過去2回ともフラれ
今回ようやく食べることができました。
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金沢市堀川町、JR金沢駅前でラーメン大河さんの近く。
丸三(まるさん)らーめん
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間口一間、3坪程度の極小店舗。スタンドバーみたい、
店主いわく「うちはラーメン屋でなく屋台です」
駐車場は無く、営業時間は18:00から02:00となっていますが
〆のラーメン、呑んだお客が中心となるので
実際お店が開くのは19:00過ぎです。
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店内は厨房に正対するカウンター5席と
背中合わせに壁に向かって5席(中待ち席かと思った)がぎゅっと詰め込まれている。
もちろん店主一人での営業。
厨房から一切出なくても対応できるシステム。
水はセルフで紙コップ。洗い物を減らす工夫。
配膳もしません、出来上がったら客が取にくる。
とにかくオペレーションの最適化が図られています。
すなわちコストの削減。
この若き店主は2・3年前に丸三らーめんの創業者から営業の権利を引き継いだそうだが
その経緯が面白い。
他の事業から転業してラーメンを一から勉強したそうで、今では本業になっている。
かなり勉強熱心で、ラーメンに向き合う姿勢も積極的と感じるが
持ち前の話術でそんな苦労は表に出さない。
家庭や家族も大切にしながら、夢に向かって努力している姿に共感する。
ぜひ、目標を達成してもらいたいものだ。
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さてこちらのメニューですが
基本出汁は、鶏がらの清湯スープ。
イチオシメニューはニンニクらーめん
仕事帰りのサラリーマンのスタミナ補給に大人気だそうです。
2番目は鶏塩らーめん(塩らーめん)親鶏の直火焼きがトッピングされています。
中華そば(スタンダード昔ながらの屋台の中華そば)
金沢和風らーめん(くせのない煮干しの風味豊かならーめん)
そのほかに
店主気まぐれメニューの濃厚ラーメンというのがあるらしいが
手間が掛かりすぎるので
ごくまれにしか作らない様子。
常連さんでないとありつけないメニューですね。
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鶏塩そば 780円(込)
店主の以前の仕事が焼き鳥屋だったと言うだけあって
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鉄板焼き(フライパンで代用 (笑))の鶏肉は旨い。
鶏がら出汁であっさり塩味のラーメンに
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塩コショウで味付けした鶏肉がマッチングしています。
ワカメは塩ラーメンにはOK?ですね。
白ゴマを振りかけ出来上がり。
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麺はすべてに共通なツルっとした黄色い玉子麺。
硬めの茹で加減がいいです。
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金沢和風らーめん 780円(込)
基本の中華そばが680円(込)なので
それ以外は一律100円増し、です。
出汁と麺は当然ながら共通。
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金沢と冠するあたり
県外のお客を意識したメニュー。
興味を惹く戦略です。
甘口の濃口醤油に魚介の風味が効いて、
上品とは言えないけれど、それらしさはあります。
炒め野菜のコクと旨みが、店主の好みだそうで
野菜ラーメンにならない程度の量がトッピングされています。
したがって、炒め油がくどくならない絶妙なバランスで
味に深みを与えています。
店主は「うちはラーメン屋じゃないのでガッツリ評価なんかしないで下さい」と念を押された。
「屋台らーめん」と言い切って、肩肘張らない余裕にちょっと魅力を感じました。
いい出会いの時間を過ごしました。
ごちそうさまでした。