りなんだろう。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「アメコミ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事