何年か前の…1月の末。
大好きなミュージカルを観に、一人で横浜へ出かけたときのこと。
開演時間まで、赤レンガ倉庫を散策したり。
お一人さまランチをしてみたり。
久しぶりに聞く彼の歌声が
あまりにも近くて、歌声が手に届きそうだったのに…
公演後の限定イベントには参加せず、
あなたとの待ち合わせのために、電車に乗ったの。
ただ、あなたに逢いたかったんだ。
ずいぶん、わたしの中であなたの占める割合が大きくなっていたよね。
…でも、あの時よりも
ずっと深く、そして穏やかに
今、あなたを想っています。
もう、どうすることもできないけど。
もう、どうすることもできないのだから、
このまま、そっとしておくね。
そっと、このまま。